企業向けの生物多様性セミナーを開催します!
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2024年8月26日
~企業における生物多様性保全の取組を後押し~
きょうと生物多様性センターでは、京都の伝統・文化や暮らしを支えてきた「京都の自然の恵み」を守り、次世代につないでいくため、様々な取組を展開しています。
世界では、令和5年9月に生物多様性に関する情報開示の枠組み(TNFD※1)が公開され、今後、金融機関等は投資する企業等に対して、事業活動の中に生物多様性への配慮を求めていく流れにあります。こうした情勢を踏まえ、企業に求められる役割を知り、行動変容していただけるよう、企業向けのセミナーを開催します(全4回)。
第1回目のセミナーでは、生物多様性を取り巻く国内外の状況を知るための講演のほか、生物多様性保全に先進的に取り組んでいる企業からの取組意義や課題などの御紹介に加え、講演者らによるパネルディスカッションを行います。
この度、第1回目のセミナーの参加者を募集しますので、是非お申し込みください。
※1 金融機関や投資家の適切な投資判断のために、企業等における自然環境や生物多様性に関するリスク・機会の開示を促すこと。
※2 本セミナーは京都商工会議所主催「京商ECOサロン」との共同開催です。
1 日時
令和6年9月12日(木曜日) 午前9時30分~午後0時15分
2 会場およびオンライン配信
(1)【会場】
キャンパスプラザ京都(京都市大学のまち交流センター)5階 第1講義室
(〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939)
(2)【オンライン】
YouTubeによる限定配信
(詳細はオンライン参加申込者にのみお知らせします。)
3 内容
⑴ 主催者挨拶
湯本 貴和 きょうと生物多様性センター センター長(京都大学名誉教授)
⑵ <第一部>基調講演
【テーマ】「なぜ企業が生物多様性なのか? 〜企業がいま求められていること〜」
【講演者】足立 直樹 氏(株式会社レスポンスアビリティ代表取締役)
東京大学理学部卒業、同大学院修了、博士(理学)。国立環境研究所、マレーシア森林研究所(FRIM)で基礎研究に従事した後、2002年に独立。株式会社レスポンスアビリティ 代表取締役、一般社団法人企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)理事・事務局長、一般社団法人日本エシカル推進協議会(JEI)理事・副会長、サステナブル・ブランド ジャパン サステナビリティ・プロデューサー等を務める。生物多様性の専門性を活かした持続可能なサプライチェーンの構築をはじめ、サステナビリティ経営の実践や、サステナビリティを軸に企業価値を高めるブランディングを支援している。
⑶ <第2部>事例紹介及びパネルディスカッション
【事例紹介】
サントリーホールディングス株式会社(サステナビリティ経営推進本部戦略・人権・基盤グループ 部長 内田 雄作)
「サントリー天然水の森」における生物多様性豊かな森づくりの活動に関して自然共生サイトの認定に取り組むほか、事業活動に欠かせない水の保全やペットボトル容器の「ボトルtoボトル」水平リサイクルに率先して取り組んでいる。TNFD試行開示など、生物多様性保全の取組状況や課題などを共有いただく。
株式会社SCREENホールディングス(サステナビリティ戦略本部サステナビリティ推進室環境共生推進課 課長 福江久美子)
「京都モデルフォレスト運動」に参画し、京都府亀岡市の「SCREENの森」において森林整備に取り組むほか、きょうと生物多様性センター及びNPO団体とともに、周辺に生息する動植物の調査を開始している。
また、滋賀県立琵琶湖博物館、成安造形大学と協働で水と生物多様性をテーマに児童向けゲーム教材を開発。
今後、TNFD開示に向けた取組内容や課題などを共有いただく。
山中裕樹氏(龍谷大学生物多様性科学研究センター長/一般社団法人環境DNA学会専務理事)
環境DNAによるモニタリング手法についての専門家。従来のモニタリング手法にはない迅速性や簡便性を備えた手法として、企業の取組のハードルを下げるアイデアとして御紹介。
【パネルディスカッション】
「企業活動に生物多様性をどのように組み込んでいけばよいのかーTNFD時代での新しいリスクとチャンス」4 申込方法等
⑴ 受付期間
令和6年8月27日(火曜日)~9月6日(金曜日)
※ 会場参加はまだ空きがあるため、9月11日(水曜日)まで受付を延長します(オンラインは好評につき締め切りました)。
⑵ 申込方法
「きょうと生物多様性センター」ホームページの申込フォーム又は「京商ECOサロン」Peatixサイトから申し込んでください。
URL:https://www.pref.kyoto.jp/biodic/index.html(きょうと生物多様性センター)※9月11日(水曜日)まで会場参加のみ申込可能です。
https://kyoeco240912.peatix.com(京商ECOサロン)※受付終了しました。
⑶ 定員
会場100名、オンライン100名(いずれも申込者多数の場合は抽選)
※ 参加の可否については、9月10日(火曜日)以降にメールで御連絡します。
※ 会場参加者が定員に達しないときは当日受付を行う予定です。その場合は「きょうと生物多様性センター」のホームページ等でお知らせします。
※ 会場参加は9月11日(水曜日)まで受付を延長しています(オンラインは好評につき締め切りました。)。
⑷ 参加費
無料(オンライン参加の方は、通信料に係る費用は御自身で御負担いただきます。)
5 主催
きょうと生物多様性センター運営協議会、京都商工会議所
6 共催
京都市、京都府
7 今後の開催予定
⑴ 第2回・第3回:企業の取組を知る先進地視察
ア 視察先及び開催日
株式会社島津製作所(島津の森):令和6年10月11日(金曜日)
日新電機株式会社(雨庭):令和6年11月8日(金曜日)
⑵ 第4回:生物多様性保全に係る具体的な取組を検討するワークショップ
ア 開催時期
1月下旬~2月上旬
報道発表資料
発表日
令和6年8月26日(月曜日)
担当課
きょうと生物多様性センター運営協議会(担当:事務局 電話:075-354-5275)
京都市環境政策局(担当:環境企画部 環境保全創造課 電話:075-222-3951)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 環境政策局環境企画部環境保全創造課
電話:075-222‐3951
ファックス:075-213-0922