金閣寺と隣接する市有林で森づくり活動を実施しました!
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2016年3月17日
学生の力による森づくり
活動内容について
本活動は,NPO法人国際ボランティア学生協会に所属する,立命館大学衣笠キャンパスクラブの学生の皆さん(約30名)により実施されました。
活動の前に,京都市森づくりアドバイザー(髙田 研一 氏)から,三山の森林の現状と,森づくり活動の必要性について説明を受け,その後,除伐や下草刈などの作業を実施しました。
「京都市森づくりアドバイザー制度」の利用による森づくり活動
本活動では,「京都市森づくりアドバイザー制度」が利用され,森づくりアドバイザーから活動の場所に応じた森づくりについてアドバイスを得ることができ,今後の活動にも活用されることとなりました。
森づくりの必要性と作業時のポイントについて,「森づくりアドバイザー」の説明を受ける学生の皆さん。
森づくりアドバイザーの指導の下,除伐や下草刈の作業を行いました。
リーダーを中心とした活気溢れるミーティングの様子。
今後の取り組み
今後も立命館大学の学生の皆さんとの協働による,継続した活動を進めていく予定です。
また今回,参加された学生さんから,本活動の感想などについて,コメントをいただきました。
活動の後は,全員で記念撮影を行いました。

宮下祐輔さん(立命館大学 3年)
立命館大学衣笠キャンパスクラブ クラブ長
身近な場所にも,こんなに深刻な問題があるとは思いもよらず,また,山は荒れ果て,人が入りにくい状態でした。
京都の森林保全は,未来に向けてとても重要なことだと思います。今後も精力的に活動していきたいと思います。

田中幹人さん(立命館大学2年生)
今回の活動を通じて,初めて森林問題に向き合うことができました。自分たちが主体となって森林保全活動を行うことで,たくさんの人に森林の現状を知ってもらいたいと思います。
また,今後は学生だけではなく,近くにお住いの方とも一緒に活動ができればと思います。
そうすることで,京都の山,日本の山が人の手によって健全な状態へと変化してほしいと思います。

鈴木萌子さん(立命館大学 2年)
今回の活動の前に,なぜ森林が不健全な状態に陥ってしまったのか,どうすれば健全な状態に戻すことができるのか,また,何のために私達はこのような活動を行うのかについて議論を重ね活動に臨みましたが,想定外の不健全な森林の現状に,人の手による森林保全の必要性と責任を痛感したと同時に,自分達の手によって健全な状態に戻っていく未来の森林を想像しワクワクしました。
私達の思い描く森林の未来像を今後の活動の源として,森林再生に向け,一歩ずつ取り組んでいきたいと思います。
お問い合わせ先
京都市 都市計画局 都市景観部 風致保全課
電話: 075-222-3476
ファックス: 075-213-0461