スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

結核予防週間における取組について

ページ番号317108

2023年9月12日

広報資料

令和5年9月12日

保健福祉局(医療衛生推進室医療衛生企画課 電話:222-4244)

結核予防週間における取組について

~9月24日から9月30日は結核予防週間です!~

 結核は、近年減少傾向にはありますが、新型コロナウイルス感染症流行下の受診控えにより発見機会が減少していた影響等も考えられることから、今後も動向を注視していく必要がある感染症のひとつです。

 この度、本市では、市民の皆様に結核に関する正しい知識を深めていただくため、結核予防週間(9月24日~30日)の取組を実施しますので、下記のとおりお知らせします。

1 結核予防週間

 令和5年9月24日(日曜日)~令和5年9月30日(土曜日)

2 結核予防週間の標語

 「いまも1日平均28人が結核と診断されています。」

 結核は、過去の病気ではありません。自分が結核だと気づかずに周りの方にも感染させてしまう可能性があります。しかし、きちんと治療をすれば治すことができる病気です。早期発見・早期治療のためにも、毎年必ず健診を受けましょう。
 特に65歳以上の方は、毎年健診を受けるよう感染症法で定められています。

3 取組内容

⑴ 結核予防の街頭啓発の実施
  日時:令和5年9月27日(水曜日)午前10時00分~午前11時30分
  場所:京都駅前(京都駅中央改札口前広場、京都タワー付近)
  主催:京都市、京都府、京都市地域女性連合会、一般財団法人京都予防医学センター
  内容:検診車による無料結核健診(最大30名)、保健師による結核相談、結核に関するポスター及びパネル展示 など

⑵ 各区役所・支所健康長寿推進課での啓発

⑶ 関連施設での結核啓発ポスターの掲示(医療機関・施設・学校など)

【参考】

1 結核予防のポイント

⑴ 咳が2週間以上続いたら、早めに受診しましょう。
  結核の初期症状は、風邪とよく似ています。咳(せき)や痰(たん)、発熱などの症状が長引く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
 ※ 高齢者の場合、食欲がない・体重が減った・なんとなく元気がないなど、はっきりとした症状がない場合もあります。

⑵ 定期的に胸部エックス線検査を受けましょう。
  健康診断や職場健診、胸部検診を年1回は受診し、早期発見に努めましょう。
  特に65歳以上の方は、毎年健診を受けるよう感染症法で定められています。
  また、要精密検査になった場合には、放置せず必ず精密検査を受けましょう。

⑶ 乳児のBCG予防接種は必ず受けましょう。
  結核に感染した場合の重症化を防ぐため、生後1歳までに必ず受けましょう。
  予防接種協力医療機関で接種可能です。

2 本市の結核に関する取組

⑴ 結核健康相談
  医師等による相談や胸部エックス線検査を実施しています。(無料)

⑵ 胸部検診(結核・肺がん検診)【事前予約制】 
  40歳以上の市民を対象に胸部エックス線検査を実施しています。(無料)

※ 各区役所・支所保健福祉センターで定期的に実施していますので、御希望される場合は、近隣の区役所・支所健康長寿推進課へお問合せください。

3 本市の結核の状況(令和4年)

⑴ 新登録患者数は前年と比較し、20人減少しました。
 ・ 新登録患者数      144人(前年164人)
 ・ 罹患率(人口10万対)  9.9(前年11.3)

⑵ 新登録患者のうち65歳以上の患者が占める割合が高いまま横ばいで推移しています。
 ・ 65歳以上割合    75.7%(前年75.6%)

⑶ 全国と比較して、京都市の罹患率は高くなっています。

結核罹患率

京都市

全国

令和4年

144人(9.9)

10,235人(8.2)

令和3年

164人(11.3)

11,519人(9.2)

令和2年

173人(11.8)

12,739人(10.1)

 ( )内は罹患率(人口10万対)

広報資料

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

お問い合わせ先

保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課
電話:075-746-7200 ファックス:075-251-7233

フッターナビゲーション