京菓子展2024「源氏物語」京菓子デザインの公募
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2024年5月10日
京都市では、平成29年3月に“京都をつなぐ無形文化遺産”として「京の菓子文化」を選定しました。
この度、京都市及び公益財団法人有斐斎弘道館では、「京の菓子文化」を次の世代に伝えていくため、京菓子展を開催するに当たって、京菓子デザインを募集します。
1 募集期間
令和6年6月20日(木曜日)~8月31日(土曜日)
※ 京菓子展2024「源氏物語」は、11月1日(金曜日)から11月15日(金曜日)まで開催します。
2 テーマ
~京菓子展2024「源氏物語」~
古典文学や和歌などは、京菓子のテーマや情景といった小さな世界を作り上げる際に、大きな役割を果たしてきました。
平成27年から始まった京菓子展では、様々な古典をテーマにしてきましたが、本年は、平安時代中期に紫式部によって書かれた長編小説である「源氏物語」を取り上げます。
「源氏物語」は、後世に多大な影響を与え、有斐斎弘道館が設立された江戸時代には多くの注釈書が出版され、それらを通して、庶民にも広まっていきました。また、絵画や茶道具など、あらゆる分野の意匠となり、さらには、双六やかるたといった玩具類が作られるなど、古典として広く親しまれています。
「源氏物語」は、教養の基として、また想像力の源として、今なお人々の間に生き続けています。
あらためて「源氏物語」を深く読み、楽しんでいただくきっかけとして「源氏物語」をテーマに、京菓子の意匠を考えてみませんか。
創造力に満ちたデザインをお待ちしています。
3 募集内容
⑴ 京菓子デザイン部門
デザインを審査します。入賞デザインは菓子職人が実作し、展示いたします。
⑵ 茶席菓子実作部門
茶席菓子(いわゆる上生菓子)を試作写真及び実作品にて審査し、入賞の実作品を展示いたします。
※ 応募方法は「4 問合せ先」にお問い合わせください。
4 問合せ先
(参考)
⑴ 公益財団法人有斐斎弘道館について
江戸時代を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん/1734~1807)の学問所「弘道館」址に建つ文化的建造物を保存しながら、現代に必要な文化芸術による<知>を再生するための、新たな学問・文化サロンとして、茶事や講座をはじめとする様々な事業を展開しています。
⑵ “京都をつなぐ無形文化遺産”について
京都には、時代とともに変容しながらも,世代を越えて暮らしの中で伝えられてきた数多くの無形文化遺産がありますが、定義や概念、保存団体が不明確であることから、現行の法令上、文化財としての指定・登録が困難なものもあります。
そこで、それらの価値を再発見、再認識し、内外に魅力を発信するとともに、大切に引き継いでいこうという市民的気運を盛り上げるため、平成25年4月、無形文化遺産を守る京都市独自の仕組み「“京都をつなぐ無形文化遺産”制度」を創設しました。これまでに、「京の食文化」、「京・花街の文化」、「京の地蔵盆」、「京のきもの文化」、「京の菓子文化」、「京の年中行事」を選定しました。
報道発表
発表日
令和6年5月10日
担当課
文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課 (電話:075-222-3130)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課
電話:075-222-3130
ファックス:075-213-3366