京セラギャラリー2025年秋季特別展「EXPOSING」開催
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2025年10月15日
京セラ株式会社と京都市立芸術大学(京都芸大)は、令和7年11月1日から12月13日まで、「京セラギャラリー2025年秋季特別展『EXPOSING』」を開催いたします。
本展は、本学大学院を修了し、それぞれ異なるジャンルの第一線で活躍中のアーティストである新平誠洙氏、寺岡波瑠氏、肥後亮祐氏の3名が結集し、それぞれの作品を通して、「展示」の多層的な意味を浮き彫りにし、見えているもの・見えていないものとの関係性や意味を深く考察する機会を提供します。展示企画は、同じく本学大学院を修了し、現在京都を拠点にさまざまなアートプロジェクトに携わる平野成悟氏が立ち上げたD ARTSが手掛けます。
若き才能が織りなす作品群を通じて、私たちの日常に溢れる「展示」という行為に隠された奥深さを会場で御体感ください。

(写真左)新平 誠洙《Phantom Paint #2》
2025年、油彩・キャンバス
(撮影:来田 猛)
(写真中央)寺岡 波瑠《虚構の廃墟、現実のホワイトキューブ》
2019年、建築素材・芯地
(撮影:来田 猛)
(写真右)肥後 亮祐《Sandy Island》
2020年、ミクストメディア
(撮影:仲田 絵美)
1 日時
令和7年11月1日(土曜日)から12月13日(土曜日)
午前10時から午後5時(日曜、祝日休館)
2 場所
京セラ株式会社 本社ビル1階 京セラギャラリー 地図
(〒612-8501京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地)
3 入場料
無料
4 主催
京セラ株式会社、京都市立芸術大学
5 共催
京都市
6 後援
京都新聞、KBS京都、エフエム京都
7 企画
D ARTS
8 出典作家について

新平 誠洙(にいひら せいしゅ)
1988年大阪府生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻(油画)修了。時間の経過や光学原理をテーマに、現代における絵画の時間と空間表現を探求し、イメージや情報が氾濫する現代のリアリティを重ねた実験的なアプローチで、人々の「見る」欲求を刺激し続けている。

寺岡 波瑠(てらおか はる)
1993年滋賀県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻(環境デザイン)修了。建築における慣習や様式といった既成秩序や、建築物が取り壊される際のコンテクストに対する不条理性に疑問を感じ、「アンビルドドローイング」と呼ばれるまだ形にならない建築の設計図や、小説、空間全体を使ったインスタレーションの手法を用いて制作活動をしている。

肥後 亮祐(ひご りょうすけ)
1995年北海道生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻構想設計領域修了。Google Map上にデータとして置かれているが現実には存在しない幻の島など、社会や個人が無自覚にまたは意図的につくりだす「虚構」とその伝播などを考察、私たちに問いかけている。
9 D ARTSについて
2025年にキュレーター平野成悟(2022年京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了)が設立したアートエージェント。現代美術・工芸・写真を基盤に、京都西陣のオルタナティブスペースTENSHADAIを拠点として関西圏で展覧会企画やアートフェア出展、アートディレクションなどを行う。
10 問合せ先
見学・展示に関するお問い合わせ
京セラ株式会社
- 見学 Tel: 075-604-6141
- 展示 Tel: 075-604-3518
報道機関からのお問い合わせ
- 京セラ株式会社 広報室 本社 Tel: 075-604-3514(直)/東京 Tel: 03-6364-5503(直)
- 京都市立芸術大学 共創テラス・連携推進課 Tel: 075-585-2006
報道発表資料
発表日
令和7年10月15日
担当課
公立大学法人京都市立芸術大学 共創テラス・連携推進課(075-585-2006)
取次:文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課(075-222-3128)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181