スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

化学物質過敏症について

ページ番号317939

2023年11月8日

 化学物質過敏症を御存知ですか?

 私たちが日々使用している日用品等に含まれている化学物質に反応して、頭痛や吐き気などの体調不良に苦しんでいる方がいらっしゃいます。

 化学物質過敏症について知っていただき、御配慮くださいますようお願いいたします。

化学物質過敏症とは

 化学物質過敏症は、明確な定義はありませんが、環境中の微量な化学物質に反応して、自覚症状が基本となる自律神経系の不定愁訴や精神神経症状をはじめとする、種々の多彩な症状を訴える病態とされています。

 様々な研究が進められていますが、症状と原因の因果関係や発症メカニズムは解明されていません。

症状の例

・頭痛、めまい、吐き気

・筋肉痛(筋肉の不快感)、関節痛

・倦怠感、疲労感

・腹痛、下痢、便秘

・うつ状態、不眠

・皮膚炎(かゆみ)

原因と考えられるものの例

 その方にとって合わないものであれば何でも原因となる可能性があります。

 代表的なものとして、以下のものが原因と考えられています。

 ・排気ガス、花粉

 ・建材、塗料、接着剤

 ・殺虫剤、洗浄剤、芳香剤

 ・整髪剤、香料、柔軟剤

対処法

 できるだけ原因となるものに接触する量を少なくするとともに、適切な食事や適度な休息・睡眠・運動、精神的ストレスの回避により健康状態を良好に保つことで、症状が軽快したり発病を予防できると考えられています。

化学物質過敏症について御理解と御協力のお願い

 化学物質過敏症の症状に悩んでいる方が、私たちのまわりにもいらっしゃるかもしれません。そのことを御理解いただき、御配慮くださいますようお願いいたします。

香りへの配慮について

 近年、柔軟剤などの香りで頭痛や吐き気がするという相談が消費生活センター等に寄せられていることを踏まえ、消費者庁・厚生労働省・文部科学省・経済産業省・環境省の5省庁連名で香りへの配慮にかかる周知が図られています。

香りへの配慮に関する啓発ポスター(消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省)​

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

関連サイト

お問い合わせ先

保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課
電話:075-222-4245 ファックス: 075-222-4062

フッターナビゲーション