「賀茂季鷹と古典の「知」-京都市歴史資料館寄託山本家資料展-」及び関連イベントの開催
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2024年9月13日
京都市歴史資料館では、特別展「賀茂季鷹と古典の「知」-京都市歴史資料館寄託山本家資料展-」及び関連イベントを開催します。
本展では、賀茂季鷹(かものすえたか)という、『源氏物語』に対しても造詣の深い江戸時代の知識人の活動を紹介するとともに、関連イベントとして講演会やギャラリートークを実施します。
1 特別展「賀茂季鷹と古典の「知」-京都市歴史資料館寄託山本家資料展-」
(1) 日時
令和6年10月19日(土曜日)~11月24日(日曜日)
午前9時~午後5時
※ 月曜日、祝休日は休館します。
(2)会場
京都市歴史資料館 1階展示室(〒602-0867京都市上京区寺町通丸太町上る)
(3) 主催
京都市歴史資料館
(4)共催
京都産業大学、大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館
(5) 入館料
無料
(6)内容
賀茂季鷹は賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神職で、江戸時代後期を代表する 歌人です。本展示では、季鷹を中心とした、江戸の「知」の実相とその豊かさを御紹介します。季鷹の関係典籍類の寄託を受けている歴史資料館では、令和4年度より国文学研究資料館の共同研究に参加してきました。本展示はその研究成果を反映するもので、『源氏物語』に関する資料も出品します。
(主な展示品)
・清輔本古今和歌集(重要文化財)
・源氏物語系図(京都市指定文化財)
・季鷹肖像(模本)
(5) ギャラリートーク
ア 令和6年11月2日(土曜日) 午後2時から
講師:松中 博(歴史資料館 歴史調査員)
イ 令和6年11月8日(金曜日) 午後2時から
講師:中西 智子(国文学研究資料館 准教授)
ウ 令和6年11月17日(日曜日) 午後2時から
講師:宮武 衛(京都大学・京都府立大学非常勤講師)
※ いずれも所要時間は40分程度。参加費及び申込みは不要です。
2 京都アスニー京都学講座
(1)演題
「賀茂季鷹に見る、江戸の〈知〉のかたち」
(2)講師
松中 博(歴史資料館 歴史調査員)
(3)日時
令和6年10月26日(土曜日)午後2時~午後4時
(4)会場
京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)3階 第8研修室
〒604-8401京都市中京区丸太町通七本松西入
(5)参加費
無料
(6)内容
賀茂季鷹(かものすえたか)は賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神職で、江戸時代後期を代表する歌人です。和歌をはじめ学問に造詣が深く、書や狂歌にも通じ、書物数千巻を蔵したといわれる知識人でした。講座では、季鷹を中心とした、江戸時代の〈知〉の豊かさを紹介します。
(7)定員
200名(予約不要・当日先着順)
※満席の場合は入場をお断りします。予め御了承ください。
(8)主催
京都市歴史資料館、京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)
(9)共催
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館
3 京都アスニー特別講演会
(1)演題
「藤原道長家の人々と源氏物語」
(2)講師
中西 智子(国文学研究資料館 准教授)
(3)日時
令和6年11月8日(金曜日)午前10時~午前11時30分
(4)会場
京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)4階ホール
〒604-8401京都市中京区丸太町通七本松西入
(5)参加費
無料
(6)内容
全五十四帖の大長篇としての威容を誇る『源氏物語』。その達成には、紫式 部の文学的資質もさることながら、背後の複数の人々の関与が必要であったと考えられます。すなわち藤原道長・源倫子夫妻による援助や同僚女房の協力、また何よりもこの物語の続きを楽しみにしていた道長家の子女たちの存在が、物語世界を否応なく大きく、より複雑で滋味深いものへと押しひろげていったといえるでしょう。
今回の講演ではそうした経緯に加え、道長家の人々と『源氏物語』とのかかわりについて、彼らが日頃詠んでいた和歌などを取り上げつつご紹介します。物語の「ことば」が、虚構と現実のはざまで人々の「心」にいかに深く働きかけていたか、あらためて考えてみたいと思います。
(7)定員
400名(予約不要・当日先着順)
※満席の場合は入場をお断りします。予め御了承ください。(8)Web配信
本講座では、多くの方に受講していただけるようYouTube配信を実施します。
URL:https://www.youtube.com/@user-vf4rs9ee2o
配信期間:令和6年11月11日(月曜日)~令和6年11月24日(日曜日)
京都アスニーYoutubeチャンネル二次元コード
(9)主催
京都市歴史資料館、京都市生涯学習総合センター(京都アスニー)
(10)共催
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館
4 その他の関連イベント
第3回賀茂社家古典籍セミナー
(1) 日時
令和6年10月19日(土曜日)午後1時30分~4時30分
(2)会場
京都産業大学 むすびわざ館 2階ホール
〒600-8533京都市下京区中堂寺命婦町1-10(3)参加費
無料
(4)内容
〇基調講演
講師:盛田 帝子(京都産業大学教授/日本文化研究所員)
演題:「賀茂季鷹と近衛董子」
〇講演
・講師:宮武 衛(京都大学・京都府立大学非常勤講師)
演題:「国文学者と漢詩文、注釈」
・講師:渡辺 悠里子(京都大学大学院生)
演題:「賀茂季鷹による仮名遣い研究」
〇解説
特別展「賀茂季鷹と古典の「知」」の見どころを解説します。
・講師:小林 一彦(京都産業大学教授/日本文化研究所長)
・講師:松中 博(歴史資料館 歴史調査員)(5)定員
300名(事前申込制、先着順)
(6)申込方法
ア Eメール [email protected]
イ ウェブフォーム https://forms.gle/122iJXhXcR1QX9qz8
上記いずれかの方法でお申し込みください。後日Eメールにて受講票を送付いたします。Eメールの場合は、タイトルを「第3回賀茂社家古典籍セミナー申込」とし、本文に氏名、氏名ヨミ、メールアドレスを記入し送信してください。ご記入いただいた個人情報は、当事業運営のために使用します。
〇受付開始 令和6年8月26日(月曜日)
〇締 切 令和6年10月4日(金曜日)
(7)主催
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国文学研究資料館
(8)共催
京都産業大学日本文化研究所
(9)後援
賀茂御祖神社(下鴨神社)、賀茂別雷神社(上賀茂神社)、古典の日推進委員会
(10)協力
京都市歴史資料館
5 問合せ先
(1)「1特別展」、「2京都アスニー京都学講座」、「京都アスニー特別講演会」に関すること
京都市歴史資料館
TEL075-241-4312/FAX075-241-4012
(2)「4その他の関連イベント「第3回賀茂社家古典籍セミナー」」に関すること
6 その他
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X(旧Twitter) https://twitter.com/kyoto_rekishi
報道発表資料
発表日
令和6年9月13日
担当課
文化市民局 歴史資料館(電話:075-241-4312)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室歴史資料館
電話:075-241-4312
ファックス:075-241-4012