シンポジウム「三山におけるこれからの森林景観づくり～北山から発信する森づくり活動～」を開催しました！

　　平成25年11月24日，上賀茂神社（賀茂別雷神社）庁屋（ちょうのや）にて，シンポジウム「三山におけるこれからの森林景観づくり～北山から発信する森づくり活動～」　を開催しました。約100名の御参加があり，「協働による森林景観づくりの大切さ」を共有することができました。

　≪第1部≫

　　上賀茂神社宮司　田中安比呂氏から「上賀茂神社と森林との関わり」と題して，御神体である「神山」における式年遷宮のための植栽活動や，葵プロジェクトによる二葉葵の生育活動について基調講演いただきました。

　≪第2部≫

　「北山から発信する森づくり活動」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。

　髙田研一氏のコーディネイトの下，森林所有者や地域活動・ボランティア等に携わる方々から，それぞれの森づくり活動の現状や抱えている課題などについて報告いただいた後，「京都市三山森林景観保全・再生ガイドライン」の基本理念や基本方針を踏まえながら，これからの森づくりのあり方について熱心な討論が行われました。　

≪その他≫

会場付近では，KESCプロジェクトわきの山チーム，京都伝統文化の森推進協議会及び財団法人京都市森林文化協会による森林再生活動に関するパネル展示等を実施し，皆さまにご覧いただきました。

　　なお，このシンポジウムの様子は民間の動画共有サイト「Ustream（ユーストリーム）」からの動画配信にてネット上で公開しています。

　　アドレスは，http://www.ustream.tv/user/kyoto-shiminsanka