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近畿運輸局との連携による京都駅における移動経路の分散化等に係る実証事業の実施結果

ページ番号324636

2024年3月29日

 国土交通省近畿運輸局が実施主体となり、秋の観光シーズンにおける観光課題対策(第9弾)として京都市・民間事業者が連携して実施した、「期間限定案内所の開設による移動経路の分散化」及び「臨時手荷物預かり所の開設による手ぶら観光の推進」に関する実証事業(以下、本実証事業)について、アンケート調査に基づく検証結果をお知らせします。

※ 事業概要等については、参考資料「近畿運輸局との連携による京都駅における移動経路の分散化等に係る実証事業の実施結果(速報版)」をご覧ください。

1 アンケート調査の概要

(1)対象

 京都駅から主要観光地へ移動する旅行者(日本人旅行者含む)

(2)日時

 令和5年11月18日(土曜日)、23 日(木曜日・祝日)~26日(日曜日)、12月2日(土曜日)、 3日(日曜日)の7日間 (9時~20時)

(3)場所

 臨時手荷物預かり所(京都駅ビル駅前広場(ホテルグランヴィア京都前))

(4)方法

 手荷物を受け取りに来られた旅行者からの聞き取り等

(5)回収数

 2,124件

2 検証結果の概要

(1)移動経路の分散化(期間限定案内所による効果) 

 バスが混雑する清水寺への移動手段では、約6割の旅行者がバス以外の交通手段を選択され、本事業である移動経路の分散化をはじめ、混雑緩和にかかる各種取組の効果が現れた。

清水寺への移動手段の割合

<清水寺への移動手段の割合>

 清水寺への訪問者のうち、期間限定案内所等のスタッフによる案内により移動手段を選択した方は、鉄道の利用率が高く、“プッシュ型の案内”が有効であることが明確になった。

「自己選択」「スタッフによる案内」別移動手段の割合

<「自己選択」「スタッフによる案内」別移動手段の割合>

(2)手ぶら観光の推進(臨時手荷物預かり所による効果)

 手ぶら観光により、観光の快適性及び利便性が向上し、観光客の行動範囲が広がる可能性が示された。

手荷物預けによる行動範囲の増減

<手荷物預けによる行動範囲の増減>

 手ぶら観光により、観光客がお店などに立ち寄りやすくなり、観光消費額の増加に繋がる可能性が示された。

手荷物預けによる消費額の増減

<手荷物預けによる消費額の増減>

   ※ 詳細な検証結果は以下「事業報告書」をご覧ください。

     http://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/00001_02795.html外部サイトへリンクします

3 実証事業の総括

  • 本実証事業の実施により、期間限定案内所等のスタッフによる“プッシュ型の案内”が、鉄道・地下鉄をはじめ、移動経路の分散化に繋がることが明確となりました。
  • 観光シーズン時における臨時手荷物預かり所の需要があることが確認されるとともに、手ぶら観光が観光客の行動範囲が広げることや、観光消費額の増加に繋がる可能性が示されました。
  • 本実証事業の結果を踏まえ、市民生活と調和した持続可能な京都観光の 実現及び観光客の満足度向上に向け、更に効果的な取組を検討していきます。

報道発表資料

発表日

 令和6年3月29日

担当

 都市計画局 歩くまち京都推進室(TEL:075-222-3483)

 産業観光局 観光MICE推進室(TEL:075-746-2255)

報道発表資料

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お問い合わせ先

都市計画局歩くまち京都推進室 電話:075-222-3483 FAX:075-213-1064
産業観光局観光MICE推進室 電話:075-746-2255 FAX:075-213-2021

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