全国一律で令和2年7月1日からレジ袋の有料化がスタート
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2020年11月10日
全国一律で令和2年7月1日からレジ袋の有料化がスタート
京都市では,既にレジ袋の有料化に取り組んでいただいている食品スーパー等が多くありましたが,令和元(2019)年12月に国の省令が改正され,全国一律で令和2(2020)年7月1日から全ての小売業でレジ袋の有料化が義務となりました。
なぜレジ袋の有料化が義務に?
プラスチックは,製品や容器包装などに幅広く利活用され,私たちの生活に利便性,恩恵をもたらしている有用なものです。しかし,ごみの散乱やポイ捨てなどにより,一部のものが河川等を通じて海へ流出し,地球規模の海洋汚染につながっています。
このままでは将来,2050年までに海中のプラスチックの量が魚の量を上回ると言われています。
日本は1人当たりのプラスチック製容器包装の廃棄量がアメリカに次いで多い国です。
京都市民も1人当たり,年間約220枚ものレジ袋,約190本ものペットボトルを消費しています。
レジ袋の有料化は,これらの問題の解決に向けた第一歩として,マイバッグを持参するなど,私たちのライフスタイルを変えて,過剰な使用を抑えていくことが目的です。
お出かけ時にマイバッグを携帯するなど,私たちの小さな行動一つで世界を変えることができます。レジ袋削減に皆様の御協力をお願いします。
有料化が義務となるレジ袋
消費者が購入した商品を持ち運ぶための持ち手のついたプラスチック製の使い捨て買物袋になります。素材が紙や布である買物袋,持ち手がない袋は有料化の対象外です。また,レジ袋でも環境に配慮した旨の表示がある以下の3種類は対象外ですが,あらゆるレジ袋を有料化することにより,過剰な使用を抑制していくことが基本です。こうした袋への転換を進めるなど,環境価値に応じた価値付け等を推奨しています。
・バイオマスプラスチックの配合率が25%以上のレジ袋
・海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のレジ袋
・プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上のレジ袋
制度の概要等に関する資料
なぜ,レジ袋を有料化するのか,どのようなレジ袋が対象となるのかなど,分かりやすく説明したチラシ,動画を掲載しています。
レジ袋有料化キャンペーン動画
→https://www.youtube.com/watch?v=Q6hZmf7pifY&feature=emb_logo
市民の方へ
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
また,レジ袋有料化に当たり,令和2年6月に事業者の皆様を対象にしたWEB説明会を開催しました。説明会で使用した動画,説明会での主な質問と回答及び啓発ツールを掲載します。
レジ袋有料化に関する説明動画
→https://www.youtube.com/watch?v=p1CeLJRnvIw&feature=emb_logo
事業者の方へ
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国のガイドラインの概要
○「プラスチック製買物袋有料化制度」の背景・概要
プラスチックがもたらす地球規模の課題が一層深刻さを増す中,これらに対応しながらプラスチック資源を有効に活用するため,国は令和元(2019)年5月「プラスチック資源循環戦略」を制定し,重点戦略の一つとして,リデュース(ごみの発生抑制)等の徹底を位置づけ,その取組の一環として「レジ袋有料化義務化(無料配布禁止等)」を通じて,消費者のライフスタイルの変革を促すこととしました。
令和元(2019)年12月27日に容器包装リサイクル法関連省令が一部改正され,プラスチック製買物袋の排出抑制の手段として,有料化を必須とする旨が規定されました。
国(経済産業省)のページはこちら
国のガイドラインはこちら
国の相談窓口
事業者向け 0570-000930
消費者向け 0570-080180
ごみ半減をめざす「しまつのこころ条例」※の取組
京都市のごみ半減をめざす「しまつのこころ条例」では,有料化の義務の対象外の3種類のレジ袋についても,私たちのライフスタイルを変えていき,過剰な使用や廃棄を抑えるため,事業者の皆様に有料化又はポイント還元を実施していただくことをお願いしています。
また,条例のその他の取組として,事業者の皆様には,利用者の方にレジ袋が必要かどうかを確認する声かけの実施や,POPやポスターの掲示などマイバッグ持参のPRをお願いしています。
※「京都市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例」の愛称
お問い合わせ先
環境政策局 循環型社会推進部 ごみ減量推進課
〒604-0924 京都市中京区河原町通二条下る一之船入町384番地 ヤサカ河原町ビル8階
電話 075-213-4930