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「イコモス20世紀遺産に関する国際学術委員会」からの意見書及び日本イコモス国内委員会の見解に対する本市の対応について

ページ番号128246

2012年10月15日

「イコモス20世紀遺産に関する国際学術委員会」からの意見書及び日本イコモス国内委員会の見解に対する本市の対応について

 イコモス20世紀遺産に関する国際学術委員会(以下「ISC20C」という。)から京都会館再整備の計画見直しを求める意見書が提出されたことを受け,本市から「ISC20C」委員長シェリダン・バーク氏あてに,京都会館再整備事業に係る本市の見解を,以下のとおり平成24年9月7日に送付しました。

参考 「ISC20C」からの意見書

 

 また,日本イコモス国内委員会から「京都会館再整備計画に関する見解」が送付されたことから,見解に対する本市のコメントを掲載します。

 

日本イコモス国内委員会第14小委員会からの質問事項について

 本市では,平成24年9月10日に日本イコモス国内委員会の「京都会館再整備計画に関する見解」の提出を受けてから,日本イコモス国内委員会と真摯に協議を続けてまいりました。

 この度,平成24年9月26日付けで日本イコモス国内委員会第14小委員会から質問事項が提出されたのを受け,本市から質問に対する回答を平成24年10月9日付けで第14小委員会に送付しました。

 なお,本回答は,日本イコモス国内委員会を通じて「イコモス20世紀遺産に関する国際学術委員会(ISC20C)」委員長のシェリダン・バーク氏に平成24年10月13日付けで送付されました。

イコモスとは

 イコモスとは,国際記念物遺跡会議(ICOMOS/ International Council on Monuments and Sites)のことで,文化遺産保護にかかわる国際的な非政府組織(NGO)である。(1965年設立)

 イコモスはユネスコを始めとする国際機関と密接な関係を保ちながら,世界文化遺産の保護・保存,そして価値の高揚のための重要な役割も果たしてきており,またユネスコの諮問機関として,世界遺産登録の審査,モニタリングの活動を続けている。

20世紀遺産に関する国際学術委員会とは

 イコモスは,文化遺産にかかわる様々な課題や問題について,それぞれの分野ごとに国際学術委員会(ISC)を設置して,文化遺産の保存や保護のための理論や技術的な指針などを研究し,憲章やガイドラインなどを提唱しているほか,その分野の研究書や印刷物などの発行,国際会議の開催などを通じて学術情報の国際的交流に取り組んでいる。現在,委員会の数は28に達しており,20世紀遺産に関する国際学術委員会(ISC20C)はそのうちのひとつである。

日本イコモス国内委員会とは

 日本イコモス国内委員会は,2011年12月現在,約370名の会員によって構成されており,保存分野の専門家は,イコモスの国内委員会を通じて,イコモスの活動に貢献し,国内でも様々な事業に参加している。国内の文化遺産保存技術を高め,様々な情報を収集・交換し,後継者への技術的訓練を行う一方,各国の委員会と協力して,世界文化遺産保護のための国際協力活動を担っている。

お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)

ファックス:075-213-3181

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