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左京区・区民の誇りの木 左京区のみどり

ページ番号21612

2024年7月29日

左京区のみどり

 平成11年度に区制70周年を迎えた左京区は、南は岡崎から北は佐々里峠まで、南北に長く、市域の約40%に相当する広大な面積を誇ります。

 「区民の誇りの木」に選ばれた101件の樹木のうち、社寺及びその関連施設に育つものが全体の半数を占めています。

自然が豊かな北部地域

 広河原や久多、花脊などの北部地域には、アカマツやコナラ、スギやヒノキの林が拡がっています。こうした豊かな自然に囲まれて、大川神社のスギや思子淵神社のモミの大木などが育っています。その大きさに、地元の人々によって大切に守られてきた歴史を感じます。

 

京都府立植物園の写真

京都府立植物園

伝説とともに守られてきた樹木

 松ケ崎から下鴨、北白川にかけては多数の神社が存在します。新宮神社の鳥居脇にそびえるモミや、下鴨神社の「糺の森」に育つツブラジイ、鷺森神社のスギなどはいずれも大木で、神木としてまつられていたり、伝説や逸話とともに受け継がれ、歳月を重ねています。こうした木のたたずまいに、先人が守り育てた思いを現代へと受け継いできた努力を垣間見ることができます。

公共施設と樹木

 京都大学や京都精華大学をはじめとする大学や、国立京都国際会館や京都会館などの公共機関が多いことも左京区の特徴です。
 誇りの木に推薦されたもののなかにも、岡崎公園や府立資料館などに育つ樹木が数多く含まれていました。こうした公共施設に育つ樹木の多くは明治以降に植樹されたものですが、京都会館前のケヤキや市立美術館のヒマラヤスギなど、大木に育っています。

琵琶湖疏水と緑の帯

 琵琶湖疏水は京都に新たな産業と文化をもたらしました。疏水沿いに育つ樹木の多くは、明治以降に植樹されました。岡崎を流れる疏水のほか、下鴨方面に北上する分線にも植樹がなされ、緑が帯のように続いています。水と緑が織りなす空間は、季節感あふれる散策路として地域の人々に親しまれています。
 「区民の誇りの木」の選定基準として、「公の場所から普通に見える樹木」であることが一つの条件となっています。公共施設に育つ緑は、通りからも気軽に観賞することができます。建物と一体になって、まちかどのランドマークとして親しまれています。
 区内に点在するこうした緑を結ぶ役割を担っているのが、琵琶湖疏水や賀茂川、高野川に沿って育つソメイヨシノの並木です。

 

琵琶湖疏水の写真

琵琶湖疏水(第一疏水)

お問い合わせ先

京都市 建設局みどり政策推進室

電話:075-222-4114

ファックス:075-212-8704

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