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令和5年度における京都市男女共同参画市民会議の取組

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2024年3月29日

令和5年度京都市男女共同参画市民会議実績報告

 令和6年2月13日に京都市男女共同参画市民会議運営懇談会の委員の皆様に、ウィングス京都にお集まりいただき、広く「男女共同参画」をテーマにする懇談、意見交換を行っていただきました。

 委員の皆様から、男女共同参画社会の実現に向けた課題、その解消に向けて取組の方向性について活発な御意見をいただきましたので、その一部を御紹介します。

 これらの御意見は、本市施策の参考にさせていただくとともに、市民の皆様お一人お一人にお考えいただくきっかけにしていただけましたら幸いです。

いただいた御意見

○ 男女平等とは言っても、出産は女性しかできないものであり、女性にしかわからないつらさや、しんどさがある。女性が働きやすい職場の実現のためには、気象警報の発報などにより、学校や保育園が休校・休園になった際に、勤務先から「子どもを職場に連れてきて仕事を再開していいよ」と言ってもらえるとありがたいと思う。

 

○ 夫・父が率先して家事の多くを担う家庭では、それを見て育った子が、親と同様に家事を性別にかかわらず担うようになる、という意識の伝播が期待できるのではないかと思う。

 

○ 妻が里帰り出産で実家に戻る際に、夫も休暇を取って里帰りし、出産前から夫婦で一緒に過ごす例もあるので、時代の変化を感じる。

 

○ データによると、賃金においては正規就業の公務員にも男女で賃金格差がある。また、長時間労働は男性に多く、扶養手当の支給や役職にある者も男性が多い現状がわかる。

 

○ 「隠れたカリキュラム」や「アンコンシャス・バイアス」を考えると、学校教育の役割、影響はとても大きいと考えられる。学校で女性の社会進出やジェンダー平等などについて学校でどれだけアプローチできるか重要。

 

○ 行政が提供する子育て支援施策をうまく活用することで、子育てと仕事の両立による負担が軽減できると思う。行政は、せっかく提供する制度をしっかり浸透させるよう、周知を充実させてもらいたい。

 

○ かつては、「一家の大黒柱は男性、家事は女性」という時代があったが、今は若い年代の人達は男女共同参画について真剣に考え、実践されていると感じる。引き続き若い人に頑張ってほしいと願う。

 

○ ジェンダー・ギャップ指数1位のアイスランドで、子どもが「男性が大統領になれると知らなかった」と言っていたという話を聞いたことがある。政治面での男女共同参画は日本でも進んでほしい。

 

○ 日本では、高度成長期に家を守る女性という構造が作られ、男性も女性もそれを受け入れてしまったのではないかと思う。

 京都市男女共同参画市民会議とは男女共同参画に関する市民の意識の向上を図るとともに、討議、学習、相互交流等を行う場です。

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お問い合わせ先

京都市 文化市民局共生社会推進室男女共同参画推進担当

電話:075-222-3091

ファックス:075-366-0139

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