第15回「KYOTO地球環境の殿堂」殿堂入り者の表彰式及び 「京都環境文化学術フォーラム」国際シンポジウムの開催
ページ番号332099
2024年9月10日
「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会及び京都環境文化学術フォーラムでは、世界で地球環境の保全に著しい貢献をされた方々を顕彰するため、「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式を開催するとともに、殿堂入り者等を囲む国際シンポジウムを開催します。
1 開催概要
日時:令和6年10月14日(月曜日・祝日)午後1時~5時
場所:国立京都国際会館 RoomA(定員:一般来場650名)
(〒606-0001 京都市左京区岩倉大鷺町422)
参加費:無料(申込不要)
2 表彰式等
(1)「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式(午後1時~1時45分)
○内容
- オープニングアトラクション(京都フィルハーモニー室内合奏団の演奏)
- 主催者挨拶 京都府知事 西脇 隆俊、京都市長 松井 孝治 ほか
- 殿堂入り者表彰式(認定書授与)
○殿堂入り者
- 公益社団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)研究顧問
甲斐沼 美紀子 氏 - ケンブリッジ大学 フランク・ラムゼイ記念名誉教授
パーサ・ダスグプタ 氏(ビデオメッセージ) - 山階鳥類研究所 名誉顧問
山岸 哲 氏
○授与者
- 「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会
会長
山極 壽一 氏(総合地球環境学研究所 所長)
(2)「京都環境文化学術フォーラム」国際シンポジウム(午後2時~5時)
○テ ー マ
地球と人間が共存する未来~ネイチャーポジティブの実現へ~
○内容
- 殿堂入り者記念講演
甲斐沼 美紀子 氏、パーサ・ダスグプタ 氏(ビデオメッセージ)、山岸 哲 氏 - 府内高校生による気候変動ピッチセッション
※気候変動に関する専門家の方々による3回の勉強会を通じて理解を深めた府内高校生(最大20名)より1~2分程度のプレゼンテーションを実施。 - 殿堂入り者とのトークセッション
※パーサ・ダスグプタ 氏と宇佐美 誠 氏(京都大学大学院地球環境学堂 教授)との対談映像を上映 - パネルディスカッション「持続可能な未来を描く」
パネリスト:甲斐沼 美紀子 氏、山岸 哲 氏、山極 壽一 氏、府内高校生
コーディネーター:吉川 成美 氏(総合地球環境学研究所上廣環境日本学センター センター長・特任教授)
3 主催
「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会
(京都府・京都市・京都商工会議所・環境省・大学共同利用機関法人
人間文化研究機構 総合地球環境学研究所・公益財団法人国際高等研究所・公益財団法人国立京都国際会館)
「京都環境文化学術フォーラム」
(京都府・京都市・京都大学・京都府立大学・大学共同利用機関法人
人間文化研究機構 総合地球環境学研究所・大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国際日本文化研究センター)
4 問い合わせ先
「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会事務局/京都環境文化学術フォーラム事務局
(京都府総合政策環境部脱炭素社会推進課内)
TEL:075-414-4830
FAX:075-414-4705
メール:[email protected]
【参考1】 第15回殿堂入り者の経歴
(1) 甲斐沼 美紀子 氏(1950年生/日本)【公益社団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)研究顧問】
パリ協定で合意された「2℃目標(努力目標 1.5℃)」をうけて、IPCCが2018年に発表した1.5℃特別報告書は、2℃と1.5℃の気温上昇による影響の違いが大きい事を示した。その執筆者の一人として、パリ協定の長期目標を2℃から1.5℃に強化する知見を広めた。
(2) パーサ・ダスグプタ 氏(1942年生/イギリス)【ケンブリッジ大学 フランク・ラムゼイ記念名誉教授】
人口や、消費、生物圏域における結びつきから経済学を発展させることを目指し、40年にわたる研究を続け、「生物多様性の経済学」を完成させた。その他にも、「Economics
Theory and Exhaustible Resources」を執筆するなど、新たな環境経済学の指針を提示している。
(3) 山岸 哲 氏(1939年生/日本)【山階鳥類研究所名誉顧問】
マダガスカル共和国のオオハシモズ類の種分化に関する研究に従事し、日・マ両国語併記における『鳥類フィールドガイド』をマダガスカル共和国の子供たちに発刊・寄贈するなど、島の生物多様性生成の解明に寄与した。また、鳥類の繁殖行動の研究に携わる多くの研究者を育成するなど、国内外において「行動生態学」の発展に大きな貢献を担った。
【参考2】過去の殿堂入り者
第1回 |
ワンガリ・マータイ 氏(ケニア共和国) |
第2回 |
原田 正純(はらだ まさずみ)氏(日本) |
第3回 |
レスター・R・ブラウン 氏(アメリカ合衆国) |
第4回 |
エイモリー・B・ロビンス
氏(アメリカ合衆国) |
第5回 |
宮脇 昭(みやわき あきら)氏(日本) |
第6回 |
畠山 重篤(はたけやま しげあつ)氏(日本) |
第7回 |
ハーマン・E・デイリー 氏(アメリカ合衆国) |
第8回 |
中村 哲(なかむら てつ)氏(日本) |
第9回 |
デニス・L・メドウズ 氏(アメリカ合衆国) |
第10回 |
クリスティアナ・フィゲレス 氏(コスタリカ) |
第11回 |
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)【政府間機構】 |
第12回 |
槌屋 治紀(つちや はるき)氏(日本) |
第13回 |
ヨハン・ロックストローム 氏(スウェーデン) |
第14回 |
ジル・クレマン 氏(フランス) |
報道発表資料
発表日
令和6年9月10日
担当課
環境政策局(地球温暖化対策室 075-222-4555)
報道発表資料
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 環境政策局地球温暖化対策室
電話:075-222-4555
ファックス:075-211-9286