ハチに関すること
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2024年11月21日
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ハチその他の害虫対策について、さらにお知りになりたい方はこちらも御活用ください。
はじめに
ハチは分類上、世界中に20万種以上いると考えられています。
ハチは、草木の害虫であるイモムシや青虫等の昆虫を捕らえて食べたり、ミツバチのように植物の受粉を手伝うなどの働きをしており、自然界のバランスを保つ上で、たいへん有益な昆虫です。
数多いハチのなかで人を刺して問題となるのは、ごく一部ですが、特にアシナガバチやスズメバチ等の社会生活を営むハチは、巣を守ろうとする防衛本能が強く、時には、人が刺されるという被害が発生する場合があります。その結果、「ハチ」は「刺す」ので「駆除すべき」と連想する人が多いと思われますが、ハチの習性を知り、ハチによる刺咬被害を未然に防ぐよう努めましょう。
ハチに関するご相談は、医療衛生センターで受け付けています。
ハチに刺されないようにするための注意点
巣を見つけたときは・・・
・ 巣に近づかない。
・ 棒でつついたり、イタズラをしない。
・ ハチに触ったり、無理に追い払わない。
野山に出かけるときは・・・
・ 肌の露出を避ける。
・ 白っぽい服装を心掛ける。(ハチは黒い物に対し、攻撃的になるため、白い帽子をかぶる方が良いでしょう)
・ ジュースの空き缶に、ハチが寄ってくることがあるので、放置しない。
・ 騒いだり、地面を振動させることはしない。(斜面の土穴に巣を作っていた場合、刺激を与えます)
ハチが家の中に迷い込んだときは・・・
・ たたいたり、追いかけたりしない。
・ 窓を開けて、ハチが出ていくのを待つ。
・ 洗濯物を取り込むときには、ハチがまぎれこんでいる時があるので注意しましょう。
もしハチに刺されたら
・ 体を低くして巣から遠ざかる。
・ 刺された箇所(傷口)を流水で洗う。
・ 刺された箇所(傷口)から毒を絞り出す。
・ 水道水や氷で冷やして医師の手当を受ける。
・ 抗ヒスタミン剤(軟膏)やステロイド剤(軟膏)が有効です。(アンモニア水は効きません)
・ ミツバチに刺された場合には、ミツバチの毒針が残っているので、抜き取って抗ヒスタミン剤(軟膏)を塗っておきましょう。
こんなときには、すぐ病院へ
・ 刺されて数分後に気分が悪くなり、動悸がしたり、発疹がでてきた。
・ 以前刺されたとき、発疹等の同じような症状が出たことがある。
・ 多数のハチに刺された。
・ 目に毒液が入った。
*ハチに刺されて死亡する原因の大半は、「アナフィラキシーショック(抗原抗体反応)」によるものです。
過去にハチに刺されたことがある人の一部に、ショックを起こす人がいます。短時間の内に、心不全や呼吸不全等の症状が起こることがあるので、早急な治療が必要です。
スズメバチの巣の駆除依頼
攻撃性の高いスズメバチについては、市民のご自宅に営巣している場合に限り、駆除の依頼を受付けています。
駆除については、京都市が費用の一部を負担し、指定業者が行いますが、駆除の立会い時に自己負担額1万円を依頼者から指定業者にお支払いいただくことになります。
※駆除とは、巣の撤去のほか、巣自体は取り除かずに毒餌等の薬剤を用いて行う場合を含みます。
依頼フォームまたは以下のQRコードより、駆除の対象かどうかの判定ができ、対象であれば駆除の依頼を送信することができます。
依頼の際には、可能な限り、ご自宅に営巣しているスズメバチの巣の写真を撮影し、依頼フォームに添付してください。(画像ファイルのサイズは、合計50MBまで)
依頼フォームより依頼いただいた場合、京都市医療衛生センターから入力いただいた電話番号への確認の電話をもって受付完了となります。確認の電話に出ていただけなかった場合は、依頼者様から以下の連絡先まで電話していただきますようお願いします。
なお、複数人がハチに刺されている場合は、上記の依頼フォームによらず、お問合せ先までご連絡いただきますようお願いします。
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生センター(生活衛生担当)
(北東部)075-746-7211
(中部)075-746-7212
(南東部)075-746-7213
(西部)075-746-7214