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京都市教育委員会

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京都市立小学校における食育の取組

ページ番号160155

2018年7月23日

 

 京都市立小学校では,学校給食はもとより,「京都ならでは」の様々な食育の取組を行っています。

 なお,平成25年12月に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産へ登録されることが決定し,同年10月には「京の食文化―大切にしたい心,受け継ぎたい知恵と味―」が本市の「市民が残したい“京都をつなぐ無形文化遺産”制度」の第1号として選定されています。こうしたことを契機に各校・園における食育のさらなる推進を図ります。

日本料理に学ぶ食育カリキュラム推進事業

 京料理店の料理人の方等を講師に招き,子どもたちが「だし」を味わうなど,日本料理を通じて,食に対する興味・関心の向上や,五感を働かせて食することの大切さ,伝統文化の継承等を目指して取り組んでいます。

授業内容

味覚教育

京料理の基本である昆布とかつおのだしの味わいを体験し,五感を働かせて味わう力をつけます。

食材教育

食材の特性や,食材が食卓にのぼるまでに生産者・流通者など多くの人の関わりを知り,食に対して感謝する心を学びます。

料理教育

食材の特徴に応じた調理法や食べる人のことを思った盛り付けなどについて知ることで,思いやりの心を学びます。

 

*特定非営利活動法人 日本料理アカデミー

 日本料理を発展させるために普及活動を行い,食文化の向上に寄与することを目的に,平成16年設立。平成19年4月に特定非営利活動法人となる。日本が誇る食文化である日本料理の普及に向け,京都の老舗の料理店や料亭の料理人等が京都を中心に幅広い事業活動を展開。市立小学校においても子どもの健全な食生活の実現のため,平成17年度から食育モデル授業を実践。




小学校出前板さん教室

 京都市・京都市中央卸売市場協会主催で,児童にバランスの取れた健康的な食生活を普及・定着させることを目的に,旬の京野菜を使って学習する野菜料理教室,新鮮な魚介類を使って学習する魚料理教室を実施しています。料理教室の際には,京都市中央卸売市場で扱っている京野菜や魚を校内に展示し,学年を問わず多くの児童が食材に触れます。


京都青果合同株式会社等との連携による食育授業

 京都青果合同株式会社を通じて,各都道府県の経済農業協同組合連合会や全国農業協同組合連合会(JA)等と教育委員会が連携し,小学校においてピーマンやミニトマト等の栽培や仕分け等を通じて,子どもたちに食物を育てる大変さや喜びを感じさせ,食に対する興味・関心を高めさせることを目的に実施しています。




「小学生の漬物教室」

 子どもたちが京都の伝統的な食文化である,漬物について学び,漬物づくりを体験する「漬物教室」を京都府漬物協同組合青年部の協力のもと平成26年度より実施しています。

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教育委員会事務局 指導部 学校指導課
電話:075-222-3806
ファックス:075-231-3117