「上七軒歌舞練場 特別公開~この秋一日限定、花街文化体験~」の開催
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2025年10月3日
上七軒の街の新たな魅力を掘り起こすため、京都府が北野天満宮で開催する「北野大茶会~きょうとまるごとお茶の博覧会グランドフィナーレ~(令和7年10月11日から13日まで)」に合わせて、10月13日(月曜日、祝日)に上七軒歌舞練場を舞台に、花街文化に触れることができる催しを実施します。
背景と目的
京都市では、花街文化を「京・花街の文化」として“京都をつなぐ無形文化遺産”に選定するとともに、文化庁の日本遺産「候補地域」に認定された「おもてなし文化 ~受け継がれゆく京の花街~」の取組により、花街文化の魅力の内外への発信や、未来へと継承する機運の醸成を行っています。
この度、北野天満宮で開催される「北野大茶会~きょうとまるごとお茶の博覧会グランドフィナーレ~(令和7年10月11日から13日まで)」に合わせ、北野天満宮の東参道に広がる風情ある花街・上七軒のシンボルである上七軒歌舞練場を舞台に、上七軒歌舞練場の公開や芸舞妓に関する展示、芸舞妓による舞の披露を実施します。
本事業では、京都最古といわれる花街・上七軒の魅力を更に発信するとともに、北野天満宮・上七軒を含む西陣(北野エリア)の地域活性化を図ります。
上七軒歌舞練場における催し
日時
令和7年10月13日(月曜日、祝日) 午前10時から午後5時まで(最終入場:午後4時半)
場所
上七軒歌舞練場(〒602-8381 京都市上京区今出川通御前通東入真盛町742)
内容
上七軒歌舞練場の公開
上七軒歌舞練場における過去の舞踊公演動画(「北野をどり」等)の上映
芸舞妓に関する展示(茶道具、かんざし、着物、小物、紹介パネル等)
お飲み物や上七軒匠会オリジナルグッズの販売
上七軒の芸舞妓による舞鑑賞及び写真撮影(要事前予約)
午後2時から2時50分まで、3時から3時50分まで、4時から4時50分までの3回実施
(予約方法)
申込みフォームから御予約ください。
(注意事項)
各回の30分前に受付にお越しください。20分前までにお越しいただけない場合、キャンセルとさせていただきます。
写真撮影は1人ワンショットとさせていただきます。カメラはご自身のものを使用してください。
舞鑑賞(各回40席)・写真撮影(各回25名)
上限を超えてお申し込みいただいた場合、お断りする場合がございます。予め御了承ください。
入場料等
上七軒歌舞練場の公開
500円
(補足)中学生以下無料。未成年者は要保護者同伴。上七軒の芸舞妓による舞鑑賞及び芸舞妓との写真撮影
各1,000円
(補足1)未就学児は入場いただけません。
(補足2)小中学生も予約のうえ、それぞれ1,000円をお支払いいただく必要があります。
運営
主催:上七軒匠会、京都市
協力:上七軒歌舞会
問合せ先
TEL:075-465-9090(上七軒匠会)(平日午前10時から午後5時まで)
参考
上七軒
室町時代、北野天満宮社殿が一部消失した折、修復の残材を用いて東門前に七軒の茶店を建てたのが始まりとされています。後に、太閤秀吉が北野松原にて大茶会を開いた際に、この茶店名物のみたらし団子をいたくお気に召され、お茶屋の営業を許可したのがお茶屋の起源といわれています。
日本遺産
京都市は、「おもてなし文化~受け継がれゆく京の花街~」の日本遺産認定を目指しています。 日本遺産は、地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。 京の花街は、歴史的なまちなみや四季折々の伝統行事とともに、芸妓舞妓による伎芸、お茶屋のおもてなし、伝統工芸などの匠の技など、悠久の京都が培ってきた伝統文化とものづくりの魅力を継承してきました。 今後も、京の花街の日本遺産への認定を目指して、取組を推進します。
上七軒通り及び上七軒匠会加盟店舗マップ


報道発表資料
発表日
令和7年10月3日
担当課
文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課(電話:075-222-3130)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課
電話:075-222-3130
ファックス:075-213-3366