肝炎ウイルス検査・相談について(京都市肝炎ウイルス(B型・C型)検査協力医療機関の検索はこちら)
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2024年4月17日
京都市保健所業務(感染症・衛生関係)お問合せボットが感染症・衛生関係の質問にチャット形式でお答えします。
必要な情報の検索に御活用ください。
肝炎ウイルス検査(B型・C型)を受けましょう!
ウイルス性肝炎(特にC型肝炎)をそのまま放置しておくと、慢性肝炎から肝硬変を経て肝がんに進行することがあるため、検査による早期発見、早期治療が大切です。
京都市では、無料で肝炎ウイルス(B型・C型)検査を受けていただくことができます。
平成29年度から、京都市肝炎ウイルス(B型・C型)検査協力医療機関でも受けていただけるようになりました。
1 検査対象者
京都市民であり、肝炎ウイルス(B型・C型)検査を希望する方が対象です。
2 検査実施場所
京都市肝炎ウイルス(B型・C型)検査協力医療機関
京都市の協力医療機関であれば、最寄りの京都市肝炎ウイルス(B型・C型)検査協力医療機関において、検査をうけていただけます。
【実施日程】各医療機関の診療時間内
【費 用】無料
【事前予約】必要(各医療機関に直接ご予約ください。)
予約の際、「京都市肝炎ウイルス検査の利用を希望する」と必ずお伝えください。
医療機関で検査申込書をご記入いただき、検査を受けたうえで、後日結果を確認してください。
【持 ち 物】本人確認書類(住所が確認できるもの)
※ 肝炎ウイルス検査は、B型・C型検査を同時にうけていただくことになります。
- 肝炎検査(B型・C型)協力医療機関名簿
こちらから確認いただけます。
3 B型・C型肝炎ウイルスの感染経路
○B型肝炎は、主に母性感染や性行為、血液を介してB型肝炎ウイルスに感染します。
○C型肝炎は、主に注射針の使い回しや、消毒不十分な医療器具等による主に血液・体液からの感染や、出血を伴うような性行為により、まれに感染することがあると言われています。C型肝炎ウイルスは感染力が弱いので、日常生活で感染することはまずありませんが、カミソリ、歯ブラシの共有等、他人の血液に直接触れることを避けましょう。
4 検査を受けた方が良い方
次の方は、検査を受けることをお勧めします。
・B型・C型肝炎ウイルス検査を受けたことがない、また、検査結果を御存知ではないままの方
・健康診断の血液検査で肝機能検査(AST、ALT)の値の異常を指摘された後に、医療機関を受診されていない方
・母子感染予防策が実施されていなかった1985年(昭和60年)以前に生まれ、検査を受けたことがない方
・1992年(平成4年)以前に輸血や大きな手術を受けた方
・入れ墨(タトゥー)を入れたり、医療機関以外でピアスを空けたことがある。
※ B型肝炎ウイルスについては、以下の感染経路も考えられます
1988年(昭和63年)以前に同じ注射器による集団予防接種を受けたことがある。
※国は予防接種実施規則により、1958年(昭和33年)に注射針について、1988年(昭和63年)に注射筒について、被接種者ごとに取り替えることを定めています。
5 周囲への感染を防ぐために
B型・C型肝炎ウイルスは体内で主に肝臓と血液中に存在します。そのため、感染している人の血液が自分の体内に入ると感染する危険性があります。しかし、日常生活において、基本的な注意事項を守っていれば、感染することはほとんどありません。
特に、次のことに心がけましょう。
・自分自身以外の歯ブラシやカミソリ等は使用しない。
・感染した人の血液や分泌物がついたものは、他の人が触れないよう、しっかり包んで捨てる。
・自分自身以外のけが等の手当をする場合は、手袋を装着するなど血液や分泌物に直接触れないような感染予防対策を行う。他者の血液が付着した場合は、流水でしっかりと洗い流す。
厚生労働省HPはこちら→肝炎総合対策の推進
6 もし肝炎ウイルスに感染していたら
まずは、肝疾患専門医療機関を受診し、医師に相談しましょう。肝炎ウイルスに感染していても、すぐに治療が必要でない場合もあります。ウイルスの型や、ウイルスの量、年齢や肝炎の進行状態によって必要な治療が決まります。
○京都市内に住所を有する方で、肝炎ウイルス検査で陽性と判定された方には、「京都市ウイルス性肝炎患者等フォローアップ事業」をご紹介します。京都市から定期的に受診状況をお伺いし、随時必要な相談支援や情報提供を行いますので、適切な治療を継続するためにもぜひご活用ください。
○一定の要件に該当する方は初回精密検査費用及び定期検査費用についての助成制度があります。
○B型肝炎、C型肝炎それぞれの治療法に対する医療費助成制度があります。
京都市ウイルス性肝炎患者等のフォローアップ事業、初回精密検査費用及び定期検査費用の助成制度の受付について
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肝炎に関する相談窓口
肝炎の感染不安やフィブリノゲン製剤に関する相談を、各区・支所にある健康長寿推進課健康長寿推進担当で受け付けています。
(受付時間:平日(月~金)午前8時30分~午後5時00分)
北 | 432-1438 | 山科 | 592-3222 | 西京 | 381-7643 |
上京 | 441-2872 | 下京 | 371-7292 | 洛西 | 332-8140 |
左京 | 702-1219 | 南 | 681-3573 | 伏見 | 611-1162 |
中京 | 812-2544 | 右京 | 861-2177 | 深草 | 642-3876 |
東山 | 561-9128 | 京北 | 852-1816 | 醍醐 | 571-6747 |
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課
電話: 075-746-7200 ファックス: 075-251-7233