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きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点の開設及び「養育里親」の愛称決定について 門川市長記者会見(2020年9月9日)

ページ番号274804

2020年9月9日

きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点の開設及び「養育里親」の愛称決定について

 京都市では,すべての子ども・子育て家庭の笑顔を大切にするため,「京都市はぐくみプラン」に基づき,様々な子育て支援施策に取り組んでいます。中でも,親元を離れて暮らす子どもたちの養育環境を確保するための「里親委託の推進」と,子育て家庭の一時的な休息のための「ショートステイ事業の推進」は,最重要施策の一つとしています。
 この度,里親の訪問支援や相互交流を行うとともに,ショートステイ事業も実施することにより,身近な地域で子どもと子育て家庭を支える「きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点」を10月1日に開設しますので,お知らせします。
 また,里親月間である10月を契機として,特に充実が求められる「養育里親」について,多くの方に親しみを持っていただき,なじみ深いものとするとともに周知を図るため,一般公募により愛称を決定しましたので,併せてお知らせします。

きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点の開設

⑴ 目的及び機能
 ア 目的
  本市における里親支援やショートステイ事業は,これまでから児童養護施設等が実施してきましたが,施設が偏在しており,市全体で見れば,身近な地域での対応に課題がありました。
  このため,施設等の不所在区を対象として,以下の機能を総合的に実施することにより,対象地域(⑵参照)の里親家庭や子育て家庭を支えるものとします。
 イ 里親支援機能                                                                                    里親等(※)に対し,訪問による相談や身近な地域に所在する拠点において里親同士の相互交流等の支援を行うことにより,里親の養育能力の向上や支援ノウハウの共有化等を図ります。
    ※ 里親等:里親及びファミリーホームを運営する事業者
   ウ ショートステイ機能(定員6名)
  病気や育児疲れ等により,家庭での児童養育が一時的に困難な場合に利用できるもの。身近な地域にショートステイ実施場所を確保することにより,対象地域に居住する市民の利便性を高め,幅広い市民の利用を促進します。

⑵ 対象地域
  児童養護施設等が所在していない以下の地域
  中京区・下京区・南区・伏見区

⑶ 実施場所等
  住 所:下京区下長福寺町264
  (阪急大宮駅より徒歩10分/JR丹波口より徒歩9分/バス停大宮五条より徒歩5分)
  開設日:令和2年10月1日(木曜)
  開所時間:平日・土曜・祝日は9時~21時
           日曜は9時~17時
  規 模:ショートステイ 2部屋
  事務室 1部屋,交流スペース1部屋
  スタッフ6名(予定)
  お問合せ先:○里親養育に関すること…きょうと里親支援・ショートステイ事業拠点
           ○ショートステイの利用相談…お住まいの区役所・支所子どもはぐくみ室
  運営事業者:社会福祉法人積慶園

⑷ 今後の展開について
  当該拠点における事業効果を踏まえ,新たな拠点の設置を検討します。
  また,ショートステイ事業については,今後も拡充を図ります。

「養育里親」の愛称「はぐくみさん」の決定

⑴ 愛称募集の経過
  多くの方に親しみを持っていただくことで「里親制度」がなじみ深いものになることと,特に一人でも多くの市民の方に「養育里親」になっていただき,里親制度の更なる充実が図られることを目的として一般公募を行いました。
  公募期間:令和2年6月19日(金曜)~同年8月7日(金曜)(50日間)
  応募総数:456点
  選定方法:里親支援機関などの関係者による意見聴取等を踏まえ,選定

⑵ 普及啓発活動
 「里親制度」について多くの市民の方々に理解していただき,身近に感じてもらうため,商業施設や区役所等での里親登録相談会の実施とともに,新たに作成する本市独自のポスター(参考2)やテレビ・映画館CM(参考3)を活用して,「一人でも多くの方に里親になりたい」と思っていただけるような啓発活動を実施します。

  「養育里親」とは?
 様々な事情により本来の家庭で暮らせなくなった子どもを,保護者が子どもを引き取れるようになるまで,または,子どもが自立するまでの一定期間,自分の家庭で養育する里親他の里親と同様,心身ともに健康であり,子どもの養育について理解や熱意等がある等の要件を満たせば,子育て経験がなくても,必要な研修を受ければ,里親として登録することが可能です。また,受入れ後,子育てに悩んだ場合は,今回設置する拠点等で相談することができます。

市長記者会見資料

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お問い合わせ先

京都市 子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部子ども家庭支援課

電話:075-746-7625

ファックス:075-251-1133

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