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これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと

ページ番号93186

2011年1月6日

これからママなるあなたへ お魚について知ってほしいこと!

お魚はからだに良いものです でも妊娠中はちょっと注意が必要です!

 お魚は,良質なたんぱく質や,血管障害の予防やアレルギー反応を抑制する作用があるDHA(ドコサヘキサエン酸),EPA(エイコサぺンタエンン酸)を多く含み,またカルシウムなどの摂取源で,健康的な食生活をいとなむ上で重要な食材です。妊婦及び出産のための栄養のバランスの良い食事には欠かせないものです。

 ところが,お魚には,食物連鎖によって自然界に存在する水銀が取り込まれています。お魚などを極端にたくさんたべるなど,かたよった食べ方をすることでこの水銀が取り込まれ,お腹の中の赤ちゃんに影響を与える可能性があることが,これまでの研究から指摘されています。

 

注意が必要なのは,食べるお魚の種類と量です!

注意が必要がお魚について

○注意が必要なお魚の名前

 キダイ,マカジキ,ユメカサゴ,ミナミマグロ(インドマグロ),ヨシキリザメ,イシイルカ,クロムツ,キンメダイ,ツチクジラ,メカジキ,クロマグロ(本マグロ),マバチ(メバチマグロ),エッチュウバイガイ,マッコウクジラ,コビレゴンドウ,バンドウイルカ

○特には注意が必要でないもの

 キハダ,ビンナガ,メジマグロ,ツナ缶,サケ,アジ,サバ,イワシ,サンマ,タイ,ブリ,カツオ など

 

Q&A 疑問にお答えします!

Q1 なぜ妊娠中にはお魚の食べ方に気をつける必要があるのですか。

A1.お魚の中に含まれる水銀の量がある一定以上になったときにおなかの中の赤ちゃんに影響を与える可能性が指摘されています。それはおなかの中の赤ちゃんは,お母さんのからだの中から取り込んだ水銀をからだの外に出すことができないからなのです。

 

 

Q2 お魚などに含まれる水銀がおなかの中の赤ちゃんに与える影響とは。

A2.今回注意しなければならないお魚を,食べる量の目安よりとても多く食べ続けていた場合に限りますが,例えば生まれてから,音を聞いた場合の反応が1/1000秒以下のレベルで遅れる可能性があることがいわれています。

 

Q3 普段の食事でからだに取り込んでいる水銀の身体への影響。

A3.普段の食事で体に取り込んでいる水銀量は,健康に影響を与えないと考えられる最大量の57%です。また,体の中の取り込まれた水銀は,徐々に体の外に出ていきます(2か月で取り込んだ量の半分になります)。そのため,平均的な食生活をしている限り,水銀が過剰に体の中にたまっていくことはなく,健康への影響を心配するようなものではありません。

 

Q4 なぜ,注意が必要なお魚と注意しなくてもよいお魚があるのですか。

A4.小さいお魚がそれより大きいお魚へ食べられていくことが食物連鎖です。お魚にはそれぞれに水銀が含まれていますから,一般的には,大きいお魚は小さい魚に比べて自然に多くの水銀を取り込むことになります。

 今回注意が必要とされたお魚は,おもにこのような大きなお魚(クジラ・イルカを含む)で,その中でも水銀の量が比較的多いお魚となっています。

 

Q5 妊娠に気づくのが遅れて注意をしなかったのですが,大丈夫。

 A5.赤ちゃんは胎盤(たいばん)を通して水銀を取り込みますが,この胎盤は一般的に妊娠4か月でできます。胎盤ができる時期には,それ以前にからだの中に取り込まれて水銀の量は減少しています。そのため,妊娠に気付いたときから注意することで対応できると考えています。 

 

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電話:075-746-7625

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