アシナガバチの特徴と巣の駆除方法について
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2023年8月10日
アシナガバチの特徴と巣の駆除方法について
(1) アシナガバチの特徴
アシナガバチ(写真提供:京都市衛生環境研究所)
アシナガバチはハチの一種で、体長12~26mmのおとなしい性格のハチです。
お尻に毒針を持ちますが、巣を刺激したり、直接触らない限り刺してくることはありません。
夏場の活動時期に、後ろ足をだらーんとたらしてゆっくり飛んでいるのがよく見られます。
(2) アシナガバチの巣の特徴
アシナガバチの巣(写真提供:京都市衛生環境研究所)
スズメバチの巣とは違い、幼虫を育てる穴が外に露出しています。
シャワーヘッドやハスの実、お椀をひっくり返したような形に例えられ、ベランダや軒下等に営巣します。
5月頃から巣作りを開始し、10月頃まで活発に活動します。
(3) 駆除方法
本市では、アシナガバチの巣の駆除は行っておりません。
駆除される際は駆除業者に依頼するか、以下のポイントに気をつけて御自身で駆除してください。
・ 駆除は夕方~夜間に行う。(働き蜂が巣に戻ってきている時間帯に行うため)
・ 服装は長袖・長ズボン・帽子を着用し,肌の露出をなくす。(万一刺されないようにするため)
・ 服の色は白をお勧めします。(天敵の熊などは黒いため、黒い物体を攻撃する習性があります。)
・ 風上から市販のスプレー式殺虫剤を一気に噴霧してください。(風下だと届かない可能性があるため)
アシナガバチは殺虫剤にあたると四方八方に飛び去りますが、こちらに刺しにくることはありません。(逃げるのに必死です。)
翌日に巣や周辺にアシナガバチがいないことを確認し、巣を叩き落としゴミとして捨ててください。(念のため巣のあった場所に殺虫剤を噴霧しておくと,再度の営巣を予防します。)
御自身で駆除することが難しい場合は、下記の団体まで御相談ください。
駆除業者の団体で、所属の事業者を紹介いたします。
京都府ペストコントロール協会
電話番号:0120-064-074 または 0774-46-9873
受付時間:月曜から金曜の9時~16時 ※12~13時は昼休み
(11月~3月は10時~16時)
土日祝日は休み
駆除は有料となります。
(4) 刺されたら
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生センター(生活衛生担当)
(北東部)075-746-7211
(中部)075-746-7212
(南東部)075-746-7213
(西部)075-746-7214