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「IPCC京都ガイドライン」について

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2020年2月25日

IPCC第49回総会における「IPCC京都ガイドライン」の採択について

 本市が誘致した「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第49回総会が,5月6日から13日まで国立京都国際会館等で,世界180の国と地域から約480名(参加登録数)の政府関係者,科学者などの参加により開催され,「パリ協定」の取組を推進していくうえで不可欠な,各国の温室効果ガス排出量の算定方法に関する報告書の改良版である「IPCC京都ガイドライン」が採択されました。               


IPCC第49回総会

1 日程及び会場

  令和元年5月6日~13日 国立京都国際会館,グランドプリンスホテル京都

 〇 5月6日,7日  各国の温室効果ガス排出量の算定方法に関する報告書の改良版の主執筆者会合 

 〇 5月8日~12日 総会

 〇 5月13日     記者会見 

2 参加者

  各国の政府関係者,国際研究機関の科学者など世界180の国と地域から約480名(参加登録数)

3 開催結果

  総会では,今世紀後半の温室効果ガス排出量実質ゼロを目指した「パリ協定」の取組を推進していくうえで

 不可欠な温室効果ガスの算定方法のガイドラインについて,科学者などの間で議論が交わされ,透明性や

 正確性を高めるための改良が加えられた「2006年IPCC国別温室効果ガスインベントリ ガイドラインの2019年

 改良」(各国の温室効果ガス排出量の算定方法に関する報告書の改良版,いわゆる「IPCC京都ガイドライン」)

 が採択されました。

IPCC京都ガイドライン

 正式名称は「2006年IPCC国別温室効果ガス インベントリ ガイドラインの2019年改良」。

 今世紀後半に,温室効果ガスの排出量・吸収量の均衡(実質ゼロ)を目指した「パリ協定」の取組を推進していくうえで,

必要不可欠な各国による温室効果ガスの算定のためのガイドラインです。

 パリ協定に参加する全ての国に提出が義務付けられている「GHG(温室効果ガス)排出・吸収量をまとめた目録

(=国別GHGインベントリ)」の作成の際に使用される見込みです。

「IPCC京都ガイドライン」の愛称定着に向けた取組

 本市では「IPCC京都ガイドライン」が採択されて以降,パリ協定の時代に日本が世界の中で果たす貢献を象徴するため,パリ協定の締約国が使用する見込みのガイドラインに,日本の都市の名前の付いた愛称が使われるよう様々な取組を行っています。

会議やシンポジウムでの発信

 国内外で開催される様々な会議やシンポジウムにおいて,京都市の温暖化対策とともに,「IPCC京都ガイドライン」について発信しています(発信状況は以下のリンク先にまとめています。)。

「KYOTO地球環境の殿堂」におけるIPCCの殿堂入り

  • KYOTO地球環境の殿堂について(HP)外部サイトへリンクします

    「KYOTO地球環境の殿堂」は,世界で地球環境の保全に多大な貢献をされた方々の功績を讃え,永く後世に伝えるために,KYOTO地球環境の殿堂運営協議会(構成団体:京都市,京都府,京都商工会議所,環境省,大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所,公益財団法人国際高等研究所,公益財団法人国立京都国際会館)によって,2010年に創設されました。

 第49回総会での「IPCC京都ガイドライン」採択の功績などを受け,「KYOTO地球環境の殿堂」の第11回目の殿堂入り者として「IPCC」が選ばれました

 令和2年2月の第11回「KYOTO地球環境の殿堂」表彰式では,IPCCのホーセン・リー議長が御出席され,受賞スピーチにおいて,京都で開催された第49回総会で「2006年IPCC国別温室効果ガス インベントリ ガイドラインの2019年改良」が採択されたことに触れ,そのガイドラインについて,「ニックネームでは(IPCC)京都ガイドライン」と御紹介いただきました。


IPCCの公式HPに「IPCC京都ガイドライン」が掲載!

 「KYOTO地球環境の殿堂」での殿堂入りを受け,IPCCの公式HPで「IPCC京都ガイドライン」について言及された受賞理由が掲載されています。

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お問い合わせ先

京都市 環境政策局地球温暖化対策室

電話:075-222-4555

ファックス:075-211-9286

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