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受賞作品概要(子ども部門)

ページ番号84118

2020年10月27日

みやこ子どもユニバーサルデザイン賞

とうめいなおり   宮﨑 史歩(洛央小)

■応募者作品説明

車いすの人や小さい子どもでも見やすいように,とうめいのおりにする。(いままでのどうぶつのおりは茶色で,ちょうど目の高さにあり見えにくい。)

■審査委員コメント

おりなんて,本当はないほうが良いと思います。透明なおりは,みんなにとって優しいし,どうぶつにとっても優しいと思います。良い提案です。

 

のばらどうぶつえん   奥田 のばら(樫原小)

■応募者作品説明

目が不自由な人も楽しめる。小さい子も楽しめる。

■審査委員コメント

目の不自由な人が楽しめる動物園の提案で,園内を自由に移動しながら,目で見ること以外で楽しめるたくさんのアイデアがあって,よい提案です。

 

感ズーる・ZOO   蒟油 智子(深草中)

■応募者作品説明

実際に動物園へ行って,どこが不便なのかを調べた。車いすの人や小さい子にとっては危険だったり,ひとりだけでは動物を近くで見ることができないことが分かったので改善した。

■審査委員コメント

動物園は見るだけでなく,音で感じたり,臭いで感じたり,風で感じたり,手で触れて感じたりしても楽しめる所にしたいという,優しさにあふれる良い提案です。

 

アニマルスイッチ   中川 美鈴(弥栄中)

■応募者説明

動物のおりの前の柵に,動物の形をしたボタンをふたつつける。(ボタンを押せば)ひとつはその動物の説明が流れて,もうひとつは動物の鳴き声がする。ボタンは軽く押すだけでいいから,力のない人や小さい子にも便利。目の見えない人でも楽しめると思う。

■審査委員コメント

動物の形をしたアニマルスイッチを押したら,動物についての説明や鳴き声が音声で流れる装置は,子どもたちや障害のある方には便利ですね。

 

キョロキョロばし   梅野 佑里(祥栄小)

■応募者作品説明

子どもや車いすの人は,見えにくかったりするから,橋をつくり,高いところから見えるようにしました。橋の片方を階段ではなく坂にしたり,歩くところを赤色にしてわかりやすくしました。橋のかべに動物の名前を書くと,奥にいる人もそこにいる動物がわかると思います。

■審査委員コメント

弱い立場の人を思いやる大変心やさしい作品です。絵の動物も楽しそう。こんな素敵な動物園に行きたいですね。

 

動物の○○!!   野田 織江(祥栄小)

■応募者作品説明

目の見えない人のために考えました。形のところでは特徴を強調してつくるとわかりやすいし,感触のところだとさわれない動物もどんな肌ざわりなのかわかるのでいいと思いました。

■審査委員コメント

動物の鳴き声,足の裏,実際の感触など,興味深くユニークな展示内容であり,だれもが利用しやすいように配慮されている点が優れている。

 

動物もけい館   増澤 優(祥栄小)

■応募者作品説明

目,体,耳の不自由な人のために,動物のもけいを大きさとかさわりごこちとかを本物そっくりにしてつくります。その動物をさわると鳴き声がします。

■審査委員コメント

どんな不自由な人でも楽しめるような「動物もけい館」をテーマに,色々なおもいやりある工夫が重ねられ,すばらしい作品のひとつと考えます。

 

だれでもふれあえる動物   荒井 優衣(祥栄小)

■応募者作品説明

本物にかぎりなく近いようにし,毛などは本物を使ったりします。目の見えない人でも肌で感じられるようにします。点字や4箇国語も加えたかんばんもつくります。

■審査委員コメント

動物たちを触りたいけれど,それは無理。本物そっくりのレプリカが置いてあったら,触りながら楽しく動物のことを学べそうです。

 

ぐるぐる展示   吉田 崇晃(祥栄小)

■応募者作品説明

○4には車いすで上に上がれない人,○3には子どもや背の低い人,○2には大人,○1には特に大きい人が乗ります。その段はゆっくり回るので酔う心配もありません。歩かなくても見られるところや,高さを変えて全員が全部の動物を見られるところが便利です。

■審査委員コメント

自分自身以外に,背の低い人や背の高い人も含めて,みんなが平等に動物を見ることができるようにしている点がすばらしい。

 

動物分かる君   林 菜々絵(東山小)

■応募者作品説明

動物がいる前にセンサーをつけ,人が前を通ると動物の説明が流れます。説明には大人用,子ども用,外国語などがあり,目の不自由な人だけでなく,様々な人に適した説明が流れます。また,目の不自由な人だと形もわかりませんので,動物の模型を置いて,形や手ざわりがわかるようになっています。

■審査委員コメント

“すべての人にとって”という見方ができたことで,気づきや工夫につながったということを覚えておいてね。いろんな人の気持ちになろうね。

 

まいごにならない?地面に矢じるし   松尾 優希(大薮小)

■応募者作品説明

動物園に行くと,入口の近くにしか地図がありません。だけど,地面に書いてある動物の絵や名前の矢じるしをたどっていくと,その動物のもとにたどりつきます。これならまいごになる心配もありません。

■審査委員コメント

どうぶつさんの絵が道に描いてあったら楽しいね。しかもそれが案内してくれるとなると。足元だと,子どもも大人もお年寄りも,みんな見やすいしね。

 

車イスやぜんそくの人に優しい芝生   工藤 楓(新洞小)

■応募者作品説明

車イスの人は砂だとタイヤがつまって進みにくいから,芝生にしたほうがいいと思う。それに,砂ぼこりがたって,ぜんそくの人などいろんな人がのどを痛めたりするから,芝生のほうがいいと思いました。

■審査委員コメント

手入れされた芝生はいろんな人に元気を与える。寝転ぶだけで嬉しい,こけても楽しい。動物園の原点は自然。素敵な芝を育て,守っていきたいですね。

 

お問い合わせ先

京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室

電話:075-222-4161

ファックス:075-251-2940

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