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第7回「認知症とともに生きるまち大賞」の受賞について

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2024年1月26日

【広報資料】第7回「認知症とともに生きるまち大賞」の受賞について

  高齢サポート・岩倉(京都市岩倉地域包括支援センター)では、認知症の本人を中心に「チームFCいわくら」を結成し、「カフェ」「農園」「作業工房」「クッキング」等の社会参加活動に取り組んでいます。

  この度、この「チームFCいわくら」の取組が、NHK及びNHK厚生文化事業団が 主催する第7回「認知症とともに生きるまち大賞」を受賞しましたのでお知らせします。 

1 「チームFCいわくら」について

⑴ 経緯 

 高齢サポート・岩倉において、認知症の方が医療や介護サービスを受けながらも、地域の中のなじみの場所で自然体で社会参加活動ができる場を増やし、生きがいや役割を創出することを目的として発足。高齢サポート、地域の支援者、地域住民とともに取組を進めている。 

⑵ 「チームFCいわくら」の主なメンバー 

 認知症の本人、家族、地域住民、地域の専門職及び高齢サポート・岩倉

⑶ 主な活動内容 

○にこにこ・オレンジカフェいわくら 

 民生児童委員・老人福祉員、認知症サポーター、地域住民の協力を得て、認知症の本人や家族が気軽に交流や相談をすることができるサロンを月1回開催。 

○いわくら農園倶楽部 

 週1回開催。精神障害のある方や大学生も参加。収穫した野菜等を安価で地域の方に販売。

○ものづくりワークショップ

 芋のツルを使ったクリスマスリースの制作やTシャツ染体験、廃棄される消防ホースを活用した小物の制作等の活動を月2回開催。 

○男たちの作業工房 

 住宅改修などを行った際の廃材の提供を受け、プランターやベンチ等の作製を行っている。月1~2回開催。

○クッキング 

 いわくら農園で収穫した野菜を調理し、児童館の子どもたちと一緒に食べるイベントを年6回開催。

 

2 「認知症とともに生きるまち大賞」の概要について

⑴ 概要 

 NHKとNHK厚生文化事業団が実施している認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを行う団体の表彰。平成29年度から始まり今回で7回目。 

⑵ 応募団体数 27団体 

⑶ 受賞団体数 5団体 

⑷ 選考基準 

・共生社会に向けた先駆性、オリジナリティーがあるか

・認知症本人が望む活動を、本人と一緒に進めているか 

・多様な人々と共に活動し、地域に広がっているか

 ・他の地域に応用できる可能性があるか

⑸ 「チームFCいわくら」の主な受賞理由

・ひとりの認知症を生きる人の思いと取組から発展したまちづくり活動であること。

・「認知症の人のため」を超えて、チームとして互いの交流から自然に認知症への正しい理解と知識を学ぶことにつながり、今では認知症を生きる人も、そうでない人もそれぞれが役割を持ち活動する場となっていること。 

・ひとりの認知症を生きる人の声に耳を傾け、思いを受け止めることで、地域の様々な活動がつながり、馴染みの地域の活性化につながっていること。 

3 その他

○NHK厚生文化事業団のホームページに受賞団体が掲載されています。

URL:https://npwo.or.jp/info/29085#4外部サイトへリンクします

○受賞に関するスケジュール

・1月28日〔日〕 表彰式

・2月19日〔月〕 ハートネットTV(NHK教育)においてチームFCいわくらの取組を放送予定

広報資料

発表日

令和6年1月26日

担当課

保健福祉局 健康長寿のまち・京都推進室 健康長寿企画課(電話:075-746-7734)

広報資料

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お問い合わせ先

保健福祉局 健康長寿のまち・京都推進室 健康長寿企画課
075-746-7734
075-222-3416

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