18UD大賞(バリアフリー上映)
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2020年10月27日
みやこユニバーサルデザイン賞 入賞取組
■みやこユニバーサルデザイン大賞
ユニバーサルデザインを踏まえている点
障害のある学生が一般の学生と同様に授業を受けられるようサポート活動をしている京都リップルでは,障害についての理解の促進や啓発活動の一環として,障害の有無や年齢に関係なく皆が一緒に映画を楽しめるように,邦画に日本語字幕を付けたり,字幕・副音声付のバリアフリー上映会を企画・実施している。このほか,小・中学校などからの依頼で,障害のある当事者による講演,障害について知っていただくための疑似体験イベントなども行っている。
評価コメント
■すべての人が同時に楽しめる映画上映は他にあまり例がない。ボランティアながら配給会社にも理解を求めるなど積極的な姿勢が見られる。
■余暇や娯楽の分野でも,みんなで一緒に楽しめるユニバーサルな取組が広まっていくことを期待する。
■障害者と健常者がともにより一層映画を楽しみ,心のバリアフリーを進めていけるよう,バリアフリー上映を推進していただきたい。
■誰もが参加できるという趣旨が良い。
■人の楽しみにかかわる事柄を,誰でも享受できるようにと考える姿勢,さらに今までの取組を評価します。
平成16年11月15日。京都教育文化センターにて,映画「草の乱」字幕・副音声付きバリアフリー上映。字幕は映像の右側に縦で映し出される。また,日本語の映画に字幕や副音声を付けることは,障害者だけでなく,高齢者や子どもなどが映画を理解するための助けにもなり,多くの方が見やすいものとなる。
平成16年11月19日。同志社大学京田辺校舎にて,映画「夢追いかけて」字幕付け作業の確認。制作した字幕テキストを,当日映像・音声に合わせてPCのキーを押して映し出す仕組み。
平成18年6月24・25日。京都市勧業館みやこめっせにて、映画「二人日和」バリアフリー上映会の企画、実施。当日の受付の様子
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室
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