京都市立芸術大学移転記念事業　久門剛史「Dear Future Person,」の開催　ギャラリー＠KCUA

　京都市立芸術大学ギャラリー＠KCUA（アクア）では、久門剛史「Dear Future Person,」を下記のとおり開催します。

　本年10月、京都市立芸術大学はJR京都駅東側エリアの新キャンパスへ移転し、新たな活動を開始しました。また、堀川御池ギャラリー内の大学サテライト施設、ギャラリー＠KCUAも新キャンパスに移転しました。

　新たな展示室での記念すべき最初の展覧会として、本学卒業生で、国内外で活躍する気鋭の美術家、久門剛史による個展を開催します。

　本展は、久門にとって出身地であり、活動拠点でもある京都での初個展となります。新しいギャラリー＠KCUAの展示室に合わせて構成された、唯一無二の大規模なインスタレーションが展開されます。御期待ください。

　皆様の御来場をお待ちしています。

令和5年12月16日（土曜日）～令和6年2月18日（日曜日）

午前11時～午後7時（月曜休館、1月8日（月曜日・祝）、2月12日（月曜日・振休）は開館、年末年始休館として12月29日（金曜日）～1月3日（水曜日）は休館）

京都市立芸術大学ギャラリー＠KCUA

（〒600-8601　京都市下京区下之町57番地1）

（JR・近鉄・京都市営地下鉄烏丸線「京都」駅下車、徒歩6分）

※　入場無料

京都市立芸術大学

公益財団法人朝日新聞文化財団、

公益財団法人きょうと視覚文化振興財団

東リ株式会社

オオタファインアーツ

〇 会場等実施方法に関すること

　　京都市立芸術大学 連携推進課（附属施設担当）

　　〔電話〕　075－585－2070

　　※　午前8時30分～午後5時15分（平日のみ）

　　〔FAX〕   075－585－2019

〇 展覧会の出展作家や作品に関すること

　　京都市立芸術大学ギャラリー＠KCUA

　　〔電話〕　075－585－2010

　　※　午前11時～午後7時

　　（月曜休館、祝日の場合は翌平日を休館）

　　〔FAX〕   075－585－2017

出展作家

久門 剛史（ひさかど つよし）

1981年、京都府生まれ。2007年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。主な展覧会に個展「Tsuyoshi Hisakado: Polite Existence」ジャミール・アーツ・センター、ドバイ（2023年）、「ハワイトリエンナーレ2022」ホノルル、アメリカ（2022年）、個展「らせんの練習」豊田市美術館、愛知（2020年）、「58th Venice Biennale 2019」ヴェネチア、イタリア（2019年)、「MAMプロジェクト025：久門剛史＋アピチャッポン・ウィーラセタクン」森美術館、東京（2018年）、「アジア回廊　現代美術展」二条城、京都芸術センター（2017年）、「あいちトリエンナーレ2016」愛知県各地（2016年）など。チェルフィッチュの演劇作品「部屋に流れる時間の旅」では舞台美術と音を担当。主な賞歴に、「京都府文化賞奨励賞」（2018年）、「メルセデス・ベンツ アート・スコープ2018-2020」（2018年）、「VOCA賞」（2016年）、「京都市芸術新人賞」（2016年）、「日産アートアワード2015 オーディエンス賞」（2015年）など。そのほか、文化庁「東アジア文化交流使」により中国へ派遣（2016年）。平成27年度京都市芸術文化特別奨励者。現在、京都府在住。

　久門は、自らの体験を通じて自然、地球、そして宇宙と人間との関係を考察し、それらに着想を得た音、光といった無形の事象と造形物で構成するインスタレーション作品を中心とした制作活動を続けています。非常に繊細でありながらもスケールの大きな事象を感じさせる豊かで巧みな表現によって、鑑賞者個々の身体感覚に訴えかけ、潜在的な意識への気づきをもたらす作品は非常に高く評価されています。