手足口病に注意!
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2024年12月3日
手足口病について
症状
口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常ありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。
潜伏期間
3~5日
感染経路
飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)
感染対策
接触感染を予防するために流水と石けんで手洗いをしっかりとすることと、排泄物を適切に処理することが重要です。また、タオルの共用は避けてください。特に、乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園などでは、子ども同士の生活距離が近く、濃厚な接触が生じやすい環境であることから、集団感染が起こりやすく注意が必要です。
治療
手足口病に特効薬はなく、特別な治療方法はありません。また、基本的には軽い症状の病気であり、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。
まれに髄膜炎や脳炎など中枢神経系の合併症などが起こる場合があるため、高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
手足口病の定点あたり報告数の推移
手足口病の定点当たり報告数の推移は、京都市感染症週報で御覧いただけます。
手足口病についてさらに詳しく知りたい方は
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課(健康危機対策担当)
電話: 075-746-7200 ファックス: 075-251-7233