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「京都動物愛護憲章」について

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2014年12月12日

「京都動物愛護憲章」について 


「動物愛ランド・京都」のマスコットキャラクター
京(きょう)ちゃん、都(みやこ)ちゃん 

 「京都動物愛護憲章」は、京都市と京都府が、平成26年12月12日に共同で制定したものです。

 同憲章は、「人と動物が共生できるうるおいのある豊かな社会」の具体的な姿を示すとともに、様々な人々がそれぞれの立場から動物愛護のあり方について自ら考え、積極的に行動するためのよりどころとなるものです。

 また、自治体が制定する動物愛護に関連する憲章として、日本で初めてとなるものです。

京都動物愛護憲章

 わたくしたちは、ここ京都で、四季のうつろいを感じながら、いきものと関わり、その命を尊ぶわが国ならでは暮らしのかたちを千年以上の永きにわたってつむいできました。そして、わたくしたちは、さらに進んで、ここ京都を人と動物が共に暮らすうるおいのある豊かなまちにすることを目指します。

 わたくしたちと同じようにかけがえのない命を持ち、わたくしたちの身近なところで共に生きている動物との関わりについて、わたくしたち一人ひとりが自ら考え、行動するためにこの憲章を定めます。

 わたくしたちは、

1. 動物を思いやりましょう。

1. 動物のことを学びましょう。

1. 動物との正しい関わりを考えましょう。

1. 動物との絆を最後まで大切にしましょう。

1. 人にも動物にも心地よいまちをつくりましょう。

 

 京都の人々の、動物の命に思いをはせる繊細な心や、他人に迷惑をかけないという美意識の上に立ち、わたくしたちは、この憲章に基づいて、様々な立場で動物と関わる中で、例えば、次のようなことに取り組みます。

1.動物を思いやりましょう。

・動物の命を尊ぶ心を子どもたちに伝えます。

・飼い主は動物の健康や安全に気を配ります。

・行政は、飼い主の都合でやむなく殺処分される犬や猫をなくすことを目指します。

 

1.動物のことを学びましょう。

・飼い主は、動物の習性や飼ううえでのきまりを学びます。

・動物取扱事業者は、飼い主に正しい飼い方を伝えます。

・テレビや新聞などは、動物の問題についてわかりやすく伝えます。

 

1.動物との正しい関わりを考えましょう。

 ・周りに迷惑がかかるような動物への餌やりは行いません。

 ・飼っている犬や猫が迷子になって困らないよう、飼い主がわかるマイクロチップなどを付けます。

 ・日々の生活や科学の発展のため、人がやむなく動物の命を奪っていることについて考えます。

 

1.動物との絆を最後まで大切にしましょう。

 ・動物を飼う人は、大切な家族として動物が命を終えるまで共に暮らします。

 ・飼い主を失った犬や猫を新たな家族として迎えることを考えます。

 ・行政は、飼われている犬や猫の安易な引取りに応じません。

 

1.人にも動物にも心地よいまちをつくりましょう。

 ・犬の排せつは自宅でさせます。また、散歩時にやむなくしたふんは必ず持ち帰ります。

 ・猫は、室内で飼います。

 ・地域の人々で協力して、人と猫が共生できる「まちねこ活動」に取り組みます。

 

 

 

京都動物愛護憲章

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制定日

平成26年12月12日

 12月12日を犬と猫の鳴き声になぞらえて「1(ワン)2(ニャン)の日」として制定しています。

憲章制定の過程

 全国で初めて府市共同で「京都動物愛護センター」(愛称:動物愛ランド・京都)を設置することを契機に、府市共同での憲章の制定に向け、有識者や動物愛護団体その他の関連団体の代表者で構成する「京都動物愛護憲章懇話会」から全4回にわたり意見聴取を行うとともに、シンポジウムを開催するなど、制定に向けて検討を進めてきたものです。

取り組みについて

 憲章に示す理念の下で、平成27年5月に府市共同で整備し開所した、京都動物愛護センター(動物愛ランド・京都)を拠点に、「人と動物が共生できるうるおいのある豊かな社会」の実現に向けた取組を進めています。

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