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「KYOTO地球環境の殿堂」未来会議探究フィールドワーク始動

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2025年6月3日

6月8日より順次、3つの探究フィールドワーク(1回目)を実施

「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会、京都環境文化学術フォーラムでは、今年度、京都議定書発効20周年、「KYOTO地球環境の殿堂」創設15年目の節目を迎えることから、殿堂入り者と若者などが地球環境について議論・提言する「国際会議」に加え、初の試みとして京都1200年の歴史の中で共存してきた文化と自然環境の関係について、高校生、大学生が3つのワークショップに分かれて探究し、「未来への提言」として世界に発信する「未来会議」を開催します。

この度、未来会議プロジェクトとして、「古来文学」、「伝統産業」、「森里海」の3つの探究フィールドワーク(1回目)を6月に実施します。

なお、各フィールドワークの2回目は8月に実施予定ですので、詳細については7月下旬に報道発表します。

未来会議 探究フィールドワーク(第1回)

1 「古来文学」探究プロジェクト

ねらい

日本特有の文学である古来文学には、自然への敬意や自然との調和を重んじる精神性など、現代の環境課題の解決にもつながる心の在り方が含まれる。
本フィールドワークから、古来文学に息づく古来の人々の心の在り方等に触れ、考察を深め、学び取った内容、気づきを「未来への提言」につなげていく。

開催日

6月21日(土曜)(1回目)

コーディネーター

吉川 成美 氏(総合地球環境学研究所上廣環境日本学センター長・特任教授)

参加者数

40名

行程等

10:00~(120分)
場所:京都学・歴彩館小ホール
内容:古来の自然と人との関わりにおける世界との比較や、古来文学における動植物の描かれ方、著者との触れ合い等    について学習

13:00~(60分)
場所:府立植物園
内容:古来文学に描かれている植物について解説を受けながら実際に観察

14:00~(90分)
場所:府立植物園 会館2階多目的室
内容:振り返り(学びのワークシート作成)

15:30 解散

(注釈)次回、2回目は8月2日(土曜)に、和歌づくり、虫の音鑑賞、御所・迎賓館見学、和菓子づくり体験等を実施予定。

2 「伝統産業」探究プロジェクト

ねらい

国内で古くから使用されてきた天然塗料「漆」は、伝統産業を守りながらも時代のニーズに対応した新たな挑戦がされている。
本フィールドワークから、産地の現状や自然と人間の関係性(生態系)を学ぶことで考察を深め、学び取った内容、気づきを「未来への提言」につなげていく。

開催日

6月22日(日曜)(1回目)

コーディネーター

阿部 健一 氏(総合地球環境学研究所上廣環境日本学センター客員教授)

参加者数

20名

行程等

場所:堤淺吉漆店 Und.

10:30~(90分)

内容:伝統産業や天然塗料として使用されてきた「漆」についての学習や漆精製の工場見学


12:45~(45分)
内容:拭きうるし体験

13:30~(90分)
内容:「漆」産業の現状や「うるしのいっぽ」の取組について参加者と対話、振り返り(学びのワークシート作成)

15:00 解散

(注釈)次回、2回目は8月3日(日曜)に、漆を植樹している森の見学等を実施予定。

3 「森里海」探究プロジェクト

ねらい

古来より日本人は、森を適切に管理し育み、海の豊かさを保ちながら恵みを享受する、森里海が一体となった持続可能な暮らしを実現してきた。
本フィールドワークで、古くから実践されてきた森の管理や持続可能な漁法等に触れ、実践することで考察を深め、学び取った内容、気づきを「未来への提言」につなげていく。

開催日

6月8日(日曜)(1回目)

コーディネーター

浅利 美鈴 氏(総合地球環境学研究所 教授)

参加者数

20名

行程等

10:00~(60分)
場所:ハピろー!の森 京都 木工研修館(南丹市)
内容:森林の公益的機能や保全の必要性等について学習

11:00~(60分)
場所:ハピろー!の森 京都 観察の森(南丹市)
内容:散策路沿いの森林の整備体験

14:10~(30分)
場所:川の駅 亀岡水辺公園
内容:昔と比較した人と川の関係性やごみ拾いにおける環境への影響等について学習

14:50~(90分)
場所:川の駅 亀岡水辺公園
内容:ゴムボート乗船によるごみ拾い(乗船場:川の駅亀岡水辺公園、下船場:保津川ラフティング場)

16:40~(60分)
場所:Circular Kameoka Lab(亀岡市)
内容:環境保全の重要性について学習、振り返り(学びのワークシート作成)

17:40 解散

(注釈)次回、2回目は8月18日(月曜)、19日(火曜)に、研究施設の見学、定置網漁業体験等を実施予定(宿泊有)

参考「KYOTO地球環境の殿堂」未来会議の概要

参加者

計80名(府内の高校生(43名)、大学生(37名))

未来会議プログラム

探究プロジェクト

「未来への提言」発信に向け、以下3つのテーマに分かれ、探究プロジェクトを実施。

  • 「古来文学」探究プロジェクト
  • 「伝統産業」探究プロジェクト
  • 「森里海」探究プロジェクト
古来文学プロジェクトイメージ画像
伝統産業探究プロジェクトイメージ画像
森里海プロジェクトイメージ画像

考察、まとめ

参加者が集まり、各々が得た学びを共有し、「未来への提言」を考察。

  • 開催日:8月23日(土曜)
  • 場所:京都テルサ 中会議室(京都府京都市南区東九条下殿田町70)

「KYOTO地球環境の殿堂」国際会議

「未来への提言」を「KYOTO地球環境の殿堂」国際会議の場にて発表。

  • 開催日:令和7年9月20日(土曜)
  • 場所:国立京都国際会館(京都市左京区岩倉大鷺町422 番地)

これまでの取組状況

キックオフイベント(EXPOKYOTO MEETING~和のこころと地球の未来~)を4月23日に開催し、以下内容を実施

参加学生(2名)による未来会議への意気込みの発表

山極壽一氏(「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会会長)、エゴ・レモス氏(第10回KYOTO地球環境の殿堂殿堂入り者/10周年記念特別賞)や中村桂子氏(第14回KYOTO地球環境の殿堂殿堂入り者)より参加者に向けたエール 等

お問合せ先

本取組に係る内容につきましては、いずれかにお問い合わせください。


京都府総合政策環境部脱炭素社会推進課

電話:075-414-4830

京都市環境政策局地球温暖化対策室
電話:075-222-4555

報道発表資料

発表日

令和7年6月3日

担当課

環境政策局地球温暖化対策室(電話:075-222-4555)

報道発表資料

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お問い合わせ先

京都市 環境政策局地球温暖化対策室

電話:075-222-4555

ファックス:075-211-9286

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