抗原定性キットの使用時の注意点について（高齢者施設職員等への集中検査）

令和4年度の高齢者施設職員等への集中的検査＊は、「抗原定性検査キット」を用いて実施しています。検査結果を正確に判定するためには、次の点に注意して検査を実施してください。

 1　適切な量の検体を採取してください。スワブ（綿棒）の綿球部分に、検体が大きく盛り上がっている状態は検体量が多過ぎる可能性があります。以下2に記載しますとおり、抽出時にしっかりと揉み溶かしてください。

 2　検体抽出容器内で試料液を抽出する時に、検体抽出容器の外側から、検体抽出容器内のスワブ（綿棒）の綿球部分を、十分に揉み溶かしてください。検体の粘ちょう度が高かったり（ねばり気が強かったり）、検体の量が多過ぎたりすると正確に判定できない可能性があります。

 高齢者施設職員等への集中的検査で使用しているSARSコロナウイルス抗原キットPanbioCOVID-19Antigenラピッドテスト（鼻腔拭い用・S）の使用方法については、次のAbbott社ホームページのアニメーション動画をご覧ください。

 　【Abbott社】PanbioCOVID-19Antigenラピッドテスト(鼻咽頭ぬぐい液用)/（鼻腔拭い用・S）

https://www.globalpointofcare.abbott/ja/product-details/panbio-covid-19-ag-antigen-test.html

 ＜参考＞

＊【京都市情報館】抗原検査キットを用いた高齢者施設職員等への集中検査について

https://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000298790.html