18UD大賞(ユニバーサルプリンティング)
ページ番号5085
2020年10月27日
■みやこユニバーサルデザイン大賞
ユニバーサルデザインを踏まえている点
大平印刷では,ユニバーサルデザインの要素と印刷物(プリンティング)の要素を組み合わせた「ユニバーサルプリンティング」という言葉を使い,人と地球に優しい印刷物の作成に努めている。具体的な例として,色弱者に配慮した色使いのデザイン,開けやすい封筒,重さの軽いカタログを顧客に提供している。また,この考えを広く周知するために,シンボルマークを作成しPR活動を行っている。
評価コメント
■色覚障害者に対して見やすい印刷物を提供していくという取組は斬新である。色覚障害者への配慮については,これまであまり目を向けられなかった分野である。取組がほぼ具体化している点も評価したい。
■具体例の対象者は色弱者であるが,障害の有無にかかわらず多くの利用者の利便性を高められる点が,ユニヴァーサルデザインのコンセプトと合致しており,評価につながった。


印刷物にも「ユニバーサルデザイン」の考えを。できるだけ多くの人に見やすく,使いやすく,そして分かりやすい印刷物。それが「人にやさしい印刷物」,つまりユニバーサルプリンティングです。


色の組み合わせによっては,色覚に障害がある方や,老化に伴い視力が低下した方に,私たちが想定する色の情報が伝わっていない場合があるのです。
当社では,NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構の協力を得て,「印刷物のカラーユニバーサルデザイン化」を推進しています。
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室
電話:075-222-4161
ファックス:075-251-2940