「沓掛 1980-2023:沓掛学舎3Dアーカイバルプロジェクト」 沓掛学舎3Dアーカイブの公開について
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2023年7月26日
広報資料
令和5年7月26日
公立大学法人京都市立芸術大学 教務学生課(075-334-2006)
取次:文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課(075-222-4200)
「沓掛 1980-2023:沓掛学舎3Dアーカイバルプロジェクト」 沓掛学舎3Dアーカイブの公開について
京都市立芸術大学は今年10月1日、昭和55年からお世話になった京都市西京区大枝沓掛から京都駅東部の崇仁地区へ全面移転します。
この度、京都市立芸術大学芸術資源研究センターは、「沓掛1980-2023」プロジェクト及びSAKIYA株式会社と連携し、ドローンで空撮した4K映像を用いて、フォトグラメトリの手法により、在校生、卒業生に加え地元の皆様の記憶を作ってきた沓掛キャンパスの3Dアーカイブを制作しました。
沓掛キャンパスの記録を永遠に継承するため、当センターで保管するとともに本日から希望者の閲覧に供します。
また、下記の専用サイトから、紹介映像をご覧いただくことができます。
https://kutsukake3d.studio.site
(参考)3Dアーカイブ画像
「沓掛 1980-2023:沓掛学舎3Dアーカイバルプロジェクト」
主催:京都市立芸術大学 芸術資源研究センター
協力:「沓掛1980-2023」プロジェクト
(学内特別研究助成「沓掛学舎アーカイブズ」/2020〜2022年度)
技術提供:SAKIYA株式会社 https://sakiya.co.jp/
(ドローン撮影・3Dスキャンモデル構築)
* この3Dアーカイブ制作は、科学研究費助成事業「分散型芸術資源アーカイブの理論と実装」の一環として、実施されました。
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「沓掛1980-2023」プロジェクトとは
京都芸大のキャンパスで撮影された写真をデジタルアーカイブ化
本プロジェクトは、本学に関係するみなさんが撮影した沓掛キャンパスの写真を提供していただき、それを「本学に関係する個々人の記憶の集合体」としてまとめ、沓掛時代の本学の記録をつくろうとする取組です。
1980年。京都市立芸術大学が東山の今熊野から現在の沓掛へ移転したとき、今熊野キャンパスの様子は本学卒業生の写真家・井上隆雄によって撮影され、写真集『描き歌い伝えて』にまとめられました。そして2023年。本学は現在の沓掛キャンパスから、下京区の崇仁地区へと移転します。本プロジェクトでは、沓掛時代の記録を「ひとりの写真家」ではなく、「多数の記録者の記憶の集合体」としてつくろうとしています。これはひとまず、写真の撮り方がフィルムからデジタルへ、カメラからスマートフォンへと変遷してきたことに対応します。ですがそこには、もっと深い意味もあると思います。
集められた写真はデータベースにまとめ、学内外で閲覧可能にする計画です。個々人の記憶の断片を集積させたとき、どのような記録が浮かび上がるでしょうか。本学で学んだ卒業生や在学生の方たちはもちろん、教職員の方々や、近隣の方々など、広く京都市立芸術大学沓掛キャンパスに関係するみなさまの記憶を集めていきたいと思います。
公式SNSでは収集した写真を随時ご紹介しています。
https://twitter.com/ktkk1980_2023
https://www.facebook.com/people/%E6%B2%93%E6%8E%9B1980-2023/100089508037669/
「沓掛 1980-2023:沓掛学舎3Dアーカイバルプロジェクト」 沓掛学舎3Dアーカイブの公開について
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181