世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動
ページ番号315660
2024年3月21日
事業趣旨・目的
背景・概要
京都市内における刑法犯認知件数は、過去最悪であった平成16年以降順調に減少し、平成25年には約半減(H16年:42,395件⇒H25年:21,326件)したものの、平成26年に入り刑法犯認知件数にかげりが見え始め、自転車盗等の街頭犯罪や、高齢者を狙った特殊詐欺、子どもや学生、女性が被害を受ける性犯罪等の社会的弱者を狙う犯罪は増えていました。
このような背景を踏まえ、平成26年に京都市と京都府警察とで協定を締結し、市民生活の一層の安心安全の実現と、京都市を訪れる全ての方の安心安全の向上を目指し、「京都が培ってきた文化力や人と人とのつながりを活かし、誰もが安心安全を実感できるまちづくり」に取り組むため、京都市と京都府警察が、市民・事業者等と連携し、各行政区において、地域の特性、課題に応じた安心安全の取組を協働して進めています。
協定書
協定書(PDF形式, 601.00KB)
京都市と京都府警察で締結した「世界一安心安全・おもてなしのまち京都 市民ぐるみ推進運動」に係る協定書です。
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運動プログラムの策定
第1期運動プログラム
全市的には、各区の取組の指針となる「全市版運動プログラム」を策定。京都市が誇る「地域力」「人間力」を最大限に活かし、3つの柱(【1】地域のあらゆる主体の活動による犯罪の予防【2】子どもや女性、高齢者の安心安全、学生や観光旅行者の安心安全の確保【3】地域の身近な環境整備による犯罪の防止)に基づく取組を融合させながら、京都ならではのまちの防犯力向上や、緊急的な対策を講じる必要のある犯罪等への取組を推進することなどを掲げました。
また、各区では「全市版運動プログラム」に基づき、それぞれの現状、課題等に応じた、安心安全向上のための具体的な取組計画となる「区版運動プログラム」を策定し、市民ぐるみの運動として推進してきました。
第2期運動プログラム
平成26年から推進してきた第1期推進運動の取組を土台としながら、各行政区の防犯面における地域の特性と第2期に向けた課題である「地域活動の活性化」「安心感の醸成」「訪日外国人と市民生活の調和、多文化共生の推進」をふ踏まえ、犯罪が発生しにくい環境や持続可能な防犯活動、ウィズコロナ、デジタル化の視点を取り入れる等、第3次京都市生活安全基本計画と連動しながら、世界一安心安全なまち京都の実現に向けた課題を解決するための指針としました。
次の3つを重点戦略として掲げています。
(1)防犯環境のさらなる整備・充実
(2)持続可能な防犯活動の充実・拡大
(3)社会情勢に応じた防犯対策の推進
※第2期運動プログラムは、各区の運動プログラムを包含するものとして作成しており、「区版運動プログラム」は策定しないこととしました。
第2期運動プログラム
第2期運動プログラム(PDF形式, 2.42MB)
第2期運動プログラムの詳細を記載しています。
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取組目標と進捗状況
取組目標1
京都市内における刑法犯認知件数1万件以下を維持
取組目標2
取組目標1を達成するための各区が定める目標数値(刑法犯認知件数)の達成
行政区 | 目標数値 |
北 区 | 600件以下 |
上京区 | 560件以下 |
左京区 | 960件以下 |
中京区 | 1,300件以下 |
東山区 | 360件以下 |
山科区 | 700件以下 |
下京区 | 1,300件以下 |
南 区 | 900件以下 |
右京区 | 700件以下 |
西京区 | 560件以下 |
伏見区 | 1,630件以下 |
進捗状況(取組目標1)
京都市内の刑法犯認知件数については以下のとおりです。
・令和3年:6,969件
・令和4年:7,032件
・令和5年:8,104件
進捗状況(取組目標2)
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化市民部くらし安全推進課
電話:075-222-3193
ファックス:075-213-5539