京都市都市計画局所管の公の施設の指定管理者の候補となる団体の選定結果
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2024年10月4日
京都市では、「京都市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例」に基づき、公の施設の指定管理者の候補となる団体(以下「指定候補者」という。)を選定しています。
この度、京都市都市計画局所管の公の施設の指定候補者について、公募を行い、学識経験者等で構成する京都市都市計画局指定管理者選定等委員会(以下「選定等委員会」という。)における意見聴取のうえ、選定しました。
なお、選定された指定候補者については、指定候補者を指定管理者とする議案を本年11月市会に付議し、可決された場合には、指定期間開始時から施設の運営に当たります。1 施設概要
施 設 名 |
所 在 地 |
施設規模等 |
京都市 景観・まちづくりセンター |
京都市下京区 西木屋町通上ノ口上る梅湊町 83番地の1 (「ひと・まち交流館 京都」内) |
敷地面積 約4,770㎡ 延べ床面積 約13,620㎡ (「ひと・まち交流館 京都」) うち管理対象面積 1,463.76㎡ |
京都市 嵯峨鳥居本町並み保存館 |
京都市右京区 嵯峨鳥居本仙翁町8番地1他 |
敷地面積 約1,019㎡ 延べ床面積 約108㎡ |
京都市 久我の杜生涯学習プラザ |
京都市伏見区 久我東町216番地 |
敷地面積 2,870㎡ (「京都市久我のもり図書館」と共用) 延べ床面積 361㎡ |
京都市醍醐交流会館 |
京都市伏見区 醍醐高畑町30番地の1 (「パセオ・ダイゴロー西館」2階) |
敷地面積 約14,500㎡ 延べ床面積 約45,200㎡ (「パセオ・ダイゴロー西館」) うち管理対象面積 2,087.44㎡ |
京都駅八条口タクシー待機場 |
京都市南区 西九条院町9番地の2 |
敷地面積 約770㎡ |
京都駅八条口貸切バス乗降場等 |
⑴京都駅八条口貸切バス乗降場 京都市南区 東九条西山王町32番地 |
敷地面積 約2,010㎡ |
⑵京都駅八条口貸切バス臨時降車場 京都市南区 東九条室町49番地 |
敷地面積 約140㎡ |
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京都市市営住宅(右京区及び西京区管内の公営住宅) |
大覚寺、広沢、嵯峨、蜂ヶ丘、葛野、西大路、西京極、鳥谷、橋向、洛西東新林、洛西北福西、洛西南福西、洛西東竹の里、樫原(※市営住宅の名称) |
管理棟数 108棟 管理戸数 3,850戸 |
施 設 名 |
所 在 地 |
施設規模等 |
京都市醍醐駐車場 |
京都市伏見区 醍醐高畑町30番地の1 (「パセオ・ダイゴロー西館」地下1階及び地上の一部) |
敷地面積 約14,500㎡ 延べ床面積 約45,200㎡ (「パセオ・ダイゴロー西館」) うち管理対象面積 5,964.93㎡ |
2 指定候補者
施 設 名 |
団体名及び代表者名 |
主たる事務所の所在地 |
京都市 景観・まちづくりセンター |
公益財団法人 京都市景観・まちづくりセンター 理事長 髙田 光雄 |
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 |
京都市 嵯峨鳥居本町並み保存館 |
嵯峨野保勝会 会長 井上 清邦 |
京都市右京区嵯峨鳥居本仙翁町17番地 |
京都市 久我の杜生涯学習プラザ |
久我の杜生涯学習プラザ 管理運営協議会 理事長 長谷川 博司 |
京都市伏見区久我東町216番地 |
京都市醍醐交流会館 |
京都市醍醐交流会館コンソーシアム 代表団体 京都醍醐センター株式会社 代表取締役 川端 昌和 |
京都市伏見区醍醐高畑町30番地の1 |
京都市醍醐駐車場 |
京都醍醐センター株式会社 代表取締役 川端 昌和 |
京都市伏見区醍醐高畑町30番地の1 |
京都駅八条口タクシー待機場 |
京都タクシー業務センター 代表幹事 筒井 基好 |
京都市伏見区竹田向代町51番地の5 |
京都駅八条口貸切バス乗降場等 |
タイムズグループ 代表団体 タイムズ24株式会社 代表取締役 西川 光一 |
東京都品川区西五反田二丁目20番4号 |
京都市市営住宅(右京区及び西京区管内の公営住宅) |
京都市住宅供給公社 理事長 岩﨑 清 |
京都市上京区中町通丸太町下る駒之町561番地の10 |
3 指定期間
令和7年4月1日から令和11年3月31日まで
4 公募の概況
(1) 応募団体数及び応募団体名
施 設 名 |
応募団体数 |
応募団体名(応募順) |
京都市景観・まちづくりセンター |
1 |
公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター |
京都市嵯峨鳥居本町並み保存館 |
1 |
嵯峨野保勝会 |
京都市久我の杜生涯学習プラザ |
1 |
久我の杜生涯学習プラザ管理運営協議会 |
京都市醍醐交流会館 |
1 |
京都市醍醐交流会館コンソーシアム |
京都駅八条口タクシー待機場 |
1 |
京都タクシー業務センター |
京都駅八条口貸切バス乗降場等 |
1 |
タイムズグループ |
京都市市営住宅(右京区及び西京区管内の公営住宅) |
2 |
京都市住宅供給公社 株式会社東急コミュニティー |
(2) 募集日程
募集要項の審議(第1回選定等委員会) | 令和6年7月8日 |
要項及び申請書類様式の配布 | 令和6年7月24日~8月26日 |
質疑の受付 | 令和6年7月24日~8月5日 |
質疑の回答 | 令和6年8月16日 |
申請書の受付 | 令和6年8月20日~8月26日 |
審査の実施及び指定候補者の選定 (第2回選定等委員会) | 令和6年9月17日 |
5 選定等委員会委員
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氏 名 |
役 職 等 |
委員長 |
加藤 博史 |
龍谷大学名誉教授 |
副委員長 |
葉山 勉 |
京都精華大学デザイン学部建築学科教授 |
委員 |
宇野 伸宏 |
京都大学大学院工学研究科教授 |
清水 仁之介 |
市民公募委員 |
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新納 麻衣子 |
公認会計士 |
|
檜谷 美恵子 |
京都府立大学大学院生命環境科学研究科教授 |
6 公募施設の選定の概況
⑴ 選定理由について
選定等委員会において、指定管理者としての適格性及び能力、事業運営に関する計画、経営管理に関する計画、管理に関する運営経費の縮減等の審査基準に基づいて総合的に評価し、選考を行いました。
その結果、次の理由により指定候補者とするにふさわしい団体であると評価されました。ア 京都市景観・まちづくりセンター
選定等委員会による指定候補者(公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター)の評価
・ 公益財団法人京都市景観・まちづくりセンターは、京都の美しい景観と質の高い住環境の形成を図るため、住民によるまちづくり活動を支援する目的で設立された団体であり、その目的は、施設の設置目的にも合致しており、京都市のまちづくり施策を推進することが期待できる。
・ 提案されている夜間における開館時間の変更や「京のまちかど展示コーナー」の見直しなどを京都市と連携してしっかりと進めていくことを期待する。イ 京都市嵯峨鳥居本町並み保存館
選定等委員会による指定候補者(嵯峨野保勝会)の評価
・ 嵯峨野保勝会は、地域の景観保存及び活性化を目的に地元住民が自主的に組織した団体であり、地元密着型のユニークな管理の好事例であると言える。
・ 小学生から大学生までを対象としたワークショップなどを開催し、地域を盛り上げるイベントに積極的に取り組むなど、優れた提案がなされている。ウ 京都市久我の杜生涯学習プラザ
選定等委員会による指定候補者(久我の杜生涯学習プラザ管理運営協議会)の評価
・ 平日の夕方から夜間は概ね満室で使用されており、日曜日は映画上映等を積極的に企画し、新規利用者の獲得、施設周知の努力を図っている。
・ 地域の生涯学習の拠点として、地元との連携により、適正に運営できる見込みがある。エ 京都市醍醐交流会館
選定等委員会による指定候補者(京都醍醐交流会館コンソーシアム)の評価
・ 地域の人材や団体と協働した自主事業の展開や、利用者の文化事業の支援により、地域コミュニティの活性化を促す提案となっている。
・ また、子どもから高齢者、障害のある方など、幅広い利用者を想定した提案がされているが、もう少し新規利用者の確保に向けたPRを図ってほしい。オ 京都駅八条口タクシー待機場
選定等委員会による指定候補者(京都タクシー業務センター)の評価
・ 京都タクシー業務センターは京都府内のタクシー運転者の運転者登録を担う事業者であり、個人タクシー運転者を含めたタクシー業界のネットワークを活用して市内タクシー全体の需要分析に努めており、タクシー待機場の指定管理者として適している。
・ これまで当該施設を安定的に運営しているが、インバウンドの増加に伴い、荷物の積み込み時間が多くかかっているため、解消への対策を講じ、収入の増加を図ってほしい。カ 京都駅八条口貸切バス乗降場等
選定等委員会による指定候補者(タイムズグループ)の評価
・ これまでの管理運営の実績、収益や利便性向上のための様々な施策が講じられている点は評価できる。
・ 事故防止の取組は評価できるが、ヒヤリハットやトラブル対応に加え、おもてなしの好事例についてもマニュアル化されるとなお良い。キ 京都市市営住宅(右京区及び西京区管内の公営住宅)
選定等委員会による指定候補者(京都市住宅供給公社)の評価
・ 長年の京都市内における豊富な実績があり、本市住宅政策への理解も適切であると評価できる。
・ 家賃収納率など既に高い実績を上げている点が評価できる。
・ スケールメリットを生かしたコスト削減について努力されている。⑵ 審査結果一覧
審査結果については、報道発表資料のとおり。
7 非公募施設の選定の概況
京都市醍醐駐車場については、本市と京都醍醐センター株式会社(以下「醍醐センター」という。)が共有物として設置した施設です。また、醍醐センターが管理及び運営を行っている施設であるパセオ・ダイゴロー西館内に設置されており、当施設1階の防災センターにおいて遠隔監視することを前提に建設されています。そのため、駐車場管理システム及び防災センター内に設置されている防災・防犯システムを分離して運用することは困難であり、同社が一体的に管理運営する方が効率的な状況です。
これらのことから、京都市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第2条ただし書きに規定する「公募を行わないことについて合理的な理由があるとき」に該当するとともに、選定等委員会においても妥当であるという意見を聴取したことから、当該施設については非公募としました。
なお、非公募とした当施設についても、選定等委員会において、公募施設と同様に、審査を行いました。⑴ 選定理由について
・ 京都市醍醐駐車場の周辺施設を運営する京都醍醐センター株式会社が管理することで、駐車場を含めた施設全体と連動したサービスを提供することができる。
・ これまでの管理実績により、今後も、安定的な施設の運営が見込まれるが、利用台数向上のため、よりPRを工夫し、更なる収益の改善が図られることを期待する。⑵ 審査結果
審査結果については、報道発表資料のとおり。
8 問い合わせ先
都市計画局都市企画部都市総務課(075-222-3610)
9 報道発表資料
発表日
令和6年10月4日
担当課
都市計画局都市企画部都市総務課(075-222-3610)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 都市計画局都市企画部都市総務課
電話:075-222-3610
ファックス:075-222-3689