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第5回市民対話会議(伏見区)

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2024年7月31日

第5回市民対話会議(伏見区)を開催しました

1 概 要

伏見区において、様々な活動に取り組まれている皆様(地縁団体、志縁団体、企業、大学等)にお集まりいただき、松井孝治京都市長と意見交換を行いました。

日時:令和6年6月20日(木曜日)午後6時15分~

場所:伏見区役所4階中会議室

参加者:32名
(参加団体等、五十音順)
 社会福祉法人イエス団愛隣館、板橋学区市政協力委員連絡協議会、
 医療法人社団淀さんせん会金井病院、京都文教大学、久我自治連合会、久我の杜自治連合会、
 株式会社コートレットフーズカンパニー、下鳥羽自治連合会、住吉学区自治連合会、
 竹田学区市政協力委員連絡協議会、竹田西部連合自治会、竹田南部連合自治会、
 二の丸北各種団体連絡協議会、納所自治連合会、ぱおぱおつながり、羽束師地区自治連合会、
 伏見区市政協力委員連絡協議会、伏見酒造組合、有限責任事業組合まちとしごと総合研究所、
 南浜学区自治連合会、向島自治会連合会、向島二ノ丸学区市政協力委員連絡協議会、
 向島二の丸北学区市政協力委員連絡協議会、向島南自治会連合会、
 桃山学区市政協力委員連絡協議会、桃山東自治連合会会長、桃山南学区市政協力委員連絡協議会、
 横大路連合自治協議会、淀南連合自治会、淀連合自治会、RE:ARTH、龍谷大学



2 会議内容

▶出席者の主な発言内容

1 地域からの取組発表
(地域コミュニティ)
・自治会には子どもが生まれたら入るという意見が多いが、若い頃からある程度自治会活動を経験しておくべき。そのためには、地域の暮らし方やルール等も伝えられたら良いと思う。

・自治会加入率が減少し、担い手不足により、地域活動を維持することが難しくなってきており、地域の医療機関と連携して、自治会活動における取組を一緒に進めていく。

・高齢化により、地域行事を行うのも難しくなっている中、学生の協力はありがたい。自治会離れも課題で、地域の若い世代にも声かけをしなければと感じている。

・地域の各種団体も担い手不足で、現役世代に参加してもらうにも、会議の時間が昼間だと難しい。例えば、育児休暇のように、地域活動への参加を促す仕組みや制度があれば良いと思う。

・若い世代も地域に入ってきているので、我々の世代が次の世代を育てることを考えていかなければならない。

・学区世帯のうち、自治連合会加入率は40%となっており、未加入世帯へ呼びかけても、メリットを聞かれることが多い。

(まちづくり)
・企業誘致による雇用創出や小中一貫校の整備などにより、住み続けられるまち、住みたいと思うまちにしていきたい。

・観光客を含め、多くの地域から伏見に来ていただきたいが、受け入れ環境がまだ不十分。交通環境や観光バスの受け入れ環境などを充実させてほしい。

・伏見で生まれ、伏見で育った。市内中心部の方から見ると、伏見は遠いイメージを持たれているが、実際にはそれほど時間もかからず近い。もっと市内中心部と伏見とのつながりを作れれば良いと思っている。

(大学・学生等との連携)
・少子高齢化が進んでいるが、地域では、福祉施設、大学等が連携し、協力し合いながら取組を進めている。

・大学において、地域連携の活動に取り組んでいるが、大切なのは、「地域」、「学生」、「大学」とそれぞれの役割を意識すること。「地域」においては、学生を育てていくという視点を持ち、「学生」は、地域の中の子どもや外国籍の方等と関わり、「大学」は、研究機関として伴走し、地域のまちづくりの記録を残していくことが重要。

・大学のゼミで色々な地域活動に参加する中、皆さん熱い思いを持って取り組まれており、自身も地域のために何かできることはないかを考えるようになった。京都が好きになり、仕事や住むのも市内でと考えている。若い世代を含め多くの世代が地域の活動に参加できる機会を広げることができれば、伏見に住みたいと思うし、地域活動の活性化にも繋がると考えている。

・地域で活動することに関心を持つ学生が増えており、大学においても、現場での実践、地域での学びが重視されている。伏見のことを知らないまま卒業する学生も多く、就職による区外への流出もあるが、現場に出て、地域と関わりつながりを深めることで、将来の選択肢として、京都での生活が候補に挙がるようになれば良いと思う。

(各団体の活動等)
・コーヒーの豆かすを再利用し、キノコ栽培を行っている。もっと広めていきたいが、現状、コーヒーの豆カスは廃棄物に該当するため、収集・運搬等に許可が必要。こうした課題をクリアできれば、地域でのリサイクルなどが可能になり、社会全体でごみの減量が図られる。

・地域包括支援センターが住民と事業者をつなぎ、健康相談等を実施してもらっており、こうした機能を一層充実できると、地域の大きな力になる。

・伏見はいいところなので、ぜひ住んでほしいとの思いで、子育て広場を運営し、交流の機会を作ってきた。自治会に入っていない方も、つながりを求めておられ、地域の情報収集をしたり、知り合いを作ったりされている。子育て世代から聞く声を大事にしてもらえればと思う。

▶市長の主な発言内容
・これから地域を盛り上げていくためには、地縁団体と志縁団体、大学、企業等が交じり合って進めていくことが重要。そのために行政がどう触媒になれるかだと思う。

・大学や企業の関わり方として、それぞれのスタンスがあると思うが、身近なところに関わる機会があるかどうかはとても重要であり、大学の近くに魅力ある地域があるのは素晴らしいこと。

・自治会等加入率の低下は大きな課題だが、地域の方も、ぜひ多くの方を巻き込む努力をしてほしい。

・学生との関わり方について、大学が地域の方にガイダンスを行うことは重要であり、学生にとって意味のある関わり方を考えていくことは大切である。

・伏見区には若い人も多い。企業や若者にどう地域にひっかかりをもってもらうか、交わりやすい装置を作るかが行政の役割であり、まずはそのイメージを持つことから始めていく必要がある。区によって特徴が異なるが、それらを重ねて、市全体でどのような制度を作っていくのが良いか、考えていきたい。

・地域の中でも、意見や考えを皆さんで共有していってほしい。全ての地域で上手くいかないかもしれないが、できることからやっていくことが必要。成功事例を積み重ねていくことを大事にしたい。

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