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令和7年度における京都市男女共同参画市民会議運営懇談会の開催について

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2025年10月15日

令和7年度京都市男女共同参画市民会議実績報告

※「京都市男女共同参画市民会議」は、男女共同参画に関する市民の意識の向上を図るとともに、討議、学習、相互交流等を行う場です。

令和7年8月13日、京都市男女共同参画市民会議運営懇談会の委員の皆様に、京都市役所にお集まりいただき、「京都基本構想案」と「次期京都市男女共同参画計画」をテーマにする懇談、意見交換を行っていただきました。

委員の皆様から、テーマに関すること、また、今後京都市に期待することなどについて、活発な御意見をいただきましたので、その一部を御紹介します。

これらの御意見は、本市施策の参考にさせていただくとともに、市民の皆様お一人お一人にこのテーマについて考えていただくきっかけにしていただけましたら幸いです。

いただいた御意見

○ 長期的な視点の構想を持つ一方で、具体的な施策については細やかに見直しを重ね、時代の流れをキャッチし続けることも重要だ。

 

〇 京都基本構想案では、「京都市民」という言葉が、もともとの意味よりも広くされている。このことにより、今後戦略を立てていく、あるいは施策を検討していくうえで、主体や対象が曖昧になってしまうことを懸念しており、線引きが必要な時はしっかりと線引きをしていただきたい。

 

〇 京都基本構想案が取り上げる「本物(ほんまもん)」について、京都はこれまでたくさんの「本物(ほんまもん)」を生み出し、継承してきたが、その継承が途絶えることのないよう、さらに京都がこれからもたくさんの「本物(ほんまもん)」が生まれる土壌であるよう願っている。

 

〇 これまでチャンスを逃してきたという方にも京都に住みたいと感じてもらえるようなまちづくりが必要だと思う。

 

〇 学校の統廃合により、番組小学校という長年続いてきた地域のシンボルが失われたことで地域コミュニティが弱体化してしまう例も少なくない。そういった点を念頭に置いて地域活動を守るということを考えていただきたい。

 

〇 25年前に策定した現行の京都市基本構想について、どういった振り返りや評価がされているのか市民に伝わり切っていないように感じる。今回のような会議の場に参加して初めてそういったものに触れられるというのではなく、もっともっと広く市民の方に知ってもらうような取組をやってもらいたい。

 

〇 コロナ禍により、女性の貧困や格差の拡大が進んだと思われるので、支援を強化していただきたい。

  女性は特にジェンダー規範の影響により、子育て、就労といった観点から重圧がかかりがちになっており、実際に苦労された方も多いので、そういった点を解消・軽減するような施策の充実をお願いしたい。

 

〇 女性の地位向上や女性の参画のための機会が与えられているということは感じている一方で、女性側の意識がそれに対応しきれていないところがある。

  「それは男性にやってもらったらよい」というような考え方がまだまだ残っていると思われ、そうした点の変革というのはとても大事なことだ。

 

〇 計画策定・実行・振り返りのサイクルを丁寧に行い、中でも振り返りにひときわ時間を割くことが重要だと思う。

 

〇 女性活躍が叫ばれて久しいが、本人の意に沿わない管理職登用が行われ、結果として降任希望や辞職に至る例もある。

  女性がいきいきと働き続けることのできる環境づくりという観点から女性活躍に取り組むことも必要だ。

 

〇 次期男女計画の案を見ていると、あたかも働いている女性だけが輝くかのような印象を受ける。

  女性の価値観、生き方には様々なものがあるので、啓発や情報発信ではそうした点に配慮した表現を心がけてもらいたい。

 

 

 


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お問い合わせ先

京都市 文化市民局共生社会推進室男女共同参画推進担当

電話:075-222-3091

ファックス:075-366-0139

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