令和6年度京の生きもの生息調査
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2024年4月1日
京都市では、令和元年度から緑や水辺の豊かさ等の自然環境の現状を把握するため、市民の皆様に御協力いただき、市内で見られるツバメ等の生息状況を調査する「京(みやこ)の生きもの生息調査」を実施しています。
令和6年度からは、絶滅危惧種であり、生物多様性保全において重要な「ミナミメダカ」を調査対象種に追加し、実施します。
令和6年度「京の生きもの生息調査」を実施します!
1 調査対象種
京都市内で見られるツバメ、ハグロトンボ、セミ(クマゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ)、ウグイス及びミナミメダカ
ツバメ
ハグロトンボ
セミ
ウグイス
ミナミメダカ
ミナミメダカについて
- 国内にはキタノメダカとミナミメダカの2種類のメダカが生息し、京都市内にはミナミメダカが生息しています。
- 水田、農業用水路、ため池等に生息しており、生物多様性の保全において重要な氾濫原(※)の現状を把握する指標となります。
※ 河川が洪水時に冠水する領域。陸域と水域の中間的な特徴を持ち、多様な生物を育む場所となっています。
- 「めだかの学校」の童謡に歌われるなど身近な生きものでしたが、開発や農薬、外来魚等の影響により、絶滅が危惧されています(京都府改訂版レッドリスト2023では絶滅危惧種に掲載)。
- 市販のメダカ等の放流により、地域における遺伝的固有性の喪失も危惧されています。
2 調査期間
令和6年4月~令和7年3月
3 報告内容
調査対象の生きものを見つけたら、以下の内容を御報告ください。
- ⑴ 見つけた生きもの
※ 鳴き声(さえずり、地鳴き等)を聞いただけでも御報告いただけます。 - ⑵ 見つけた月日
- ⑶ 見つけた場所
- ⑷ 写真※(任意)
※ 写真はなくても御報告いただけます。 - ⑸ 気付いたこと(任意)例:「今年もツバメが巣に戻ってきました。」など
4 報告方法
- ⑴ ポータルサイト「京・生きものミュージアム」上での報告
生物多様性ポータルサイト「京・生きものミュージアム」内にある「京の生きもの生息調査」(https://ikimono-museum.city.kyoto.lg.jp/report/)の報告フォームにアクセスし、必要事項を入力してください(スマートフォンでも閲覧・報告可)。 - ⑵ 郵送又はFAXでの報告
「京・生きものミュージアム」に掲載する「調査報告票」を印刷、又は御自身で紙(様式自由)を御準備していただき、3の報告内容を記載のうえ、郵送又はFAXで送付してください。
<宛先>
住所:〒604-8571 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地
京都市環境政策局環境企画部環境保全創造課
FAX:075-213-0922
5 調査結果
本調査の終了後、皆様から御報告いただいた内容を取りまとめ、「京・生きものミュージアム」等で広く公表するとともに、今後の生物多様性保全の取組に活用します。
※ なお、ミナミメダカについては、絶滅が危惧されるため、報告内容の一部を非公開にする場合があります。
報道発表資料
発表日
令和6年4月1日
担当課
環境政策局環境企画部環境保全創造課 (電話:075-222-3951)
報道発表資料
- 報道発表資料(PDF形式, 353.89KB)
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お問い合わせ先
京都市 環境政策局環境企画部環境保全創造課
電話:075-222‐3951
ファックス:075-213-0922