事業者の皆様へ(地域活動への御協力について)
ページ番号217943
2019年4月8日
平成31年4月
事業者の皆様
京都市長 門川大作
子どもたちの登下校時の見守りや,一人暮らしのお年寄り宅への訪問,地蔵盆,防災訓練,清掃活動…。これらの地域活動は,暮らしの安心・安全を守るため,京都ならではの住民自治の伝統や支え合いの精神と共に,市民の皆様の間で受け継がれてきた素晴らしい文化です。
本市では,こうした文化を大切に守り育てていくため,「京都市地域コミュニティ活性化推進条例」を制定し,自治会や町内会などの活性化に努めてまいりました。
その一環として,引越しの多い3月,4月を「地域力アップキャンペーン月間」に位置付け,新生活をスタートされる方に地域活動の大切さを知ってもらうとともに,自治会などへの加入を広く呼び掛けています。
また,本市では,これまでから単なる「仕事と生活の時間のバランス」にとどまらず,いきいきと働き,同時に家庭や地域での生活,文化活動などとも調和を図る「真のワーク・ライフ・バランス」を推進してきました。事業者の皆様におかれましても,積極的にこうした取組に御協力をいただいており,「従業員が地域活動での経験や学びを通して成長した」などの嬉しいお話もお聞きしています。
この4月からは,国において「働き方改革」関連法が順次施行されますが,今後も,ひとを大切にする京都ならではの「働き方改革」を進めることで,生産性と共に従業員の皆様の「人間力」や「地域力」を高める好循環を生み出し,京都のまちの活性化にもつなげていきたいと考えております。また,このような好循環が生まれることは,「働きがいも経済成長も」などと掲げた「SDGs」(持続可能な社会の実現を目指して国連が掲げる17の取組目標)の達成にも大きく貢献します。
事業者の皆様におかれましては,地域活動に一層の御協力をいただくとともに,「真のワーク・ライフ・バランス」の実現のため,引き続きお力添えを賜りますようお願いいたします。
事業者の皆様へ(地域活動への御協力について)
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