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「第7回京都映画祭」京都映画功労賞等の受賞者について

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2010年9月7日

「第7回京都映画祭」京都映画功労賞等の受賞者について

  「京都文化祭典’10 ~KYOTO ART FESTIVAL~」の一つとして,10月6日からスタートする「第7回京都映画祭」では,映画の作り手にスポットを当てた「京都映画功労賞」,「京都映画奨励賞」,「牧野省三賞」の3つの賞を設け,顕彰を行っています。

 この度,各々の受賞者が決定しましたので,お知らせします。

 

1 京都映画功労賞(2名)

 ⑴ 馬場 正男(ばんば まさお) 株式会社松竹京都撮影所 美術管理 83歳

  (授賞理由) 永年,映画・映像美術管理スタッフとして,様々な作品に携わり,京都の映画制作に尽力したことによる。

  (主な作品,経歴) 『羅生門』(1950年),『地獄門』(1953年),『朱雀門』(1957年),『鴨川ホルモー』(2009年)

 ⑵ 山下 義明(やました よしあき) 東映太秦映像株式会社 演技事務 69歳

  (受賞理由) 30年にわたり演技事務として,多くの俳優,スタッフの信頼を受け,京都の映画製作を支えたことによる。

  (主な作品,経歴) テレビシリーズ『水戸黄門』を始め,様々な映画・テレビドラマを担当。

 

2 京都映画奨励賞(1名)

  朝倉 義人(あさくら よしと) 東映株式会社京都撮影所 撮影 41歳

  (受賞理由) テレビ映画や劇場映画の撮影において中心的な役割を果たし,今後の京都映画を担う若手として,今後更なる活躍が期待されることによる。

  (主な作品,経歴) 『おみやさん』(2002~),『科捜研の女』(1999~),『京都地検の女』(2003~)(以上テレビドラマ,メインカメラマンとして), 『男たちの大和-YAMATO-』(2005),『バルトの楽園』(2006),『大奥』(2006)(以上劇場映画,撮影チーフとして)

 

3 第45回牧野省三賞(1名)

  森田 富士郎(もりた ふじお) 撮影 82歳

  (受賞理由) 撮影技術分野において,60年以上にわたり,京都映画,日本映画を支え,数々の功績を残すとともに,様々な機会において後進の育成に努めていることによる。

  (主な作品,経歴) 『大魔神』(1966年),『金閣寺』(1976年),『陽暉楼』(1983年),『鬼龍院花子の生涯』(1982年),『序の舞』(1984年),『利休』(1990年),『藏』(1995年)

 

4 授賞式について

 ⑴ 日程

  平成22年10月11日 ※ 第7回京都映画祭クロージングセレモニーの場で表彰します。

 ⑵ 会場

  祇園会館(京都市東山区祇園町北側)

 

<参考1> 各賞について

 1 京都映画功労賞

  京都で作られる映画の製作に関わり,その高度な創造力と技術力によって京都の映画の発展に寄与し,支えてきた功績を称え,表彰するもの。

 2 京都映画奨励賞

  これからの京都の新しい映画の製作を担っていく人材を発見し,育成したいと願って,京都の映画に関わり,特に顕著な活躍をした若き映画人に期待をこめて贈られるもの。

 3 牧野省三賞

   「日本映画の父」と呼ばれる故・牧野省三氏の遺徳を偲び,日本映画の発展に比類のない貢献を行った映画人の栄誉を称え,その功績を表彰するもの。

 

<参考2> 「京都映画祭」について

 1 開催趣旨

  映画都市・京都の歴史を振り返るとともに,京都に蓄積されている日本映画を育んできた人材や技術・経験を生かし,新たな映画文化の創造を図り,「映画都市・京都」を世界にアピールすることを目的として平成9年度から開催しており,今回で7回目を迎える。

 2 開催期間  

  平成22年10月6日から10月11日まで

 3 会場  

  祇園会館,京都シネマ,京都会館,京都文化博物館,京都芸術センター

 4 概要 

   「戦国と幕末のヒーローたち~時代劇が描いた歴史」と題し,関連作品や若手監督作品の上映,ゲストトーク,シンポジウムほか

お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)

ファックス:075-213-3181

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