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京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA展覧会「スキマをひらく」の開催 ——いまの時代に「共に生きる」ために、表現者たちがやっていること

ページ番号340419

2025年4月18日

 世界のあちこちで分断と対立が深刻化し、先行きが不透明な時代にわたしたちは生きています。そうしたなかで、多様な背景をもち、考え方もそれぞれに異なる人々が歩み寄り、共に生きていくためにはどうすればよいのでしょうか。本企画では、人々が時間と場所を共にし、対話を重ねることによって広がる可能性について、乾久美子、小山田徹、田中功起、副産物産店の4組の作品や実践を通して考察します。

田中功起《Provisional Studies: Workshop #7 How to Live Together and Sharing the Unknown》2017年

田中功起《Provisional Studies: Workshop #7 How to Live Together and Sharing the Unknown》2017年

展覧会「スキマをひらく」概要

  • 会期:令和7年5月3日[土・祝]~6月22日[日]午前10時~午後6時
  • 休館日:月曜日(5月5日[月・祝]は開館、翌平日の5月7日[水]を休館)
  • 会場:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
  • 入場:無料
  • 主催:京都市立芸術大学
  • 助成:芸術文化振興基金
乾久美子|ねれる公共/横浜美術館 (2025年、撮影:川又修平)

乾久美子|ねれる公共/横浜美術館 (2025年、撮影:川又修平)

副産物産店《移動式芸術資源循環センター》 (2025年、撮影:吉本和樹)

副産物産店《移動式芸術資源循環センター》 (2025年、撮影:吉本和樹)

小山田徹「いま、バリアとはなにか」展示風景 (せんだいメディアテーク、2010年)

小山田徹「いま、バリアとはなにか」展示風景 (せんだいメディアテーク、2010年)

小山田徹(京都市立芸術大学理事長兼学長)

小山田徹(京都市立芸術大学理事長兼学長)

出典作家について

乾久美子(いぬい・くみこ)
建築家/乾久美子建築設計事務所主宰/横浜国立大学都市イノベーション学府・建築都市スクール(Y-GSA)教授。1969年大阪府生まれ。京都市立美術工芸高校移転整備工事乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同企業体代表。近年は社会における「コモンズ(共有財)」が重要であると考え、コモンズをはぐくむ空間やきっかけづくりを大切にしている。また、「小さな風景からの学び」というリサーチの経験を生かしながら、コモンズの多様な可能性を探っている。


小山田徹(こやまだ・とおる)
芸術家/京都市立芸術大学理事長兼学長(2025年4月着任)。1961年鹿児島県生まれ。「共有空間の獲得」をキーワードとし、人々を巻き込みながら空間そのものを体験させる独自のアート手法を探求。焚き火場など、人々が集い関わる場を生み出し、社会に実装される共有空間が持つ新たな可能性を探求。2005年第2回アサヒビール芸術賞受賞。

田中功起(たなか・こおき)
アーティスト/京都市立芸術大学美術学部構想設計専攻准教授。1975年栃木県生まれ。映像や執筆などによって「共に生きるとは何か」をテーマに、人々の協働や共同体のあり方を問い直す芸術実践を行う。近年は、育児とケアの視点からアートを捉え直す制作、執筆活動を続けている。2024年より現職。

副産物産店(ふくさんぶっさんてん)
矢津吉隆・山田毅による、アーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を"副産物"と呼び、回収、販売する資材循環プロジェクト。京都市立芸術大学のキャンパス移転整備に関するプロポーザルに二人が参加し、資材と作品の循環に関するリサーチをしたことをきっかけに2017年にスタート。

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAについて

 「@KCUA」とは、京都市立芸術大学の英語表記「KyotoCity University of Arts」の頭文字に場所(サイト)を示す「@」を付け、「アクア(ラテン語で「水」)」という読みをあてたものです。生命を養う水のように、芸術が人々の暮らしに浸透し、創造力豊かな社会に貢献するという本学の理念を表現しています。2010年にキャンパス外のサテライト施設として開設されましたが、2023年10月の京都駅東部エリアへの大学キャンパス移転にともない、キャンパス内施設として新たなスタートを切りました。

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAへのアクセス

〒600-8601京都市下京区下之町57-1 京都市立芸術大学C棟1階
JR/近鉄/地下鉄京都駅 徒歩6分
京阪七条駅 徒歩10分
バス:「塩小路高倉・京都市立芸術大学前」バス停下車すぐ
※来客用駐車場はありません。
※入館の際に介助を必要とされる方は、お申し出ください。

本事業に関するお問い合わせ先

会場等実施方法に関すること

京都市立芸術大学 附属施設事務室
電話:075-585-2076
※午前8時30分~午後5時15分(平日のみ)

展覧会の出展作家や作品に関すること

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
電話:075-585-2010
※午前10時~午後6時
(月曜休館、祝日の場合は翌平日を休館)

報道発表資料

発表日

令和7年4月18日

担当課

公立大学法人京都市立芸術大学 附属施設事務室

取次:京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

報道発表資料

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お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)

ファックス:075-213-3181

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