京都市におけるBSE検査体制について
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2025年1月30日
BSEとは
牛の病気の一つで「BSEプリオン」と呼ばれる病原体が主に脳に蓄積し、異常行動、運動失調などを示し、死亡します。
この病気が牛の間で広まったのは、BSE感染牛を原料とした肉骨粉を飼料として使ったことが原因と考えられています。
国内では平成13年9月に初めてBSEの発生が確認され、以降、平成21年1月までの間に36頭が確認されましたが、平成21年2月以降は見つかっておりません。
これにより日本は、国際獣疫事務局(OIE)において、BSEの「リスクが無視できる国」に認定されています。
1 京都市におけるBSE検査体制について
厚生労働省の法令改正により、平成29年4月1日から健康牛のBSE検査が廃止されましたが、行動異常又は神経症状を呈する牛については検査を実施するとともに、検査対象から外れたものについても特定危険部位を除去する等、引き続きBSEに関するリスク管理に努めております。
これまでの京都市におけるBSE検査の結果は、全て陰性です。
2 国のBSE発生防止対策
(1)飼料規制
BSEの感染源となりうる原料(肉骨粉等)を牛用飼料として利用することを禁止しています。
※飼料規制の詳細については、農林水産省のホームページをご覧ください。
(2)特定危険部位の除去
と畜場において、BSEプリオンが蓄積する脳、扁桃、回腸遠位部等の「特定危険部位」を除去することにより、人間がBSEプリオンを摂取するリスクは極めて低いと考えられます。
(3)BSE発生国からの生体牛等の輸入禁止
BSE発生国からの生体牛等の輸入禁止により、BSEプリオンの我が国への侵入防止が図られています。
3 BSEに関する各種リンク
- 牛海綿状脳症(BSE)について(厚生労働省)
BSE検査対象月齢の引き上げ等のリスク管理を行う機関です。
- 牛海綿状脳症(BSE)関係(農林水産省)
飼料規制等のリスク管理を行う機関です。
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局医療衛生推進室医療衛生企画課
電話:(庶務担当)075-222-4245、(市営墓地・墓園関係)075-222-3433、(生活衛生・「民泊」対策関係)075-222-4272、(食品衛生関係)075-222-3429、(薬務関係)075-222-3430、(動物愛護関係)075-222-4271、(病院・診療所、施術所等関係)075-213-2983、(医療安全相談窓口)075-223-3101、(感染症対策関係)075-746-7200、(コロナワクチン担当)075-222-3423、(その他予防接種担当)075-222-4421
ファックス:075-222-4062、075-213-2997、075-251-7233、075-708-6212