「KYOTO地球環境の殿堂」未来会議プロジェクト始動
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2025年4月17日
「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会、京都環境文化学術フォーラムでは、今年度、京都議定書発効20周年、「KYOTO地球環境の殿堂」創設15年目の節目を迎えることから、殿堂入り者と若者などが地球環境について議論・提言する【国際会議】に加え、初の試みとして京都1200年の歴史の中で共存してきた文化と自然環境の関係について、高校生、大学生が3つのワークショップに分かれて探究し、「未来への提言」として世界に発信する【未来会議】を開催します。
未来会議に参加する高校生・大学生を5月2日(金曜日)まで募集しています。また、キックオフイベントを4月23日(水曜日)に万博会場にて開催します。
1「KYOTO地球環境の殿堂」未来会議プロジェクトの参加者募集
募集期限:令和7年5月2日(金曜日)
対象:府内の高校生、大学生
定員:60名(先着順)
参加費:無料
申込:HP(https://www.pref.kyoto.jp/earth-kyoto/annai/index.html)よりお申込みください。

2 キックオフイベント(「EXPO KYOTO MEETING~和のこころと地球の未来~」)
●日時:令和7年4月23日(水曜日)午前10時~午後6時45分 ※EXPO KYOTO MEETINGの第2部第1セッション(午前11時~12時45分)で実施
●場所:万博会場EXPOホール「シャインハット」(大阪市此花区夢洲)
●内容
・京都学生祭典 京炎 そでふれ!
京都学生祭典大学生 約70名によるパフォーマンス
・京テキ・スタイル ショー
京都議定書誕生の地から、ふろしきを使ったパフォーマンスで持続可能な世界と未来を提案
・トークセッション
山極 壽一氏
中村 桂子氏(第14回KYOTO地球環境の殿堂 殿堂入り者)
寺田 宜弘氏(ウクライナ国立バレエ芸術監督)
エゴ・レモス氏(第10回KYOTO地球環境の殿堂 殿堂入り者)
・「KYOTO地球環境の殿堂」未来会議の概要説明
浅利 美鈴氏(総合地球環境学研究所教授、「KYOTO地球環境の殿堂」未来会議コーディネーター)
・参加学生による未来会議への意気込みの発表
・山極 壽一 氏、中村 桂子氏、寺田 宜弘氏、エゴ・レモス氏より、世界の若者に向けたメッセージ
●取材について
取材を希望される場合は、可能な限り前日までに、以下「問合せ先」まで御連絡ください。
【問合せ先】
大阪・関西万博きょうと推進委員会事務局(京都市 産業観光局 産業企画室内)
〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
TEL:075-222-3325 FAX:075-222-3331
メール: [email protected]
3 未来会議プログラム内容
オリエンテーション
「KYOTO地球環境の殿堂」未来会議プロジェクトに参加する学生等が集まり、各フィールドワークから未来への提言に向けた方向性について議論。
日時:5月18日(日曜日)場所:京都テルサ 中会議室(京都府京都市南区東九条下殿田町70)
探究プロジェクト
参加学生が、国際会議での提言に向け、以下3つのテーマで探究プロジェクトを実施。
1.「古来文学(随筆)」探究プロジェクト
日本独自の古来文学に触れ、当時の人間と文学に登場する動植物がどのような関係性を保っているのか、古来の文化と自然の共存・調和の事例やその現状を探究。
- 場所:府立京都学・歴彩館、府立植物園(左京区)等
- 内容:和歌づくりや作法の解説、植物園内観察 等
- 場所:嵯峨嵐山(桂川河川敷)(右京区)、京都御苑内、京都迎賓館等(上京区)
- 内容:和歌づくり、和菓子づくり体験、虫の音の鑑賞、御所・迎賓館見学 等
2.「伝統産業」探究プロジェクト
国内で古くから使用されてきた天然塗料「漆」について、伝統技術を守りながらも時代のニーズに対応した新たな挑戦を学びつつ、産地の現状や自然と人間の関係性(生態系)を探究
◆日時:6月22日(日曜日)
- 場所:堤淺吉漆店(下京区間之町通松原上る稲荷町540番地)
- 内容:工房見学、ふき漆体験 等
◆日時:8月3日(日曜日)
- 場所:合併記念の森(右京区京北熊田町)
- 内容:原材料産出地の見学 等
3.「森里海」探究プロジェクト
食料や木材などを供給し、人と自然の共生の暮らしが営まれてきた森里海について、古来からの資源循環の仕組みや生態系保全の事例やその現状を探究。
◆日時:6月8日(日曜日)
- 場所:ハピろー!の森 京都(南丹市日吉町天若上ノ所25番地)、保津川(亀岡市)
- 内容:森林生態等の学習、雑木伐採、ゴムボート乗船によるごみ拾い 等
◆日時:8月18日(月曜日)~19日(火曜日)※宿泊有
- 場所:府海洋センター(宮津市宇田井小字大池382)、栗田漁港(宮津市)等
- 内容:講義、研究施設の見学、定置網漁業体験 等
考察・まとめ
3つの探究プロジェクトの参加者が集まり、それぞれが得た学びを共有し、地球のあるべき姿についての「未来への提言」を考察
日時:8月23日(土曜日)場所:京都テルサ 中会議室(京都府京都市南区東九条下殿田町70)
4 「KYOTO地球環境の殿堂」国際会議
高校生、大学生が探究プロジェクトを通じて得た「未来への提言」を「KYOTO地球環境の殿堂」国際会議の場にて発表
日時 令和7年9月20日(土曜日) 午後1時~5時20分(予定)場所 国立京都国際会館(京都市左京区岩倉大鷺町422番地)
お問合せ先
京都市環境政策局地球温暖化対策室(電話:075-222-4555)
京都府総合政策環境部脱炭素社会推進課(電話:075-414-4830)
報道発表資料
発表日
令和7年4月17日
担当課
環境政策局(地球温暖化対策室 075-222-4555)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 環境政策局地球温暖化対策室
電話:075-222-4555
ファックス:075-211-9286