「KYOTO地球環境の殿堂」第15回殿堂入り者の決定
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2024年4月19日
「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会及び京都環境文化学術フォーラムでは、世界で地球環境の保全に著しい貢献をされた方々を顕彰するため、「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式を開催するとともに、殿堂入り者等を囲む国際シンポジウムを開催しています。
この度、第15回殿堂入り者が決定しました。また、表彰式を、令和6年10月14日(月曜日・祝日)に国立京都国際会館において開催します。
1 第15回殿堂入り者
⑴
甲斐沼 美紀子(かいぬま みきこ)氏(1950年生/日本)【公益社団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)研究顧問】
パリ協定で合意された「2℃目標(努力目標 1.5℃)」をうけて、IPCCが2018年に発表した1.5℃特別報告書は、2℃と1.5℃の気温上昇による影響の違いが大きい事を示した。執筆者の一人として、パリ協定の長期目標を2℃から1.5℃に強化する知見を広めた。
⑵
パーサ・ダスグプタ氏(1942年生/イギリス)【ケンブリッジ大学 フランク・ラムゼイ記念名誉教授】
人口や、消費、生物圏域における結びつきから経済学を発展させることを目指し、40年にわたる研究を続け、「生物多様性の経済学」を完成させた。その他にも、「Economics Theory and Exhaustible Resources」を執筆するなど、新たな環境経済学の指針を提示している。
⑶
山岸 哲(やまぎし さとし)氏(1939年生/日本)【山階鳥類研究所名誉顧問】
マダガスカル共和国のオオハシモズ類の種分化に関する研究に従事し、日・マ両国語併記における『鳥類フィールドガイド』をマダガスカル共和国の子供たちに発刊・寄贈するなど、島の生物多様性生成の解明に寄与した。また、鳥類の繁殖行動の研究に携わる多くの研究者を育成するなど、国内外において「行動生態学」の発展に大きな貢献を担った。
2 「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式
(1)日時 令和6年10月14日(月曜日・祝日) 午後(時刻未定 ※)
(2)会場 国立京都国際会館 ルームA
(3)内容 殿堂入り者表彰式、記念スピーチ ほか
※ 表彰式等の詳細については、改めてお知らせします。
3 問合せ先
「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会事務局/京都環境文化学術フォーラム事務局
(京都府総合政策環境部脱炭素社会推進課内)
電話:075-414-4830 / FAX:075-414-4705 Eメール:[email protected]
報道発表資料
発表日
令和6年4月19日
担当課
環境政策局地球温暖化対策室(電話:075-222-4555)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 環境政策局地球温暖化対策室
電話:075-222-4555
ファックス:075-211-9286