特別展「こんにちは京都市電-京都市電関係資料をひもとく-」
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2021年10月19日
特別展「こんにちは京都市電-京都市電関係資料をひもとく-」
京都市電のあゆみを記録した公文書「京都市電関係資料」が令和3年3月に京都市有形文化財に指定されました。877冊に及ぶ資料の中から,都市計画に沿った軌道の敷設や延長,車両の新造や改造,災害や戦時中のこと,京都の景観や祇園祭にかかわることなど,いくつかの簿冊を取り上げ,それにまつわる今昔の地図や古写真などをあわせて下記のとおり展示しますのでお知らせします。
京都のまちとともに発展し,役目を終えた京都市電。その後を担い,市民の足となった市営地下鉄が開業40周年を迎える本年,市電資料をひもとき,再び京都市電に出会う機会とします。
※ 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,人数制限やイベントの中止等,内容を変更する場合があります。
会期
令和3年6月18日(金曜日)~12月5日(日曜日) 午前9時~午後5時
前期 「はじめての京都市電-初級編」 6月18日(金曜日)~8月19日(木曜日)
後期 「熱中!京都市電-上級編」 10月1日(金曜日)~12月5日(日曜日)
※緊急事態宣言発出による臨時休館(8月20日~9月30日)のため,当初の会期から変更しております。
※月曜日休館・祝日特別開館
※前期・後期で展示品を全て入れ替えます。
会場
京都市歴史資料館 1階展示室 (京都市上京区寺町通丸太町上る)
主催
京都市歴史資料館 (監修:京都市文化財保護課,京都市電関係資料調査会)
協力
京都市交通局,琵琶湖疏水記念館(京都市上下水道局),京都府立京都学・歴彩館,京都鉄道博物館, まいまい京都,鉄道友の会京都支部, (公財)京都市都市緑化協会,伏見駿河屋
入館料
無料
主な展示品
京都市電関係資料,模型(狭軌・広軌・トロリーバス・バス),古写真,局内誌『しゃりん』, 元市電車掌・映像「京都ニュース」,市電切符,方向幕,系統板ほか
お問い合わせ
⑴ 展示品について 京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課 TEL075-366-1498/FAX075-213-3366
⑵ 運営について 京都市歴史資料館 TEL075-241-4312/FAX075-241-4012
※京都市電関係資料 877点(京都市交通局所有)京都市電関係資料 877点(京都市交通局所有)
京都市交通局が保管する京都市電に関する資料群。明治17年度から昭和55年度までの約100年にわたる記録で,簿冊形式で保存される。内容は土木(軌道,営繕),電気(電力,饋電,信号・通信),車両・運輸(狭軌電車,広軌電車,無軌条電車,運輸,庶務・渉外)に分類され,各資料の保存性は極めて高い。近代日本を象徴する交通機関の公的記録として貴重であり,京都鉄道史はじめ,近代産業史・科学技術史等に資する一括資料である。
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室歴史資料館
電話:075-241-4312
ファックス:075-241-4012