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平成21年度京都芸術センター評議会の摘録について

ページ番号83711

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2012年7月31日

○日時 平成22年3月27日(土曜日) 午後4時30分~午後6時

 

○場所 京都芸術センター

 

○出席者(敬称略)

 村井康彦座長,太田垣實委員,久保田敏子委員,小島冨佐江委員,小林千洋委員,潮江宏三委員,服部和子委員,

 吉田孝次郎委員,富永茂樹館長

 

○事務局

 内山修財団法人京都市芸術文化協会専務理事

 鋒山隆京都市文化市民局文化芸術企画課担当課長

 石田洋也財団法人京都市芸術文化協会事務局長   ほか

 

○摘録

 

1 開会

 

2 委員紹介及び運営体制について

 

3 挨拶

<館長>

  お忙しい中お集まりいただき,ありがとうございます。日頃のお力添えにも,改めて御礼申し上げます。

  本日は京都芸術センターの10周年記念式典を開催する予定であり,併せて,明倫大茶会を開催している。ついに丸々10年が経つ。既にポスター等で御覧頂いていると思うが,10周年の標語として「さらなる彼方へ」としている。これまでの10年を踏まえ,これを振り返るだけではなく,次の10年へと歩み出していきたいと思う。

  センター正面看板のロゴタイプも,新たに公募し,本日に合わせて作り替えた。

  この後,記念式典が大変珍しい形で行われる。それに合わせ,運営委員(中村典子氏)にファンファーレも作曲していただいた。そのタイトルが「かさねのむこうのあなたへ」というものだ。かさなりのむこうの,さらにあなたへということで,これから新しい10年の第一歩が始まる。

  今後とも,皆さんのお力が是非必要である。よろしくお願い致します。

 

4 議事<座長>

 平成22年度事業計画及び平成21年度事業中間報告

 

~事務局から説明~

 

<座長>

  単年度の事業のことにとどまらず,10年の流れの中での御意見もいただければと思う。

  立ち上げの時期から関わられている委員もおられるが,いかがでしょうか。

<委員>

  最初に,単年度のことだが,文化庁メディア芸術祭の実施とある。これは今年度だけのことか。

<事務局>

  これまでは,東京と地方1箇所で行われてきた。今年度からは地方を2箇所にしたいということで,岡山と京都にお声かけいただいている。

  23年度以降の京都での実施も,必ずしもないわけではないと思う。

<委員>

  たまたま去年東京の国立新美術館で観て,非常に面白かった。アニメーションの短編部門で,加藤久仁生さんの「つみきのいえ」という作品が賞を取られたが,後にアカデミー賞も受賞されたということもある。よい機会なので,是非,芸術センターでやっていただきたい。また,単に開催するというだけでなく,京都には芸術系大学の学生もたくさんおられるので,こういう方たちを取り込めば刺激になるのではないかと思う。学生が関わっていけるようなアイデアがあればよいと思う。

  また,アーティスト・イン・レジデンスのことだが,ようやく制作費20万円がつくことになった。10年間やってきて,色々問題もあると感じてきた。プラスの方向で進めるのか,見直すのか,事業として何らかの方向性を出してもよいのではないか。

  あと,細かいが大事なことで,友の会について,学生の会員はおられたのか。

<事務局>

  中にはおられたと思う。会費1万円は学生には少し高いということで,22年4月以降,新たに学生会員の区分を設ける。

<座長>

  メディア芸術祭は,毎年とはいかなくても,ここを拠点の一つにして何年かに1度開催できないか。芸術センターはまだまだ名前を知られていない。PRにもなるだろう。

<委員>

  映像系ではイメージフォーラムがあるが,今一つ広がりがない。関係者は多く来られるが,一般の方までは浸透していない。文化庁メディア芸術祭なら一般にもアピールがあるので,継続してセンターでできればと思う。

<委員>

  これだけの人数で,これだけの規模の事業をよくぞやってこられたと思う。

  京都は伝統芸能の人材が非常に豊富で,まだまだお力をお借りできる方がおられると思う。お声かけすれば気軽に御協力いただけるだろうし,顧問のような形でお名前をいただけると,より協力していただきやすくなるのではないかと思う。

  また学生会員のことだが,学生は,やはりなかなかお金を持っていない。1度にまとまった額をいただくのではなく,月に500円にするとか,払い易い方法を考えればよいと思う。

<委員>

  小学校の機能を終えた後,跡地利用委員会が地元にでき,その頃から関わっている。芸術センターへの転用という御提案をいただき,それを地元として喜んで受けた。結果としてそれはよかったと思う。

  学校というのは卒業生をたくさん持っている。明倫小学校の卒業生を対象に何か事業ができないか。卒業生だけを対象にというのは行政にはやりにくいことだろうから,地元で事業を立ち上げて,京都市に共催という形で御協力いただければと思う。

  また,明倫小学校の歴史を展示した部屋(談話室)があるが,この部屋の使い方が,少し中途半端なように思う。出入り自由な部屋というのは結構なのだが,使用目的が今一つはっきりしない。写真パネルをもっと大きくするとか,明倫学区は文化芸術の人材もたくさん輩出しているわけだから,卒業生の業績が分かるような資料があるとか,あの部屋がもっと生き生きとなるような工夫を一緒に考えたい。

<座長>

  明倫小学校が,京都芸術センターになって,故郷がなくなったというような思いはお持ちではないか。

<委員>

  それはないと思う。建物もきれいに残していただいている。

<委員>

  一つ思いつきの提案だが,その部屋を,いっそ地元の方の専用として,お任せすることもよいのではないか。拠り所があればきっと活性化もするだろう。

<委員>

  開館当初に,同窓生の集まれる場所を要求すればよかったという思いもある。向かいの幼稚園に,自治会の部屋は確保いただいたので,当時はそれでよしとした。あの部屋が大いに活用されていれば,別に構わないのだが。

<事務局>

  数は少ないが,音楽のコンサートにも使用している。講堂等とは違った雰囲気のスペースとして,重要であると考えている。

<委員>

  学校歴史博物館ができたときに,廃止になった各学校の宝物を集約した。これを是非,元の学校へ貸し出し,絶えず見られるようにしていただきたい。今回,美術館から中村大三郎のペトロフ・ピアノの絵も初めて貸してもらえる。搬出搬入にもお金がかかるが,そういうものをギャラリーに展示する機会があってもよいのではないか。“学校の行事に使われた道具”という意味を超えて,鑑賞に耐えるものもある。もちろんその機会には,地元からも搬出入にお金を出さなければならないと思うが。今,この地域は8割方が新しく来られた方だ。そういう方々にも,祇園祭以外の,この地域の文化芸術の程度の高さを知っていただきたい。

<座長>

  今日も未来の茶会というのがあった。ここの卒業生だけではなく,新しい住人を巻き込むという,そういう役割も果たしていかなければならない。

<委員>

  昨日,小倉の美術館の学芸員さんが京都にいらした。仕事が終わって,どこに行きたいかという話をしていると,明倫大茶会へ行きたいと仰っていた。とても嬉しいことだ。去年,この会議ではもっと多くの方にここに来てもらわねばという話もあった。ただの茶会ではなく,一味違う茶会に思えるとのことだ。

  また「ようこそアーティスト」という事業があるが,京都には本物がいっぱいあるので,子どもたちに文化芸術を伝えるために,是非引き続きやっていただきたい。昨年の来館者のデータを見ると,子どもさんが少ないようだ。子どもの参加できる事業に力を入れていただきたい。

<座長>

  当センターの指定管理者である京都市芸術文化協会でも,京都市との共催で,子どもを育成する事業をしている。

<委員>

  この1年委員をしていて,すぐ傍にいながら,近いようで遠いように感じていた。今日,朝からお茶会に参加させていただいき,若い方もたくさん来られていて,非常に楽しかった。着物を着てきてくださいと御案内いただいていたが,今,若い方などはなかなか着物を着て出かける機会がない。時に応じて,着物を着るというテーマを設けていただいてもよいのかなと思った。

  それから,私は古い建物をきれいに見てもらうということをさせていただいているが,建築というものを何かの形でセンターの活動に入れていただいて,美しい景観と連動させて,子どもの頃から体験するような機会があればよいと思う。情操教育と言うのだろうか,まちも美しくなるし,眼も育つ。私たちにできることがあれば,是非,御協力させていただきたい。

<委員>

  国公立の5芸大で,美術教育の時間を回復するよう,文部科学省に要望をしている。このセンターでできるかどうか分からないが,それが基本になると思う。

どういう形で子どもたちを取り込んでいくのかは,実際には難しいことだ。子どもたちに楽しんでもらうことはできても,なかなかそれが持続しない。100人いれば10人に興味を持ってもらって,それが持続するよう,一つ一つの出会いを考えていかなければならない。

  アーティスト・イン・レジデンスでは外との交流というのはあるのだろうか。ここで作ってもらうだけではなく,何日かオープンでやって人を招くとか,そういう場を作った方が,作家にも,周りの方にも,お互いにとってよいと思う。

<委員>

  京都は催事企画が他都市に比べて全体的にレベルが高い,だからといって催事のすべてを記事で採り上げられるというわけにもいかない。物理的に網羅できないところがある。

  例えば,京都でも京都賞受賞というだけでは,ニュース以上の企画にはならない。なぜなら京都賞は毎年,素晴らしい方が受賞されているわけだから。だが昨年は,ピエール・ブーレーズという世界的な指揮者が受賞し京都に来られたが,加えて来日を機に広く全国の学生たちに京都で公開授業を開催し,全国各地から参加があった。これは京都だから出来た催事ということだろう。これは記事になるのです。その意味で取り上げられるにはかなりの個性や特徴が要求されるのです。

  催事の事前周知は昨年から,告知の枠を増やしているので,早目に情報をいただければお手伝いできることがあろうかと思う。

 

5 閉会

 

お問い合わせ先

京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課

〒604-8006 京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町394番地 Y・J・Kビル2階

電話:075-366-0033

ファックス:075-213-3181

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