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京都市におけるBSE検査体制について

ページ番号151537

2022年7月22日

BSEとは

  牛の病気の一つで「BSEプリオン」と呼ばれる病原体が主に脳に蓄積し、異常行動、運動失調などを示し、死亡します。

 この病気が牛の間で広まったのは、BSE感染牛を原料とした肉骨粉を飼料として使ったことが原因と考えられています。

 国内では平成13年9月に初めてBSEの発生が確認され、以降、平成21年1月までの間に36頭が確認されましたが、平成21年2月以降は見つかっておりません。

 これにより日本は、国際獣疫事務局(OIE)において、BSEの「リスクが無視できる国」に認定されています。

1 京都市におけるBSE検査体制について

 厚生労働省の法令改正により、平成29年4月1日から健康牛のBSE検査が廃止されましたが、24か月齢以上で神経症状等を呈している牛については今後も検査を実施するとともに、検査対象から外れたものについても特定危険部位を除去する等、引き続きBSEに関するリスク管理に努めております。

 これまでの京都市におけるBSE検査の結果は、全て陰性です。

京都市の検査実績(平成28年度末時点)

年 度

  23

  24

  25

  26

  27

 28

と畜頭数

9,677

11,634

12,541

13,021

10,801

9,385

BSE検査数

9,677

11,634

  2,931

    286

    285

   237

検査体制

     全頭検査

    H25.7~ 48箇月超齢の牛のみ検査

検査結果

                              全て「陰性」

2 国のBSE発生防止対策

 (1)肉骨粉飼料の禁止

  肉骨粉飼料の禁止によりBSE感染リスクが減少し、国内では平成14年1月に生まれた牛を最後に、これまでBSE感染牛は確認されていません。

(2)特定危険部位の除去

  と畜場において、BSEプリオンが蓄積する脳、扁桃、回腸遠位部等の「特定危険部位」を除去することにより、人間がBSEプリオンを摂取するリスクは極めて低いと考えられます。

(3)BSE発生国からの生体牛等の輸入禁止

  BSE発生国からの生体牛等の輸入禁止により、BSEプリオンの我が国への侵入防止が図られています。

3 BSEに関する各種リンク

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ファックス:075-222-4062、075-213-2997、075-251-7233、075-708-6212

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