抗原検査キットを用いた障害者施設・障害福祉サービス事業所職員への集中検査について
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2022年7月21日
抗原検査キットを用いた障害者施設・障害福祉サービス事業所職員への集中検査について
通知文(抗原検査キットを用いた障害者施設・障害福祉サービス事業所 職員への集中検査について)
通知文(抗原検査キットを用いた障害者施設・障害福祉サービス事業所 職員への集中検査について)(PDF形式, 363.82KB)
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日頃から,本市での障害保健福祉行政に御理解,御協力を賜り厚く御礼申し上げます。
令和4年4月に,当室から各障害福祉サービス事業所に抗原検査キット及び不織布マスクを提供させていただいたところですが,令和4年3月23日付け厚労省通知「新型コロナウイルス感染症の検査体制の強化について」において,検査体制の強化が求められており,特に重症化リスクや集団感染リスクの高い人がおられる高齢者施設や障害者支援施設等は重点的な取組を行うよう通知されています。また,市中の感染状況についても依然として,高い水準で推移しており,感染者数の急激な増加も起きうることから抗原検査キットを用いた障害者施設・障害福祉サービス事業所職員への集中検査を実施します。
障害福祉サービス事業所等における新型コロナウイルス感染症の集団感染を防ぎ,利用者や職員の皆様,さらにはその家族等の生命や健康を守る取組ですので,本市としては,皆様に趣旨を御理解いただいたうえで,実施していただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
※令和4年6月1日から当面を頻回検査期間としています※
1 対象となる施設・事業所
⑴ 入所施設
・施設入所支援
・短期入所
・宿泊型自立訓練
・共同生活援助
・療養介護
⑵ 通所系事業所
・生活介護
・自立訓練(機能訓練)
・自立訓練(生活訓練)
・就労移行支援
・就労継続支援A型
・就労継続支援B型
・就労定着支援
・自立生活援助
⑶ 訪問系事業所
・居宅介護
・重度訪問介護
・行動援護
・同行援護
・重度障害者等包括支援
・計画相談支援
・地域移行支援
・地域定着支援
2 施設・事業所において取り組んでいただく内容
⑴ 職員に対する抗原検査
ア 検査対象者
利用者を直接介護・支援する職員
(施設入所者を直接介護・支援されるのであれば,併設事業所の職員等も検査対象とします。)
イ 検査に要する費用
無料
ウ 検査の種類
【随時検査】(全施設・事業所が対象)
体調不良時や感染リスクを感じた際に随時で検査を行うものです。通年実施します。
【頻回検査】(1⑴に記載の入所施設のみ)
市中感染が広まっている場合などにおいて,入所施設での感染拡大を予防するため,職員に対して無症状であって
も3日に1回検査を行うものです。
京都市が定める頻回期間(現在はR4.6.1~当面)のみ実施します。
エ 検査の実施頻度
施設種別,時期,ワクチン接種状況に応じて検査の頻度が変わります。本ページ上部に掲載している通知文に記載の実施頻度判断表及びフローチャートを参考に,検査の実施頻度を各施設及び事業所にて御判断ください。
オ 検査の実施方法
本市が配布する抗原検査キットを用いた抗原検査を各施設及び事業所にて実施してください。
検査キットは京都市抗原検査キット配送事務局(委託事業者)から発送します。
(ア) 申込方法
「別紙1抗原検査キット実績報告書兼発注書」に必要事項を記入のうえ,京都市抗原検査キット配送事務局に
メールにて送付してください。管理番号は「別紙2対象施設一覧」を確認してください。
(イ) 追加キットの発注方法
追加の検査キットは各施設及び事業所からの発注に基づいて発送します。以下の条件のいずれかに該当する
場合,「別紙1抗原検査キット実績報告書兼発注書」を京都市抗原検査キット配送事務局にメールしてくださ
い。
・抗原検査キットの在庫数が職員数を下回る
・抗原検査キットの在庫数が10キットを下回る
(ウ) 検査の実施方法
後述の「3 抗原検査キットに関する留意点」~「5 検査後の対応」のとおり,抗原検査を実施してください。
(エ) 職員から施設・事業所への実施報告
職員が抗原検査を実施した時は,施設・事業所に対して必ず報告してください。
なお,頻回検査については,検査結果が「陽性」「不明」の場合や,職員が抗原検査を予定どおり実施しなか
った場合にのみ職員から施設・事業所に対して報告することとし,報告がなければ予定どおり実施し,検査結
果が「陰性」だったとみなす取扱いでも差し支えありません。
(オ) 施設・事業所から京都市抗原検査キット配送事務局への実績報告
抗原検査を実施の都度,「別紙1抗原検査キット実績報告書兼発注書」に必要事項を記入して京都市抗原検査
キット配送事務局にメールしてください。日次の検査数を集計する必要があることから,可能な限り検査の都度
実績の報告をお願いします。
※ 各施設及び事業所で購入した市販の抗原検査キットや当室が配布した抗原検査キットの使用実績
は含めませんので御注意ください。
カ 検査結果が陽性の場合
抗原検査の結果が陽性となった場合は以下のように対応してください。
1 かかりつけ医師,施設の配置医師又は協力医療機関に電話等で相談したうえで,医師の診察を受けて,
「陽性」「陰性」の確定診断を受けてください。
2 京都市情報館トップページに掲載されている「新型コロナウイルス感染症と診断された方・濃厚接触者となっ
た方へ」に従って感染対策等を実施してください。
3 陽性の結果が出た旨を本事業の委託事業者である京都市抗原検査キット配送事務局に速やかに連絡してくださ
い。
4 「障害福祉サービス等提供事業所における新型コロナウイルス感染症等に感染した方が確認されたときの報告
様式」を京都市障害保健福祉推進室にメールで送付してください。(様式は京都市情報館に掲載しています。)
※ 3については,本市が配布する抗原検査キットによる検査で陽性が判明した場合のみ実施してください。
【申込及び問い合わせ先】
京都市抗原検査キット配送事務局(委託事業者)
TEL:03-6732-1987(全日8:45~17:30)
メールアドレス:[email protected]
3 抗原検査キットに関する留意点
今回の取組で使用する抗原検査キットについては,薬事法の承認を受けた抗原定性検査の簡易検査キットです。抗原検査キットについては,15分程度で迅速に検査結果が出ます。しかし,使用に当たっては,次のような特徴があることに留意する必要があります。
<検査の感度>
・ 薬事法の承認を受けた抗原検査キットについては,有症状者に対しては,PCR検査や抗原定量検査と同等の感度
(陽性の結果の正確性)と言われています。
・ しかし,無症状者に対しては,PCR検査や抗原定量検査と比較し,感度が低下します。
・ そのため,抗原検査キットについては,基本的には有症状者に対して使用するものです。
・ 有症状者に対して検査を行って陰性の結果が出たとしても,「感染防止対策を継続する」「翌日に再度検査する」
といった配慮が必要になります。
・ また,無症状者に対して使用する場合は,3日に1回の頻度で実施すれば,PCR検査を週1回実施した時と同程度
に,陽性者を検知できると言われています。
<検体採取時のリスク>
・ 鼻腔拭いの方法で,検体採取を行います。
・ 鼻腔拭いについては,被検者自身が自己採取すれば感染リスクは低いですが,他者が被検者の検体を採取する時
は,くしゃみ等で飛沫を浴びて感染するリスクがあります。
・ 検体を採取する時は,感染防止対策を徹底するとともに,十分に換気してください。
<抗原検査キットの使用期限・保管方法>
・ 抗原検査キットには使用期限がありますので注意してください。
・ 抗原検査キットの外箱に記載されている方法に従って保管してください。
・ 抗原検査キットを開封して小分けにした時は,チャック付きポリ袋及び封筒に入れるなどして,高温多湿及び光を
避け,保管してください。
※ 検査に関する研修内容については,厚生労働省ホームページを参照してください。
【厚生労働省】医療従事者の不在時における新型コロナウイルス抗原定性検査のガイドライン等について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00270.html
【本事業で使用する抗原検査キット】
SARSコロナウイルス抗原キットPanbioCOVID-19Antigenラピッドテスト(鼻腔拭い用・S)
以下のAbbott社ホームページに,使用方法の動画が掲載されています。
https://www.globalpointofcare.abbott/ja/product-details/panbio-covid-19-ag-antigen-test.html
※ 市場の流通状況等により使用するキットが変更になる場合があります。
※陽性者が1名でも出た時点で,その時点で把握している情報を記入できる範囲で記載し,速やかに送付してください。
※未終結だが状況に進展があった場合:第1報に追記のうえ続報として御提出ください。
※こちらから折り返し御連絡させていただくことがあります。連絡がつきやすい電話番号を記載してください。
4 抗原検査キットによる随時検査及び頻回検査の具体的な実施方法
⑴ 体調不良の職員の自己採取による検査【随時検査】
職員に発熱,倦怠感,のどの痛み等の症状が出たら,職員が自分で検体を採取して検査します。抗原検査キットは,
無症状者に対しては感度が低下する可能性があることから,1回検査して「陰性」でも,翌日にもう1回検査します。
※ 新型コロナウイルス感染症を疑う症状がある時は,医療機関を受診することが基本です。しかし,医療機関を受
診して検査を受けられなかった場合に,抗原検査キットで検査することを想定しています。
⑵ 陽性者と接触する等,感染リスクがあった職員の自己採取による検査【随時検査】
陽性者と接触する等,感染リスクがあった場合に,職員が自分で検体を採取して検査します。抗原検査キットは,
無症状者に対しては感度が低下する可能性があることから,1回検査して「陰性」でも,翌日にもう1回検査します。
※ 濃厚接触者の自宅待機期間を短縮するために,陽性者との最終接触日を0日目として4日目及び5日目に実施する
検査に使用していただくことも可能です。
⑶ 感染拡大予防のための検査【頻回検査】
市中感染が拡大傾向又は高水準にあり,かつ,各施設における前回のワクチン接種から5箇月以上経過した感染リ
スクの高い時期に,入所施設においては,職員に3日に1回検査を行い,陽性者の早期発見と感染拡大防止対策の迅速
な実施を行うために使用します。
あらかじめ職員に検査キットを配布するなどして,施設ごとに実施日(例:1日,3日,5日,7日…)を決めて,
出勤前や出勤時に,職員自身が検体を自己採取して,抗原検査を実施してください。
5 検査後の対応
⑴ 検査前後の手指衛生の徹底
・ 手に付着したウイルス等が,検体採取時に体内に入らないよう,検査前に,手洗い又は手指消毒を行ってください。
・ 検体採取時に体内のウイルス等が手に付着している可能性があることから,検査後にも,手洗い又は手指消毒を行って
ください。
・ また,検体採取時に飛沫が飛んだ可能性がある場所は,アルコール消毒してください。
⑵ 使用済み抗原検査キットの廃棄
・ 使用済みの抗原検査キットには,ウイルスが付着している可能性があります。
・ 施設・事業所が使用済み抗原検査キットを廃棄する時は,契約を締結している産業廃棄物回収業者に取扱いを確認
したうえで廃棄してください。
・ 家庭から廃棄する時は,使用後すぐにビニール袋に入れ,密閉して廃棄します。
・ これらの作業後も,手洗い又は手指消毒を行ってください。
※ 未使用の抗原検査キットについては,感染性の廃棄物には該当しません。
6 施設・事業所の配置医師及び看護職員へのお願い
・ 職員が抗原検査キットによる検査を正しく安全に実施できるよう,抗原検査キットの使用方法及び上記内容について,
職員に周知してください。
・ 施設・事業所に配置医師がおられる場合は,検査結果が陽性だった時の保健所への発生届の提出に御協力いただきます
ようにお願いします。
<資料>
関連資料
別紙1抗原検査キット実績報告書兼発注書(XLSX形式, 17.52KB)
ダウンロード後,ファイル名を「【管理番号:●●●●●】抗原検査キット実績報告書兼発注書_yyyymmdd」に変更してください。 (例)【管理番号:A0001】抗原検査キット実績報告書兼発注書_20220601 ※初回申込の際の日付(yyyymmdd)は,申込日にしてください。初回以降は,検査実施日の日付としてください。
別紙2対象施設一覧(PDF形式, 1.09MB)
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お問い合わせ先
京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室
電話:075-222-4161
ファックス:075-251-2940