映画・映像文化の振興
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2014年11月4日
映画・映像文化の振興
京都国際映画祭の支援(平成26年度~)
平成9年度から,「映画都市・京都」を世界に発信する事を目的として開催されてきた「京都映画祭」の伝統と志の継承発展を目指し,平成26年秋,京都国際映画祭実行委員会主催によって「第1回 京都国際映画祭」が開催された。
本映画祭では,「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに,幅広いジャンルに渡って様々な企画が行われ,本市は主に,映像文化における“次世代を担う人材・才能”を発掘する公募型プロジェクト「クリエイターズ・ファクトリー」への支援を行っている。
立誠シネマプロジェクトによる若手製作者支援(平成25年度~)
若手製作者支援の一環として,シマフィルム株式会社,株式会社映画24区,京都市の共同主催,立誠・文化のまち運営委員会との共催で,平成25年4月から行っている事業。日本映画発祥の地である元・立誠小学校の施設を活用し,映画教育「シネマカレッジ京都」を行い,また,映画上映スペースを併設(立誠シネマプロジェクト)することにより,教育効果を高めるとともに,映画都市・京都の魅力を幅広く発信することを目的としている。
京都映像フォーラムの開催(平成25年度)
若手の映画・映像関係者や学識経験者で組織する委員会「京都映画映像活性化委員会」を設置し,京都が保有する映画・映像の可能性についての調査・研究を行うとともに,京都だからこそ実現可能な映画文化の活性化策を検討すべく「京都映像フォーラム」を開催。内容は,京都におけるインディペンデント映画製作の可能性を検討する「日本映画の原点/現在」,京都にゆかり深い大島渚監督作品の特集上映「追悼大島渚を京都から再考する」,映像製作の可能性を探るシンポジウム等。
平成26年5月には,京都映像フォーラムを通じた調査・研究結果及びシンポジウムの中で出された御意見等をまとめた提言書を,京都映画映像活性化委員会より受領した。
役職名 | 氏名 | 団体等役職名 |
スーパーバイザー | 中島 貞夫 | 映画監督 |
委員長 | 川村 健一郎 | 立命館大学映像学部 准教授 |
副委員長 | 原田 徹 | 映画監督 日本映画監督協会 |
委員 | 板倉 一成 | 映像産業振興機構京都事務所 マネージャー ヒストリカ事務局 |
委員 | 田中 誠一 | シマフィルム 制作・配給担当 |
委員 | 林 海象 | 京都造形芸術大学映画学科 教授 |
委員 | 横地 由起子 | 京都シネマ 支配人 |
委員 | 吉岡 久美子 | 京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課 計画推進担当課長 |
監査委員 | 辨崎 登志雄 | 三菱東京UFJ銀行京都支社 副支社長 |
監査委員 | 秋山 正俊 | 京都市文化市民局文化芸術都市推進室 文化芸術企画課長 |
(京都映像フォーラム開催結果)
開催期間:平成25年11月9日~14日
主 催:京都市,京都映画映像活性化委員会
テ ー マ:「日本映画の原点/現在」「追悼 大島渚を京都から再考する」
会 場:京都シネマ,京都文化博物館
来場者数:延べ2,709人
京都映画映像活性化委員会による政策提言書
「京都における映画映像活性化に向けた政策提言」のポイント(PDF形式, 634.63KB)
京都における映画映像活性化に向けた政策提言(PDF形式, 492.52KB)
シンポジウム1「地域発の映画の可能性~配給・宣伝・興行の視点から~」(PDF形式, 284.20KB)
シンポジウム2「京都映画の原点/現在~京都における映画制作~」(PDF形式, 247.75KB)
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京都映画祭の実施・支援(平成9年度~平成24年度)
京都の映画都市としての歴史を振り返るとともに,京都に蓄積されている日本映画を育んできた人材や技術・経験を生かし,日本映画発祥の地・京都から新たな映画文化の創造を図り,「映画都市・京都」を国内外にアピールすることを目的に,平成9年度~平成24年度まで計8回開催。京都で製作された歴史的映画作品の特集上映や,牧野省三賞をはじめとした顕彰事業等を行った。
京都映画祭の変遷
■第1回(平成9年12月6日~14日)
主催 京都映画祭実行委員会,京都市
内容 「映画都市・京都が生んだ名作上映」「映画都市・京都と世界の交流」「ウィングス京都女性映画祭」「京都国際学生フィルムフェスティバル」「京都シネメセナ」ほか
来場者数 14,183人
■第2回(平成11年9月19日~26日)
主催 京都映画祭実行委員会,京都市
内容 「映画都市・京都が生んだ名作上映」「映画都市・京都と世界の交流」「ウィングス京都女性映画祭」「京都国際学生フィルムフェスティバル」「京都シネメセナ」「顕彰事業」ほか
来場者数 31,648人
■第3回(平成13年9月23日~30日)
主催 京都映画祭実行委員会,京都市
テーマ 阪妻・太秦・映画都市
内容 「映画都市・京都が生んだ名作上映」「映画都市・京都と世界の交流」「ウィングス京都女性映画祭」「京都国際学生映画祭2001」「京都シネメセナ」「顕彰事業」ほか
来場者数 26,787人
■第4回(平成16年9月18日~26日)
主催 京都映画祭実行委員会
テーマ 京都から世界へ チャンバラ映画
内容 「映画都市・京都が生んだ名作上映」「顕彰事業」「文化庁シンポジウム」ほか
来場者数 20,632人
■第5回(平成18年10月24日~29日)
主催 京都映画祭実行委員会
テーマ 京都に咲いた花―女優特集―
内容 「映画都市・京都が生んだ名作上映」「顕彰事業」「シンポジウム:未来への提言」ほか
来場者数 11,710人
■第6回(平成20年10月8日~13日)
主催 京都映画祭実行委員会
テーマ 京都映画100年 マキノ映画誕生100年 徹底特集
内容 「映画都市・京都が生んだ名作上映」「顕彰事業」「京都・映画100年宣言 特別記念シンポジウム」ほか
来場者数 11,102人
■第7回(平成22年10月6日~11日)
主催 京都映画祭実行委員会
テーマ 戦国と幕末のヒーローたち 時代劇が描いた歴史
内容 「映画都市・京都が生んだ名作上映」「顕彰事業」「シンポジウム:時代劇の虚構と真実」ほか
来場者数 9,353人
■第8回(平成24年10月2日~8日)
主催 京都映画祭実行委員会
テーマ 京都1970 若き監督たちの戦い 中島貞夫を中心に
内容 「映画都市・京都が生んだ名作上映」「顕彰事業」「シンポジウム:映画の上映と配給」「京都2012新進気鋭の監督たち」ほか
来場者数 11,536人
お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181