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受賞作品概要(子ども部門)

ページ番号94804

2020年10月27日

みやこ子どもユニバーサルデザイン賞

ことばよみとりき 吉川祐朱香(神川小・1年 神川児童館)

【作品概要】

「あ」と言ったら,みみの不自由な人が「あ」という信号を手首の機械からよみとれます。

【審査員コメント】

言葉の障壁も解決でき,幅広く展開が可能な素晴らしい発想。

音声を変換してもらえるといいなというストレートな子供の表現がよい。

 

誰でも乗れる自動の電車 藤原星渚(桃山小・2年 ももやま児童館)

【作品概要】

車が乗る時,ボタンをおせば入口が大きくなったり,車イスやベビーカーの時は,じどうでスロープが出てきて,のればじどうでスロープがしまわれてドアもしまります。

【審査員コメント】

「誰でも乗れる」という「誰でも」ということが重要な意味を持つ。

もし現実にあれば,楽しいとも思わせてくれる。

 

ことばの自動はん売き 奥田のばら(樫原小・3年)

【作品概要】

日本語がわからない外国人が日本でこまらないようにと考えました。自分の国のはたのボタンをおすとその国の言葉で聞こえてきます。

【審査員コメント】

国際的な視野もあり,まさにユニバーサルな発想である。

よく勉強された中で素朴な疑問を解決迄持っていく強い思いが感じられた。

 

クラクション報知器 上野鈴葉(東山小・6年)

【作品概要】

近くでクラクションが鳴っても,耳が聞こえない方は気付かないから,音に反応してしんどうが来る,また光る,うで輪(ブレスレット)です。

【審査員コメント】

今日のテクノロジーでは十分実現可能なアイデア。走行時に音をほとんど発しないビークルもある中,それ等にも対応が図れる極めて良い提案。

 

足であけれる冷蔵庫 大杉勇大(嵯峨野小・6年)

【作品概要】

手が不自由な人も,手が使えてもいちいちしゃがむのがめんどくさいし足でふんであけるとらくなのでいいと思いました。

【審査員コメント】

冷蔵庫の扉は確かに足で開閉できると便利。特に買い物から帰って両手がふさがっているときなど。ニーズが多そう。

 

ペットボトル(片手の不じ由な人のための)固定きぐ 小槻真夢(東山小・6年)

【作品概要】

自動販売機やスーパーのレジにペットボトルを固定する物をつけることにより,片手の不じ由な人でも,楽に開けられ,のむことができます。

【審査員コメント】

手の不自由な方の不便さに気付き,使いやすくするための発想が良い。

指先の力のない方とか片手が不自由な人のために必要かと思う。

 

ケータイにぜひ!!音読・ルーペ機能 続木明佳(第四錦林小・6年)

【作品概要】

細かい字にケータイをかざすと,ルーペのように大きい文字が画面に写り,そして,写った文字を音読してくれます。

【審査員コメント】

ほとんどの人が携帯電話を持ち歩くこの頃,文字が読みづらい時,読めない時に,とても便利。技術的にQRコードの応用で可能そう。

 

えいざん電車の音声くん 藤井瑠夏(市原野小・6年)

【作品概要】

えいざん電車の出入口が音声付きになっていて,目の不自由な人でも初めての人や観光客でも安心して利用できます。

【審査員コメント】

実際に体の不自由な人が駅で不自由に感じている出来事をもとに,考えた実用的なアイデアだと思う。

 

手すりのある横断歩道 松下綾乃(嵯峨野小・6年)

【作品概要】

青になったら手すりがおりてきて,赤になったらまた別方向に手すりがおりてきて,わたれないようになります。

【審査員コメント】

改めて本当に安心,安全な横断歩道のあり方が,この大胆なアイデアの中に潜んでいる。弱者への思いやり,交通事故防止へ有用性あるデザインと言える。

 

方位表示マンホール 平井由香(久世中・1年)

【作品概要】

京都は碁盤目になっており,迷いやすいため,マンホールの上から背景の矢印を白に,北を示すNの字を赤色で塗装し,方角がわかります。

【審査員コメント】

都市の中に当たり前にあるマンホールの中で,提案の様に方位が示される事で,大きな機能として人々に利便性を与えるのでは。

 

チューリップチェア 小川萌香(蜂ヶ岡中・3年)

【作品概要】

かばんを持っている人や荷物が多い人などが,せもたれのへこみにかばんをかけて落ちにくくすることができるイスです。

【審査員コメント】

会議室の机の物入れは小さく,座るスペースも狭いので,イスにバッグを掛ける事を試みるが,スルンと落ちてしまうので,これは便利。

 

はけるぞう 久岡由佳(向島東中・3年 )

【作品概要】

足や腰の悪い人は,足に手が届きにくく,くつ下もはきにくいと思って考えたものです。どんな人でも使えるよう,長さを調節できるようにしました。

【審査員コメント】

ちょっと体がかたい人でも,朝起きた時に靴下がはきにくい経験はよくあるので,このような便利なものがあると役に立つと思う。

 

プロテクッター 米田紫乃(久世中・3年)

【作品概要】

カッターは刃がおもむろに出ていて危険と前から思っていたので,思い切って透明なカバーで刃をおおってみました。

【審査員コメント】

実際に使われるときの様々な状況まで考えて,上手なスケッチと説明によってアイデアの内容が分かりやすく表現されている。完成度は大変高いと思われる。

お問い合わせ先

京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室

電話:075-222-4161

ファックス:075-251-2940

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