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焼却灰の資源化の試行実施

ページ番号205372

2017年9月19日

焼却灰の資源化の試行実施

京都市では,唯一の廃棄物の最終処分場である東部山間埋立処分地を,昭和52年の計画発表以来,22年の歳月と約523億円の経費をかけて整備し,平成12年4月から焼却灰等の埋立てを行っています。

今後,三山の山並みに囲まれた歴史的景観や自然環境を保全しつつ,巨額の経費を要する新たな処分地を市内に確保することは,極めて困難であることから,東部山間埋立処分地を市民の貴重な財産として,より長く使用していく必要があります。

このため,京都市廃棄物減量等推進審議会に学識経験者や地域団体の関係者で構成する専門部会を設置し,処分地をより長く使用するためのあらゆる方策について,科学的・技術的観点から検討していただいた結果,平成27年1月に,(1)複数の延命策を組み合わせることがより効果的である,(2)現時点で決定的な延命策はないが,できるだけ早く延命策を実施することが重要である,(3)焼却灰のセメント原料化は早期実施の可能性が高いため,検討する必要があるといったことなどについて答申を得ました。

 この答申を踏まえ,焼却灰のセメント原料化等の実施可能性について,調査・検討を進め,平成28年度は焼却灰のセメント原料化を試行的に実施しました。

 平成29年度も引続き,セメント原料化等の資源化を試行実施し,本市の焼却灰が安定的かつ継続的に処理できることを確認するとともに,処分地の延命を行っていきます。

お問い合わせ先

京都市 環境政策局適正処理施設部施設管理課

電話:075-222-3964

ファックス:075-212-9826

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