次世代自動車について
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2024年7月12日
次世代自動車について
次世代自動車とは、ハイブリッド自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル自動車などのことをいいます。
大気汚染物質や地球温暖化の原因となる窒素酸化物や二酸化炭素等の排出が少ない、又は全く排出しない、排ガス性能や燃費性能が優れているなどの環境にやさしい自動車です。
主な次世代自動車の種類
電気自動車、プラグインハイブリット自動車、燃料電池自動車は電気を利用して、走行中は二酸化炭素排出量が少ない又は、全く排出することがありません。次世代自動車に興味を持っていただくために、いろんな次世代自動車の特徴と仕組みを紹介します。
電気自動車
外部の充電器からバッテリーに充電した電気でモーターを回転させて走ります。
充電用コンセントを設置すれば、家庭でも簡単に充電できます。
一回あたりの走行可能距離は180km~500km(車種によって異なります。)
プラグインハイブリッド自動車(PHV)
電気自動車のように外部から充電できるバッテリーを載せたハイブリッド自動車です。
電気を使いきっても、そのままハイブリッド自動車として走ることができるため、電池切れの心配がありません。
電気だけでの走行可能距離は60km~90km(車種によって異なります。)
燃料電池自動車(FCV)
水素と空気中の酸素を反応させて作った電気で走ります。
一度に走る距離や燃料(水素)を充填する時間はガソリン車とほとんど変わりません。
充填一回あたりの走行可能距離は650km~750km
※ 出典:「次世代自動車でおでかけしませんか」(関西広域連合)
次世代自動車の普及啓発について
京都市では利用段階で温室効果ガスの排出がない次世代自動車の普及拡大に取り組んでおり、展示車や電源車として活用することで、次世代自動車の多様な魅力を広くPRしています。
京都マラソンにてコースの安全を確認するミライ(燃料電池自動車)
時代祭で参列者を先導するリーフ(電気自動車)
災害による停電地域で燃料電池自動車の活用について
外部給電装置について
外部給電装置とは、電気自動車の蓄電機能、FCVの発電機能による電気を取り出し、家庭用の電気に変換する装置です。外出先で使用することができ、災害時やアウトドアでのレジャーにも役立ちます。
- Power Mover
ニチコン株式会社の外部給電装置の紹介ホームページです。
- Power Exporter 9000
本田技研工業株式会社の外部給電装置の紹介ホームページです。
体験型水素学習について
再生可能エネルギー(太陽光)から水素を製造するスマート水素ステーション(SHS)や水素燃料で走るFCVを活用し、設備やビデオ視聴等で水素エネルギーを学んでいただいた後、実際にホンダ「クラリティフューエルセル」に乗車いただくことで水素エネルギーを体感いただくものです(株式会社ホンダカーズ京都 山科西店にて実施中)。
平成28年の京都エネルギーフェアにて、クラリティFUEL CELLと外部給電器が展示されました。車両から電気を取り出しエアーマットを膨らませる様子など出展の様子を紹介しています。
京都市燃料電池自動車等の貸出事業について
多くの方に水素エネルギーへの理解を深めていただくことを目的として、無料でFCVを京都市内の企業や団体の皆様に貸し出しています。車両に加え外部給電器の貸出も行っておりますので、イベント等の電源としても御利用いただけます。
京都市内の水素ステーション
京都市内の電気自動車用充電設備
京都市内の電気自動車用充電設備の設置状況を確認いただけます。また、区役所等市関連施設37箇所に合計44基の充電設備を設置していますので、御利用ください。
エコドライブ普及啓発事業について
運転方法にちょっと気をつけるだけで燃費が改善し、CO2削減や交通安全にもつながります
お問い合わせ先
京都市 環境政策局地球温暖化対策室
電話:075-222-4555
ファックス:075-211-9286